自転車で病院に行くとき、神社の境内をショートカットしていくのですが、きょう、境内の大木の椎の木の実が落ちているのを見つけました。
病院の帰り、拾ってきました(右の丸っぽいほう)。
ついでに、病院の横にある白山神社にも 別の種類のシイがあることを思い出して、これも拾ってきました。
(左の長細いほう)
「シイ属は主にアジアに約100種類が分布、日本はこの属の分布北限となり2種が自生する。」(wiki「シイ」)
シイ属は学名をCastanopsis といい、Castanea(栗) + opsis (似る)を語源としています。
スダジイ
「スダジイ(ナガジイ、イタジイ、Castanopsis sieboldii)- シイ属の中では最も北に進出してきた種であり、大きな木では、樹皮に縦の割れ目を生じる。福島県、新潟県の佐渡島にまで生育地がある、果実は細長い。」(同上)
スダジイは当地では 比較的珍しいと思います。私も子供のころはよく椎の実を食べたのですが、ツブラジイばかりでした。もしかすると スダジイも見てたのかもしれませんが、ちょっと長細くてツブラジイより大きめなので、「食べる椎の実」と思ってなかったのかもしれません。
やや大味かもしれませんが、ちゃんと椎の味がします。
ツブラジイ
「ツブラジイ(コジイ、C. cuspidata)- 関東以西に分布する。果実は球形に近く、スダジイに比べ小さい。」(同上)
「古くは単に椎(しい)とよばれ、『万葉集』にも歌われている。」(wiki「ツブラジイ」)
子供のころは 椎の実は拾ってその場で食べることがほとんどでしたが、最近では アルミホイルに包んでオーブントースターで1分弱、炒ってから食べます。
炒りたての椎の実の味は 属名の通り Castanea(栗)に opsis (似る)です \(^o^)/
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