アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

メガルカヤ - イネ科

2021-10-28 09:59:19 | みんなの花図鑑

カルカヤは「刈る茅」で、昔は茅葺屋根のために刈り取る草をすべて「カルカヤ」と呼んだようですが、狭い意味でカルカヤと言った場合には、このメガルカヤのことだったようです。
(いっしょに写ってるのは イネ科スズメガヤ属のカゼクサ




「葉の基部と葉鞘に長い毛がある。」(芝地の雑草の見分け方と防除「(21) メリケンカルカヤ」)




「1つの小穂に見えるが、中には6個の小穂があり、その内真ん中の1つだけに、長く赤っぽいがあり、結実する。」(同上)

芒(のぎ) 稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。分類上重要。(デジタル大辞泉)



「小穂は長さ約1㎝で芒は太く軟毛がある。」(同上)





学名は Themeda triandra Forsk var. japonica Makino
長いので 単に Themeda japonica とも。

Themeda f<ar Ar植物名 thaemed由来。イネ科




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メガルカヤは在来種です。
1940年ごろ、愛知県で確認されその後すさまじい勢いで各地に広がっていったメリケンカルカヤに駆逐される恐れがあります。




茎に節が見えます。イネ科の特徴の一つ、中空茎。そういえば、タケもイネ科でした。








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