![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a5/cb4ba70bea0bcfdc71a12896994d482d.jpg)
私、また、大きな勘違いをしていたようです。
冒頭のピンク色の花弁のシャリンバイですが、以前これを取り上げたとき、「私はこれからこのピンク色をしたシャリンバイをオキナワシャリンバイと呼びます」と宣言していたのですが、どうやらそれは誤解だったようです。
シャリンバイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/89/e76ef1f8917802f122554338a0828480.jpg)
その話題はあとにして、まずよく見る白い花弁のシャリンバイです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ca/f501b4fbb5115021143a2194b6146062.jpg)
葉が丸いのでマルバシャリンバイ?
いいえ、シャリンバイの葉はみなマルバで、こんな風ですよ
(マルバシャリンバイやタチシャリンバイと区別していたこともあるが現在では区別しない。)(三河の植物観察「シャリンバイ」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6f/85ba4f3cac0320723446d0dfae66880e.jpg)
咲き始めの花は混りっけなしの白です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/68/665002c3ee0998988635e3120e5c107d.jpg)
植わってる場所ですが、たとえば、こんな風に植えられています(安城総合運動公園・名鉄沿線)。
積極的に花を楽しむ木というよりは、丈夫な性質を見込んで道路沿いの目隠しや植えつぶしに使うことが多い。背丈もあまり大きくならないため、高速道路の中央分離帯など、維持管理に手間をかけたくない場所に植えられる。(庭木図鑑 植木ペディア「シャリンバイ」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/da/298d6c09da0fa03d669d43c990e14d6b.jpg)
「学名は以前はRhaphiolepis umbellataとされていたが、現在ではRhaphiolepis indicaに含めるか、あるいは変種とされている。」(三河植物観察「シャリンバイ」)
属名の Rhaphiolepis は rhaphis(針) + lepis(鱗片) より(語源辞典)。
旧種小名の umbellata は 「散形花序の」の意。
新種小名の indica は 「インドから」の意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/28/1bfe1bbf3d3435e7a55874f63cd80502.jpg)
5弁花で、花弁は、先端が丸いものと尖り気味のものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/38/b0f9ec4074318a899a0686ad87267636.jpg)
雄しべはたくさん(20前後)あります。
雌しべは1本ですが、花柱は2裂します。
ベニバナシャリンバイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/db/8d3517381b7e0a9b431add3b61880ac8.jpg)
さて本題の、花弁がピンクのシャリンバイですが・・・
はじめてこの花を見たとき、Google Lens で検索して何回聞いても「モッコクモドキ」と言ってきたのが勘違いの初めでした。
シャリンバイ、オキナワシャリンバイ - 樹に咲く花14
へぇー、「モッコクモドキ」という特別の名前があるんだ、と思い、さらに検索したら「別名 オキナワシャリンバイ」とあって、
てっきりピンクの花弁のシャリンバイを「オキナワシャリンバイ」と言うんだと勘違いしたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/38/d061deb4e1ed9bd9b2f0138a8b94831d.jpg)
たとえば、こんなふうに植えてあります(安城総合運動公園)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e3/ad7896d5a0f4c391692a849a005090ec.jpg)
あるいは別の場所ではこんな風に植えてあります(とある遊歩道にて)。
最近の人気で、小学校の生垣にも使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ea/8f65fc4f6d6ae44a5a60af60299c9753.jpg)
白も含めて総称シャリンバイのことを「モッコクモドキ」と呼ぶ地方があるんですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d8/0e370d8655b5823513d6b9b3e7a37a1f.jpg)
しかしシャリンバイとモッコクとでは多少葉に似たところがあるにしても、花も実も全然違うので「モッコクモドキ」なんてイカサマみたいな名は、私としては絶対却下です。(ウンナンオウバイのことをオウバイモドキと呼ぶのも許しがたいことです。なぜそう簡単にモドキで済ますのでしょう あさってから新型コロナはインフルモドキって呼びますか (´v_v`))
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/64/46a9ef2cae1817608a1432fa1042cea6.jpg)
まあそういうわけで、赤でも白でもシャリンバイはシャリンバイですが、強いて名前をつけるなら
「ベニバナシャリンバイ」
としておきましょう。
「【シャリンバイの品種】
・ベニバナシャリンバイ
ほんのりとピンク色をした花が咲く品種。」(庭木図鑑 植木ペディア「シャリンバイ」)
.
冒頭のピンク色の花弁のシャリンバイですが、以前これを取り上げたとき、「私はこれからこのピンク色をしたシャリンバイをオキナワシャリンバイと呼びます」と宣言していたのですが、どうやらそれは誤解だったようです。
シャリンバイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/89/e76ef1f8917802f122554338a0828480.jpg)
その話題はあとにして、まずよく見る白い花弁のシャリンバイです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ca/f501b4fbb5115021143a2194b6146062.jpg)
葉が丸いのでマルバシャリンバイ?
いいえ、シャリンバイの葉はみなマルバで、こんな風ですよ
(マルバシャリンバイやタチシャリンバイと区別していたこともあるが現在では区別しない。)(三河の植物観察「シャリンバイ」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6f/85ba4f3cac0320723446d0dfae66880e.jpg)
咲き始めの花は混りっけなしの白です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/68/665002c3ee0998988635e3120e5c107d.jpg)
植わってる場所ですが、たとえば、こんな風に植えられています(安城総合運動公園・名鉄沿線)。
積極的に花を楽しむ木というよりは、丈夫な性質を見込んで道路沿いの目隠しや植えつぶしに使うことが多い。背丈もあまり大きくならないため、高速道路の中央分離帯など、維持管理に手間をかけたくない場所に植えられる。(庭木図鑑 植木ペディア「シャリンバイ」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/da/298d6c09da0fa03d669d43c990e14d6b.jpg)
「学名は以前はRhaphiolepis umbellataとされていたが、現在ではRhaphiolepis indicaに含めるか、あるいは変種とされている。」(三河植物観察「シャリンバイ」)
属名の Rhaphiolepis は rhaphis(針) + lepis(鱗片) より(語源辞典)。
旧種小名の umbellata は 「散形花序の」の意。
新種小名の indica は 「インドから」の意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/28/1bfe1bbf3d3435e7a55874f63cd80502.jpg)
5弁花で、花弁は、先端が丸いものと尖り気味のものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/38/b0f9ec4074318a899a0686ad87267636.jpg)
雄しべはたくさん(20前後)あります。
雌しべは1本ですが、花柱は2裂します。
ベニバナシャリンバイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/db/8d3517381b7e0a9b431add3b61880ac8.jpg)
さて本題の、花弁がピンクのシャリンバイですが・・・
はじめてこの花を見たとき、Google Lens で検索して何回聞いても「モッコクモドキ」と言ってきたのが勘違いの初めでした。
シャリンバイ、オキナワシャリンバイ - 樹に咲く花14
へぇー、「モッコクモドキ」という特別の名前があるんだ、と思い、さらに検索したら「別名 オキナワシャリンバイ」とあって、
てっきりピンクの花弁のシャリンバイを「オキナワシャリンバイ」と言うんだと勘違いしたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/38/d061deb4e1ed9bd9b2f0138a8b94831d.jpg)
たとえば、こんなふうに植えてあります(安城総合運動公園)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e3/ad7896d5a0f4c391692a849a005090ec.jpg)
あるいは別の場所ではこんな風に植えてあります(とある遊歩道にて)。
最近の人気で、小学校の生垣にも使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ea/8f65fc4f6d6ae44a5a60af60299c9753.jpg)
白も含めて総称シャリンバイのことを「モッコクモドキ」と呼ぶ地方があるんですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d8/0e370d8655b5823513d6b9b3e7a37a1f.jpg)
しかしシャリンバイとモッコクとでは多少葉に似たところがあるにしても、花も実も全然違うので「モッコクモドキ」なんてイカサマみたいな名は、私としては絶対却下です。(ウンナンオウバイのことをオウバイモドキと呼ぶのも許しがたいことです。なぜそう簡単にモドキで済ますのでしょう あさってから新型コロナはインフルモドキって呼びますか (´v_v`))
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/64/46a9ef2cae1817608a1432fa1042cea6.jpg)
まあそういうわけで、赤でも白でもシャリンバイはシャリンバイですが、強いて名前をつけるなら
「ベニバナシャリンバイ」
としておきましょう。
「【シャリンバイの品種】
・ベニバナシャリンバイ
ほんのりとピンク色をした花が咲く品種。」(庭木図鑑 植木ペディア「シャリンバイ」)
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アブリルさんもGoogleレンズで・・・
私だけじゃなかった!安心しました。
ピンクのシャリンバイは可愛いですね~
高速道路の分離帯って、なんだかシャリンバイが可愛そう!
「○○風」と同じく「○○もどき」と付けるのは便利だから?
間違っても許されそう?
えぇ、Google Lensのおかげでずいぶん楽になりました!(^^)!
PCの Google画像検索では「植物です」とか
まったくお門違いの候補続出でしたもの。
私は昔は図鑑を引かずに、ネットの掲示板にお尋ねしていましたが、
よく「花だけじゃなく、葉とか草丈とかを情報として出さないと!」と叱られましたよ
こんな花だけの画像で、結構正解が得られるなんて便利な世の中になったものです(^_-)-☆
でも・・・
やっぱりふさわしくない名前は定期的に変更してほしいなと思う…
今日このごろです\(^o^)/