当初の目的は達成しましたが折角、下北沢に来たのですから町並みを楽しみたいと思います。
町自体は大きくはなく歩いてすぐ住宅街になります。
昔から学生が多い町で大学に行っている頃、みんなお金が無かった。
でもなんとか安い店を探しては毎日のように飲み歩いていました。
これは社会人になってもしばらく続いていました。
「本多劇場」付近に出てきました。
小田急線の線路沿いにある昔の飲み屋街、
驚きました!!
昔のままの姿で残っています。
中は「本多劇場」の関連施設として使われているようです。
この店も健在!!
飲んだ後、良く食べに行きました。
当時の一番メニューは「江戸っ子ラーメン」
普通の醤油ラーメンにキムチが入っているシンプルな味でした。
仲間には激辛好きが多かった。
普通はラー油を何滴か入れて満足。
しかし我が仲間達はラー油の入れ物を手に持ちます。
2~3人まわると無くなってしまいお店の人に
「ラー油お替りお願いします」
を何回か繰り返します。
お店の人も呆れ顔!!
線路の反対側に出てきました。「ピーコック」のあるほうですね。
無いですね~。
こちらにもありません。
発見!! 「生地屋」です。
はるか昔、「下北」は「生地屋」が一番有名でした。
今、世界で活躍する日本人のデザイナーの人達が 目黒 のあの学校や
新宿のあの学校で勉強している頃、この町に生地を買いに来ていました。
その数、10軒近くあったでしょうか。
まだ少しは残っているとは思っていましたがまさか一軒だけとは。
「駅前の市場」
良かった、まだ残っていました。
はるか昔、地上げの話がありすでに立ち退き変わってしまったかと思っていました。
かなり歯抜け状態になっていてお店の数が激減していました。
昔、普通の市場とは違い、当時、珍しかった「Gパン専門店」や「生地屋」、「アクセサリーなどの小物屋」、「輸入化粧品」などユニークな店が多く、丁度、「アメヨコ」のような市場でした。