参照記事:07月13日 15時21分NHKJP
西日本ジェイアールバスは、原油価格の高騰などの影響で京阪神と四国や淡路島を結ぶ高速バスについて、ことし9月から値上げすることを明らかにしました。
片道運賃で平均10%程度の値上げになるということです。
発表によりますと、西日本ジェイアールバスは、京阪神と、四国や淡路島を結ぶ高速バスの6路線について、ことし9月1日の乗車分から値上げするとしています。
対象となるのは、▼大阪・京都・神戸の各都市と高知や松山を結ぶ路線、▼大阪・神戸と高松を結ぶ路線、▼大阪・神戸と淡路島の洲本を結ぶ路線などあわせて6路線です。
値上げ幅は片道運賃で最大1050円、平均では10%程度になるとしています。
理由について、会社では、新型コロナの感染拡大で利用客が減少したことに加えて、原油価格の高騰の影響が長期化しているためとしています。
また、神戸と淡路島を結ぶ高速バス路線について、西日本ジェイアールバスを含む4社は、来年春からの共同運行を(2023年)目指すことになりました。
これまで、会社によっては乗車券の相互利用ができない状態でしたが、共同運行が実現すればすべての会社の乗車券が相互利用できるようになる見通しです。