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台湾鉄道初のVIPラウンジ、花蓮駅にお目見え 月末に供用開始

2020年12月04日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台湾鉄路管理局初のVIPラウンジのイメージ



(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の花蓮駅(花蓮市)に、台鉄初のVIPラウンジが設けられる。高級路線の観光列車「鳴日号」の初運行に合わせ、今月末に供用開始される見通し。台鉄の張政源(ちょうせいげん)局長が2日、台湾鉄道観光協会主催の交流フォーラムで明らかにした。

航空会社のVIPラウンジを手本として設計された室内には、テーブル席やカウンター席などがあり、無線LAN(Wi-Fi)や充電用コンセントなどが整備されているほか、軽食も取れる。有料制で、運営は民間企業に委託する。暫定的な利用可能対象は、台鉄の会員や観光客、観光列車の乗客、地元の宿泊業者。今後は、南港(台北市)、新烏日(台中市)、新左営(高雄市)、枋寮(屏東県)、羅東(宜蘭県)、基隆(基隆市)、台東(台東市)各駅に順次設置される予定。

鳴日号は、急行「莒光号」をリニューアルしたスタイリッシュな観光列車。民間旅行会社を介して販売される2泊2日の初日の出ツアーでデビューし、今月31 日に北部・中部から東部へと向かう。

張氏は、台鉄が今後重点を置く経営戦略の一つは「魅力向上」だと強調し、駅の美化や列車、接客サービスなどのグレードアップに意欲を示した。


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