うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

一つ一つ:3

2011年09月24日 | 忘れかけていたこと

[開始]ボタンですぐにチェックディスクが始まるかと思ったら、警告が出た。
「動いているプログラムがあるからこのままではできない、次の再起動のときに実行するか」というようなことを聞いている。

とにかくやると決めたことなので「はい」と返事をしておき、エクスプローラ画面も閉じて、終了オプションから「再起動」ボタンを押す。

ウィンドウズが閉じたあたりで画面が真っ暗になった。
起動のときにロゴを出したり引っ込めたりするのは余計なことなので、それをさせないようにしてあって、画面が暗くなるのは承知の上だったが、いかにも暗天が長い。

芝居で、開演前や幕間に、幕を閉めずに暗くしたまま舞台の準備や模様替えをする演出家がいた。
真っ黒な人が暗闇の中を行ったり来たりしているのを眺めていると、それはそれで面白みもあるのだが、パソコンの真っ暗闇は、左上に方形のポインターが点滅しているだけで、まったく様子が察知できない。とにかく何も見えない。

むかし高速は東名しかなかったころに、神奈川から白馬まで4台で出かけたことがあった。途中何やかやで塩尻峠を越えるころすでに日没、真の闇の糸魚川街道を走った、そのことを思い出す。

しばらく待ったがまったく状態が変わらないので、いったん強制停止。
30秒ほど待って電源スイッチを入れなおす。
起動の途中でやはり暗黒が続く。これは多分開演前のあの暗黒と同じで、何もしていないのではない、と思うことにする。

信じて待つ、それしかなかろうと本を読み始め、ときどき画面を見るように、しかしあまり気にしないようにして30分あまり、ちかちかと何かが始まった。
やれやれ、これでセーフティモードに戻らなくても済みそうか。