内臓電池を取り替えてパソコンが復活したと報じたら、コネクタの接触不良も故障の因になるぞとHaさんから教えていただいた。
そう言われてみると、はずした電池の電圧を測ったとき、3ボルトをちょっと下回るぐらいの電圧はあったような、あやふやな記憶がある。
ことによると電池が原因ではなかったのか。
もっとも、電池が弱ってくると、どこにもつながってないときは仕事をしないから元気なふりをしていても、どこかに電気を送って仕事を始めるとカクンと電圧が落ちて役立たずになることもあるので一概には言えない。
確かに、たいがいのものの故障は境い目つなぎ目で起きる。
ものだけではない。戦争は国の境い目で起こり、人付き合いもことばのつなぎがうまくいかなければいさかいになる。
電気の流れるところも、つなぎ目がぴたっといってないとそこで熱が起きる。
つなぎ目で起きた熱はすべて損失、得られるものは何もない。
ごく弱い電気の場合は流れが止まってしまうことさえある。
つなぎ目をきれいに保つ接点復活剤という薬剤がある。
いろいろある中で、少し値が張るがケイグの「GOLD」というのがパソコンなどにはよさそうである。
一缶買って家中の電気のつなぎ目を全部きれいにしてやろうかなどと考えている。