瀕死のパソコンは生き返ったが、原因は確定できないままでいる。
故障が起きたとき、原因をはっきりさせないと困るのは、回復させる方法を見つけたい場合と、それが自分の所有物でなく説明が必要な場合である。
自分の持ち物であれば説明は要らない。
回復できればことは終わりなのだ。
また故障が起きたときのために、原因がはっきりしているほうがよいではないかとも言えない。
こういう目の回りそうな部品数の多い物の場合、同じ故障が起きる確率は、目を細めるほどごくわずかでしかない。
内蔵電池が切れるとどうなるかというWeb記事があった。
TuneUp ≫ 6100 ≫ 内蔵電池が切れた?
http://www.club6100.net/?TuneUp%2F6100%2F%C6%E2%C2%A2%C5%C5%C3%D3%A4%AC%C0%DA%A4%EC%A4%BF%3F
▼日付や時刻を設定しても、電源を落すと元にもどってしまう。
▼起動音は聞き取れても、画面は真っ暗。
▼起動音も聞こえず、ディスクも回らず、お手上げ。
という具合に症状が進んでいくという。
時計が狂い始めたら内蔵電池の寿命とみてよさそうなのだが、「電池が切れると 1999/1/1」になるようだとHさんから教えていただいた。
電池は早めに交換、気になる人は普段からときどき電圧を計っておこうと推奨する人もいるが、分解点検や測定がよほど好きでなければそんなことはしていられない。
時計がおかしくなったら気をつける。
動かなくなって廃棄前に、内蔵電池を取り替えてみる。200円もかからないから。
そんなことを心がけようと思う。
電池が原因でなかったら、あの故障は何だったのだろうか。
叩けば直ったのか。
しかし、故障で収穫はあった。
冷却ファンに溜まっていたほこりを掃除できたことだ。
♪ 去年より、ずっと、きれいになった。