うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

配信業というお商売

2012年11月08日 | 千差万別

S社からのアップデイト情報がポップアップで現れました。

はいそうですかと、いきなりインストールしては危険なので、こういう場合はダウンロードの途中まで行って確かめることにしています。

プログラムをダウンロードするときには、「実行する」か「保存する」かのボタン入りの窓が現れるので、そこでファイル名を読みとります。

a1763.g.akamai.net となっていました。

akamai を知らなかったので、S社のサポートページを見ると、こう書かれています。
「弊社ではアカマイ社が提供しているサーバーを使用してアップデータやダウンロード版を配信しています。
そのため、「a1763.g.akamai.net」が配信元と表示されます。」

akamai に赤米を連想したのですが、関係ありませんでした。

アカマイ社は、世界随一とも言われる高速ネットワークを持った配信屋でした。
情報を受け取るユーザーのIPアドレスをみて、世界中に分散配置されているサーバーのどれがいちばん近いかを見極め、そこから配信するシステムを作っているそうです。
注文した品物を遠方まで取りに行かなくても、近所の店で受け取れる セブンイレブンのシステムにどこか似ています。

顧客の代表格はアメリカ国防総省、日本放送協会、これならまあ大丈夫だろうと保存のボタンを押しました。
しばらく待っても動きません。
世界随一には世界中から、さあよこせと一度に言ってくるので、行列になるときもあるのかもしれません。


インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―
あきみち,空閑 洋平
オーム社