外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

貨物鉄道の話題

2010-10-10 18:37:16 | 社会全般
三連休二日目の今日も朝まで雨。
注目の法明戦も、2日連続で雨天中止となってしまいました。

でも、昼前には雨は上がりましたので、明日は好天の1日が期待できそうです。
パリーグのクライマックス・シリーズ。
今日も、凄い熱戦でした。
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さて、新幹線を延伸する一方で、一般鉄道事業を次々に縮小している日本のJR各社の姿勢に、以前にも疑問を呈しました。

貨物輸送にいたっては、「JR貨物が勝手にやったら」とでも考えているという印象で、全く眼中に無いようです。

最近の国土交通省の資料によれば、日本国内の貨物輸送実績で、自動車が全体の61%を占める一方、鉄道は4%に過ぎません。


ところが、アメリカの貨物輸送のシェアをみると、鉄道が40%でトップ。
自動車は28%に過ぎません。
そして、鉄道貨物のシェアは今も増加傾向にあります。


日本経済のリーダー格であるトヨタ、あるいはセブンイレブンなどの企業が、少量高頻度の貨物輸送を必要とするビジネスモデルであったために、それに対応しきれなかった鉄道貨物は主役の座を自動車に譲りました。

明治以来、先人たちの努力で築き上げた一般鉄道インフラを維持しようとせずに、高規格の自動車道路を建設し続け、加えて貨物列車の運行が難しい新幹線を延伸していく方向性は正しいのでしょうか。
環境を重視しなければならない、そして財政も逼迫している現在の日本に、本当に適ったものなのでしょうか。

日本でも、鉄道による貨物輸送をもっと増強させるべきだと私には思えてなりません。

話は脱線しますが、日本の貨物列車は殆どがコンテナを運ぶだけで、一昔前より眺める楽しみが減ってしまいました。
アメリカの鉄道は、今もバラエティーに富んだ有蓋貨車が健在で、踏切で眺めていても実に楽しいです。

※写真は「アメリカ鉄道大全」(旅行人)からお借りしました
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出雲駅伝_コース別

2010-10-10 17:16:29 | 大学駅伝
明日の午後1時から、フジテレビ系列で出雲駅伝が中継されます。
先ほどenjinさんからお知らせいただいたメンバーを、区間ごとに割り振ってみました。

先にエントリーされていた10選手の中から、6人が区間エントリー、2人が補欠、残る2人は外れました。
早稲田は、全区間で、三年生以下の若いスピードのある選手が配置されました。

1区:8.0km(3年、矢澤、多摩高)
出雲大社→出雲市役所

2区:5.8km(1年、大迫、佐久長聖)
出雲市役所→斐川直江

3区:7.9km(3年、八木、西脇工業)
斐川直江→平田中ノ島

4区:6.2km(2年、佐々木、佐久長聖)
平田中ノ島→鳶巣コミュニティセンター前

5区:6.4km(1年、志方、西脇工業)
鳶巣コミュニティセンター前→島根ワイナリー

6区:10.2km(2年、平賀、佐久長聖)
島根ワイナリー→出雲ドーム

補欠:猪俣(4年、会津高)、三田(3年、豊川工業)
※北爪(4年、早実)、前田(2年、小林高)は外れました


川嶋伸次さん(日体大OB。旭化成。シドニー五輪マラソン代表)のお話によれば、各校は夏合宿での走り込みを終えてスピード練習に移行するのが今の時期なのだとか。
したがって、出雲駅伝に照準を合わせて調整するというよりは、現状で勢いのある元気な選手を起用するということが多いそうです。また、箱根の山登りなどを念頭に置いて、出雲を回避して有力選手を別メニューで調整させるチームもあるとのことです。


とはいえ、1区に矢澤、最長区間の10区に平賀という配置は、今季の早稲田のチームの形を表しているような気がいたします。

渡辺康幸監督は、今季の目標は大学駅伝三冠と、高らかに宣言しています。

ガンバレ早稲田!
Comments (3)
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