外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

稲門祭

2010-10-17 22:04:19 | 大学駅伝
早明二回戦のサヨナラ勝利を見届けた後、稲門祭が開催されている早大キャンパスに移動しました。

まず「早稲田スポーツを語る」と題して、河野洋平さん、奥島康隆さん、中竹竜二さんの座談会。
まず、司会から「本日の早立二回戦は、早実出身の山田くんのサヨナラ本塁打により、早稲田が連勝しました」との報告があり、場内から大拍手が巻き起こった後に、トークショーが始まりました。


河野さんは、
「一部の大学は、インカレを軽視して、駅伝の練習に専念していたりする。でも早稲田の競走部は、インカレで日本一になること、加えて箱根駅伝でも優勝することを目標としている」
「全国津々浦々のOBのネットワークを機能させて、多少の入試のリスクを乗り越えてでも早稲田でやろうと有望な高校アスリートに志してもらうことが必要」と説かれました。

中竹さんは「学生たちに、勝つことだけが我々の目標であり、君たちの人間形成には何の興味もないと伝えた。しかし、勝利を追求する中で、最終的に文武は一致するものと考えている」

私個人としては、奥島さんの次のような言葉が心に響きました。
「大学の使命はリーダーを育てて社会に送り出すこと」
「リーダーは、知性と野性とを併せ持っていなければならない。そのための学生スポーツだ」
「イギリスの貴族は、戦いの時は最前線に立ち、平時は社会のために汗をかく。だから、パブリック・スクールでは午前中に勉強、午後はスポーツに割り当てられる」
「アメリカの私学で、スポーツを軽視している大学はない。リーダーには野性も必要だからだ」
「早稲田の現状をみると、学術面で大したことをやっていない教授たちに限って、ペーパー試験での入試の点数に固執する」
「付属高校を増やすのも、早稲田スポーツ強化につながると考えた結果だ」

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続いて、瀬古、花田、櫛部、渡辺という、早稲田が生んだ陸上長距離の往年のスター選手たちが登壇し、トークショーが始まりました。


期待どおり、爆笑の連続となり、最後は、花田くんの次のような言葉でビシッと締まりました。
「早稲田の競走部の選手たちは目標が高い。箱根駅伝での勝利の先に、世界を見据えて練習している」
「だから、早稲田は、他の大学からみて、常に目標とされる存在なのだ」

今年の早稲田は期待できます。
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サヨナラで勝ち点4

2010-10-17 20:28:50 | 大学野球
2対2のまま延長戦に突入した早立二回戦は、山田くんの劇的なサヨナラ本塁打が飛び出して、早稲田が四つ目の勝ち点を獲得しました。

昨日の宇高くんに続いて、今日も四年生の山田くんが勝利に貢献する殊勲打を放つ。
まさに秋の大学野球です。

先発の福井くんは、ストレートの球威は十分なるも、変化球の制球が今一つという、ある意味で彼らしい投球。
それでも2対2の同点で5回を投げ切りました。

6回から継投した大石くんは、出来の良いイニングと悪いイニングがはっきりしていましたので、トータルでは良い出来ではなかったように感じます。
それでも、追加点を許さなかったのですから、大したものです。

これで勝ち点4。
ここまできたら、宿敵・慶応からも勝ち点を取って、勝ち点5の完全優勝を達成してもらいたいですね。
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