ソフトバンクの細山田武史捕手が支配下登録されました。
今夜のナイトゲームで、さっそく一軍ベンチ入りしています。
ニュースへのリンク
私が細山田くんと初めて話したのは2004年、彼が高校2年生から3年生に進級する直前の春休み。
早稲田の沖縄キャンプでのことでした。
浦添市民球場で早稲田の練習を見学していると、三塁側ベンチ前で笹沢学捕手(帝京ー早大ー西濃運輸)が見慣れぬユニフォームを着た選手とキャッチボールしていることに気がつきました。
その選手は、強肩と定評のある笹沢くんよりも、更に強い球を投げています。
それが細山田くんでした。
練習後のベンチ裏で、「大学の練習は、どうだった?」と細山田くんに話しかけました。
すると「高校(鹿児島城西)では監督1人を中心に練習が動いていますが、早稲田では学生コーチも分担しているので、様々な練習が同時並行で進行していることに驚きました。」との答え。
しっかりした話しぶりに感心しました。
この時の練習においでになっていた大先輩 広岡達朗さんが「このキャッチャーは絶対に獲得すべき」と野村徹監督に進言されたそうです。
そして、その夏の高校生練習会でも細山田くんは実力を発揮し、いわゆるスカウト枠で早稲田への入学が決まりました。
入学後の活躍は、ここで書くまでもありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ca/74ada0b9345ecd353f1e5898fed0d890.jpg)
キャッチングとリードに定評のある細山田くんですが、肩を傷めて以来、苦しい境遇を余儀なくされています。
それでも一軍から声がかかるのですから、彼の地力は高く評価されているのだと思います。
今回 巡ってきたチャンスを活かして、1試合でも多く、一軍で実績をあげてもらいたいですね。
========
週刊ダイヤモンドに、気になる記事がありました。
「自衛官戦死 日本は耐えうるか」というタイトルです。
記事へのリンク
この記事で指摘されているように、自民党が進める新たな安全保障法制において、私たちは戦死者の発生を覚悟しなくてはなりません。
筆者の田岡さんによれば、オーストラリア軍の例を参考にすると、治安維持活動に自衛隊1千人を派遣すると18名の戦死者が生じる計算になると。
それが国際社会における日本の果たすべき責任だと言われれば、その通りなのかも知れません。
しかし、第二次大戦後、公式な戦死者はゼロとされてきたのですから、心情的には複雑です。
自衛隊の職務に危険が増大すると、入隊を避ける若者が増えるのではないかという意見があります。
しかし、歴史を振り返ると、 国家が軍隊を必要とする時代には優秀な若者が軍人を目指すようになるのです。
優秀な人材が軍隊に集まること自体は、決して悪いことではありません。
しかし、優秀な人材が集まると、ややもするとエリート意識が醸成され、中には国政をも動かそうとする者が現れる。
それも歴史が教えてくれます。
この先、どんな日本社会が待っているのでしょうか。
今夜のナイトゲームで、さっそく一軍ベンチ入りしています。
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私が細山田くんと初めて話したのは2004年、彼が高校2年生から3年生に進級する直前の春休み。
早稲田の沖縄キャンプでのことでした。
浦添市民球場で早稲田の練習を見学していると、三塁側ベンチ前で笹沢学捕手(帝京ー早大ー西濃運輸)が見慣れぬユニフォームを着た選手とキャッチボールしていることに気がつきました。
その選手は、強肩と定評のある笹沢くんよりも、更に強い球を投げています。
それが細山田くんでした。
練習後のベンチ裏で、「大学の練習は、どうだった?」と細山田くんに話しかけました。
すると「高校(鹿児島城西)では監督1人を中心に練習が動いていますが、早稲田では学生コーチも分担しているので、様々な練習が同時並行で進行していることに驚きました。」との答え。
しっかりした話しぶりに感心しました。
この時の練習においでになっていた大先輩 広岡達朗さんが「このキャッチャーは絶対に獲得すべき」と野村徹監督に進言されたそうです。
そして、その夏の高校生練習会でも細山田くんは実力を発揮し、いわゆるスカウト枠で早稲田への入学が決まりました。
入学後の活躍は、ここで書くまでもありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ca/74ada0b9345ecd353f1e5898fed0d890.jpg)
キャッチングとリードに定評のある細山田くんですが、肩を傷めて以来、苦しい境遇を余儀なくされています。
それでも一軍から声がかかるのですから、彼の地力は高く評価されているのだと思います。
今回 巡ってきたチャンスを活かして、1試合でも多く、一軍で実績をあげてもらいたいですね。
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週刊ダイヤモンドに、気になる記事がありました。
「自衛官戦死 日本は耐えうるか」というタイトルです。
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この記事で指摘されているように、自民党が進める新たな安全保障法制において、私たちは戦死者の発生を覚悟しなくてはなりません。
筆者の田岡さんによれば、オーストラリア軍の例を参考にすると、治安維持活動に自衛隊1千人を派遣すると18名の戦死者が生じる計算になると。
それが国際社会における日本の果たすべき責任だと言われれば、その通りなのかも知れません。
しかし、第二次大戦後、公式な戦死者はゼロとされてきたのですから、心情的には複雑です。
自衛隊の職務に危険が増大すると、入隊を避ける若者が増えるのではないかという意見があります。
しかし、歴史を振り返ると、 国家が軍隊を必要とする時代には優秀な若者が軍人を目指すようになるのです。
優秀な人材が軍隊に集まること自体は、決して悪いことではありません。
しかし、優秀な人材が集まると、ややもするとエリート意識が醸成され、中には国政をも動かそうとする者が現れる。
それも歴史が教えてくれます。
この先、どんな日本社会が待っているのでしょうか。