外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

大学ラグビー激闘史

2009-12-25 18:12:14 | 大学ラグビー
1992年度-1996年度における大学ラグビーの名勝負を集めたDVDボックス(五枚組)が発売されました。

ラインアウトから法政・藤原に逆転トライを決められた大学選手権決勝、ノーサイド寸前にトライで試合をひっくり返した小泉組の早明戦など、まだ鮮明に記憶に残る試合が、数多く収録されています。

27日の帝京大学戦に勝った後、1月2日の準決勝までのつなぎに鑑賞しようと目論んでいるので、ぜひ帝京を圧倒してもらいたいのですが。
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箱根駅伝観戦ガイド

2009-12-24 19:16:01 | 大学駅伝
スポーツ報知から、「箱根駅伝観戦ガイド」が駅の売店とコンビニで発売されました。

早稲田については「仕事人集団で17年ぶりの総合優勝に挑む」とあります。

そして、明治についても「充実一途の紫紺軍団が61年ぶり8度目の総合優勝を狙う」と。

駒沢大学、中央大学、大東大と強豪がひしめいていますが、1月2日は、箱根路と国立競技場でのダブル早明戦となるのでしょうか。

区間エントリーが待ち遠しいです。
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公立高校の無償化

2009-12-24 17:11:27 | 社会全般
鳩山内閣で「公立高校の無償化」の実施が決まったと報じられています。

実は、つい最近まで「公立高校の無償化? 公立高校って元々タダみたいなもんじゃないのか」というぐらいの認識しかありませんでした。

そこで調べてみると、現在の都立高校は、年間授業料12万円ぐらい必要だと知り、ちょっと驚きました。

私の高校時代(1971-1974)、都立高校の授業料は月800円! 
緒費用を加えて月1000円強という感じでした。

ラーメンが一杯120円-150円という時代でしたから、一ヶ月あたりの学費はラーメン10杯分もあれば余裕でお釣がくる、良き時代だったわけです。

私の父親に尋ねてみたのですが、「お前の高校の授業料? いくら払っていたのかなあ。全く記憶にないよ」という具合ですから、あまり負担感はなかったのだろうと思います。

それが現在は年間12万円。
私立より遥かに安上がりだとはいっても、都立高校の授業料は過去38年間に12倍も値上がりした計算になります。

公立高校に通う費用がそんなに値上がりしているとは知りませんでした。

一方、38年前の大卒初任給が月4万円。それが2009年に20万円。
初任給の方は、たった5倍の伸びです。
この伸び率を都立高校の授業料にあてばめれば、月4000円(年間4万8千円)で済む計算。
公立の授業料は、このぐらいが上限だろうというのが私の感覚でした。

以上のように考えてくると、「公立高校の無償化」は、かなりインパクトのある決定だと思えてきました。

この施策が恒久的となれば、少子化対策の大きな柱になることは間違いないでしょう。

また個人的には、このところ私立に押されっ放しだった都立高校、中でも母校の青山高校の人気が、もう少し上がってくれたらいいなと。
私たちの時代は、早大学院や慶応義塾高校を蹴って都立に来る生徒が少なくなかったんですから。

都心エリアでは日比谷や戸山あたりが伝統校として受験生に人気が高いようですが、青山も決して負けないぐらい良い学校ですと、愛する母校をPRしておきます。
(*^_^*)
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もう一度「蘇州夜曲」

2009-12-23 13:38:21 | 音楽
今年2月、上海に出張した際に、蘇州夜曲を話題にしました。
記事へのリンク

私のオフィスには、若い中国人スタッフが二人います。
共に明朗な女性で、歌も大好き。

彼女たちに一度「蘇州夜曲」を聴いてもらったことがあるのですが、「メロディが素敵です」と、とても気に入った様子でした。

早稲田の教授であった西條八十さんの詞も、服部良一さんの曲も完璧な出来で、とても1940年(何と70年前!)に作られた唄とは思えない新鮮さです。

ユーチューブで探してみたら、アン・サリーさんの録音が最も私の好みでしたので、リンクを張らせてもらいます。
現役医師でシンガーでもあるというアン・サリーさん。
彼女の透明な歌声が、この名曲に新たな命を吹き込んでくれたように思います。
作品に関する詳しい解説も楽しいですよ。

携帯用リンク

パソコン用リンク


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早慶戦プレイバック

2009-12-23 11:14:41 | 大学野球
四年生の一人から、秋の早慶戦の舞台裏を聞きました。

一回戦に二桁失点で大敗した早稲田。
四年生たちは、リーグ優勝どころか、二回戦に負ければ即ちに引退という危機に追い込まれました。

神宮から東伏見に戻ると、翌日の出場メンバーにより室内で練習が行なわれます。

10月31日も早慶二回戦に備えた練習があり、それを終えた後、暗くなったグラウンドに四年生全員とベンチ入りする三年生以下の部員が揃いました。

「このまま終わってたまるか」「明日、勝って次につなげるぞ!」と大声を出しながら四年生たちは、全員でランニングを始めました。

すると、ベンチ入りしない下級生たちもグラウンドに集まってきました。
暗闇の中を大声を出しながら走る四年生たちを取り囲んで、下級生たちは「頑張れ」「明日、絶対に勝ちましょう」と懸命に声援を送りました。

そのランニングで決意を新たにした四年生たちは、室内練習場に戻り、深夜まで打撃練習を続けました。
ベンチ入りしない四年生たちが打撃投手として最後までつきあったそうです。

果たして、翌日の早慶二回戦で、藤原、大前、山川が意地の一打を放ちました。
あれは、文字通り四年生全員の思いが後押しした、四年生全員で打った、執念の一打だったんだなあと思います。

この一年間、生真面目に野球に取り組んできた四年生たち。

そんな四年生たちの姿を見ていたからこそ、斎藤、宇高ら、三年生以下の部員たちは、試合終了後に「勝てなくて、すみません」「勝って四年生を送り出すことができず、申し訳ありません」と涙を流したのでした。
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ラグビー大学選手権(帝京戦)

2009-12-22 17:52:39 | 大学ラグビー
次の日曜日、四強入りを懸けて強力FWの帝京大学との試合があります。

早稲田のFWがどのような陣容になるのか現時点では不明ですが、耳に飛び込んでくるニュースは、あまり芳しくありません。

一昔前の早稲田ならば、FWが押し込まれる前提で様々なプレーのバリエーションがありました。
あれから時代もルールも変わりましたから、昔のプレーがそのまま通用するとは思いません。
しかし、長年のノウハウで失点を最小限にとどめることは十分可能と信じたいですね。

別の言い方をすると、帝京FWとの四つ相撲になる愚だけは避けてもらいたいです。

ロースコアで僅差の、シビレる試合展開になると思います。
集中力を絶やさず、敵陣でのプレーを心掛けてもらいましょう。

一方、対抗戦グループの盟友である慶応、明治の戦いぶりも気になります。

三校揃い踏みの、華やかなお正月を迎えたいものです。




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奥島先生の最終講義

2009-12-21 18:43:43 | 早稲田大学
早稲田スポーツ中興の祖、奥島孝康先生が定年をお迎えになり、下記の日程で最終講義が行なわれます。

日時:2010年1月23日(土)14:45-16:15
場所:大隈講堂
内容:企業の人的要素について

奥島さんは、宇和島東高校から早大法学部、同大学院に進学。

会社法研究者としての輝かしい功績に加えて、法学部長、そして早稲田の第14代総長(1994年11月~2002年11月)として、学内から新左翼勢力を排除するとともに、国分寺に移転した“新生”早稲田実業を軌道に乗せ、そして低迷を続けていた早稲田スポーツの再建にご尽力された方です。

奥島さんのご英断とご尽力がなければ、野球部・ラグビー部の復活劇は起こり得ませんでしたし、早実野球部の全国制覇もなかったと私は思います。
そして早稲田大学駅伝サポートクラブ(WESクラブ)を起ち上げられたのも奥島さんです。

応援しても応援しても常に他校の後塵を拝する“早稲田スポーツの暗黒時代”。
奥島さんは、あの辛い時代を“過去の出来事”にしてくださいました。

ちなみに、奥島さんが総長に就任された後の成績の野球部とラグビー部の成績です。
最初の4年間と後半の4年間では、明らかに勢いが変わったのが分かります。

1995年:野球部(リーグ戦春3位・秋4位)、ラグビー部(対抗戦グループ3位)
1996年:野球部(2位・3位)、ラグビー部(2位)
1997年:野球部(4位・3位)、ラグビー部(2位)
1998年:野球部(3位・5位)、ラグビー部(3位)
1999年:野球部(優勝・4位)、ラグビー部(4位)
2000年:野球部(3位・4位)、ラグビー部(3位)
2001年;野球部(2位・3位)、ラグビー部(優勝)
2002年:野球部(優勝・優勝)、ラグビー部(優勝)

また、神宮や秩父宮で偶然お会いしても分け隔て無く挨拶してくださいますし、居酒屋で出くわしても「こっちのテーブルで一緒に飲もうよ」とファンや運動部員に声をかけてくださる素晴らしい方です。

そんな奥島さんの最終講義。
万難を排して、大隈講堂に駆けつけたいと思います。

写真は、東京・丸の内仲通りのイルミネーション。
仕事しているのが阿呆らしくなってくる賑わいです。
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高校駅伝&大学ラグビー

2009-12-20 15:41:56 | スポーツ全般
今日は男女の高校駅伝を堪能しました。

全国レベルの選手たちともなると、ジョギングする姿でさえ洗練されていて、"さすが本職"という感じがします。

女子の部では、職場に卒業生がいる縁で、八幡浜と秦野を応援しました。

男子の部は、早稲田への進学が決まっている大迫くんを擁する佐久長聖、志方くんを擁する西脇工業、山野くんがいる仙台育英を応援しました。

何といっても、花の一区で区間賞を獲った、大迫くんの走りが圧巻でしたね。
大迫くんのWのユニフォーム姿を早く見たいものです。

一方、大学ラグビーの二回戦は、帝京が相手と決りました。

慶応と関東学院に勝った帝京の強さは本物です。
早稲田が勝った時も6-3での辛勝でした。

応援も気合いを入れて、正月に駒を進めましょう。


なお、今夜夜10時から、BS日テレで箱根駅伝の出場校紹介の番組があります。
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東伏見&箱根駅伝

2009-12-19 13:53:31 | 大学駅伝
今日(12/19)の東伏見は、グラウンド状態不良のため、練習は室内とブルペンを中心に行なわれました。

元々水捌けの悪い東伏見のグラウンドは、このところの寒波で凍結し、日中は融けて泥となり、夜になると再び凍結してしまうという繰り返し。
部員たちも諦め気味です。
室内ではノックが行なわれましたが、私たちファンから見えるのは、グラウンドの端っこに少人数で集まり、送球練習を反復するグループ、外野フェンス沿いを走るグループぐらい。

今の時期にこんな状態ですと、正月休み期間中に降雪があったりすると、2月半ばまでツンドラ状態になりかねないので、この冬は天候が心配です。

さて、今日の日経朝刊首都圏経済欄に、箱根駅伝の熱烈なファンである西條純一さんが投稿されています。

西條さんは、大手町のスタート地点から芦ノ湖のゴール地点までの各区を、時刻表と携帯ラジオを携えて選手を追い掛けて、リアルタイムで応援するという駅伝ファン。
その秘訣と応援場所を紹介する、題して「箱根駅伝・追っかけ観戦」という記事です。

ここまで徹底して応援するとなれば、見上げたものです。

かいつまんで内容をご紹介すると、
[第一区]
午前7時までに大手町のスタート地点に到着し、各校の応援合戦を楽しむのと同時に、応援旗や無料配布のスポーツ紙を入手する。

[第二区]
一区のスタートを見届けたら、急いで東京駅から電車に乗り、新子安駅か横浜駅東口に移動して、花の二区を観戦する。

[第三区]
次は藤沢駅に移動し、駅から約10分の沿道に駆け付ける。
この第三区が、駅からコースまでの距離が一番遠い。

[第四区]
大磯が二宮に移動して応援。
この辺りになると選手集団がバラけてくるので、前の走者とのタイム差を教えてあげると、選手も喜んでくれるし、自分もレースに参加している気分を味わえる。

[第五区]
五区は、大平台、宮ノ下、小涌谷が良い観戦地点。
箱根登山鉄道は本数が少なく、通勤ラッシュなみの混雑となるので、乗り換えに注意。
山登りや芦ノ湖のゴール付近をじっくり観戦したい場合は、四区をパスする。


最後に、西條さんが運営する駅伝応援サイトが紙面で紹介されていましたので、リンクを張っておきます。
フルブラウザ専用ですが、情報量が半端ではありません。
世の中には凄い人がいるものですねぇ。

箱根駅伝応援サイトへのリンク
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ラグビー大学選手権一回戦

2009-12-18 20:38:01 | 大学野球
日曜日からラグビー大学選手権が始まります。

今季は絶対的な強さを示すチームがいないので、上位校があっけなく初戦敗退してしまう危険性もあって、対抗戦グループ優勝の早稲田とて油断禁物です。

特に、二回戦には関東学院と帝京大の勝者が控えるだけに、全く気が抜けません。

幸い、故障していた選手たちが復帰してきているようですが、お正月を国立競技場で迎えることのできない不安を、これほど肌で感じる年は、久し振りです。

一戦、一戦、決して受けることなく戦い抜いて、1月2日に、できれば再び明治と一戦を交えたいものです。
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