外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田駅伝 in 国立競技場

2011-09-19 17:27:12 | 大学野球
早稲田が主催する震災復興チャリティーイベントが、12月3日(土曜日)に「早稲田駅伝 in 国立競技場」と銘打って開催されます。

早稲田駅伝の公式サイト

駅伝(18キロ。4人一組)、個人ラン(4.5キロ)、大隈ラン(1.25キロ)の3部門があります。

上記の公式サイトから参加エントリーできます。
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参加費の一部を復興支援活動に宛てるというイベント。

イベント翌日にはラグビー早明戦もあります。
公式サイトにも「走った後は忘年会へ!翌日はラグビー早明戦」とありますから、サークルやゼミ単位で、現役やOBグループが参加してくれることが期待されているようですね。

ぜひ、公式サイトを訪問してみてください。

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早稲田スポーツといえば、この連休中の9月17日(土)に、スポーツ科学部トップアスリート入試の二次試験(面接)が行われました。
その合格発表は、いよいよ今週の木曜日9月22日です。

朗報を期待いたしましょう。

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神宮では、明治が大接戦を制して、法政から勝ち点を奪いました。
Aクラス復帰を目指す早稲田は、この明法3連戦のネット裏から多くのデータを得ているはず。

今季こそ、法政から勝ち点を獲りたいものです。

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敬老の日の絡む三連休なので、家族全員で、介護施設でケアを受けている父を訪ねてきました。
私は、敢えてWASEDA BASEBALLのTシャツを着ていきました。

今日の父は、いつもより調子が良く、言葉のキャッチボールも比較的スムーズでした。
六大学野球ファンの父は、私のTシャツを見てニヤリ。

ちなみに、経理担当の常務取締役として、父が役員定年まで勤めあげた三菱グループ企業の本社は、青山一丁目にあります。
父も、神宮外苑エリアが大好きでした。
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久しぶりに家族揃って訪問したために、てっきり今日は退院して帰宅するものとばかり勘違いしてしまった父…

そんな父を残して帰宅する車のハンドルは、とても重く感じました。

お父さん、ごめんなさい。
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俳優さん、女優さん

2011-09-18 22:38:21 | 大学野球
神宮では、明治と法政が一勝一敗のタイとなり、三回戦へ。
また、東大が立教を相手に最後まで善戦しました。
今季の東大は決して侮れない存在だと改めて感じる東立戦でした。
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自宅に届いた「早稲田学報」を読んでいたら、俳優・加藤剛さんの早大在学中の写真が載っていました。

この格好良さは半端ではありません。
二枚目俳優さんになる方は、そんな星のもとに生まれてきたんだなあと思わざるを得ません。

昨年の春、松本幸四郎(市川染五郎)さん、北大路欣也さんの角帽姿をご紹介したことを思い出しました。
過去記事へのリンク

鍛え抜かれた体躯を誇る運動選手の角帽・制服姿は、もちろん格好良い。
それとは異なる、洗練された存在感が、角帽姿の俳優さんたちからは漂っています。

それにしても、皆さん、素敵ですねえ。
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NHKの連続ドラマ「おひさま」で、久しぶりに、女優の白川由美さんをお見かけしました。
もう74歳におなりになるんですね。



私にとっての白川由美さんは、東宝の特撮映画での印象がとても強く残っている女優さんです。

「空の大怪獣ラドン」
「地球防衛軍」
「美女と液体人間」
「世界大戦争」
「妖星ゴラス」

阿蘇の炭鉱作業員の妹、ナイトクラブの妖艶な専属歌手、保育園の先生、宇宙探査ロケット船長の娘など、どんな役回りでも気品を感じる、正統派の大女優が白川由美さんです。



テレビ時代になって、隣近所に住んでいるような親しみのある女優さんが重用されるようになりました。

白川由美さんのような正統派の凛とした女優さんは、現在ならば誰なんでしょうか…
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がんばれ福島県

2011-09-17 16:45:51 | 大学野球
昨日は、帰宅の電車で乗り過ごしてしまい、けっこうなタクシー代の出費を伴う「午前様」になってしまいました。

それでも、楽しい出会いもありました。
たまたま乗ったタクシーの運転手さんが福島県は会津高校の出身。

原発事故や高校野球の話、そして予備校の麻雀仲間だった会津高校出身のYくん(中大法学部-住友海上)に関する思い出へと話が弾み、妙にハイテンションな深夜のタクシーの車内になったのです。
(*^_^*)


そんなわけで疲労困憊の今日は、ラグビー早慶戦と帝京戦のチケット購入にコンビニへ出かけた時以外は、ベッドでゴロゴロして疲れを癒しています。


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福島といえば、原発事故で被害を受けた方々への東電からの賠償金支払いの申請が、いよいよ本格的に開始されると報道されています。

賠償金を受け取るためには、難解な説明書の熟読、10ページ以上に及ぶ申請書の記入、領収書の添付などが必要とのこと。

被害を受けた方々は、第一次産業に従事されていた高齢者も多く、サポート抜きで賠償金申請の書類作成を済ませるのは難しいのではないでしょうか。

そして、被災者は各地に避難されています。

東電は、社員を総動員して、まず社員全員が捻り鉢巻きで申請手続きを勉強して理解する。
そして各地にある東電や東北電力の営業所等を活用して、個々の被災者の申請手続きをお手伝いする。

被害者への賠償金支払いを迅速に行うために、そんな決意と行動が東電には期待されます。

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数ヵ月前の新聞報道によれば、東京電力は取引銀行に対して融資残高の維持を要請しています。

融資残高の維持とは、融資の返済期日が到来しても、手形の書き替えなどにより返済期日を先送りすること。
すなわち返済期日が到来しても、東電が返済しないということですから、一般的には条件緩和債権、すなわち銀行からみて回収に懸念のある債権として分類されるはずです。

かたや、もはや社債発行による資金調達ができなくなった東電。
賠償金の支払い、既存の社債の償還、火力発電の燃料購入など、事業を継続するための資金繰り維持には、銀行融資は不可欠、文字どおり命綱です。
いずれ、銀行に対する追加融資の要請もあるでしょう。

しかし、枝野経産大臣が再び銀行の債権放棄に言及するような現在の状況で、追加融資に応じる民間銀行があるのかどうか。

結局は、日本政策投資銀行の融資という形で公的資金、すなわち税金を投入して、東電の資金繰りを維持することになるのではないでしょうか。

「出資」ではなく「融資」という形をとるからには、返済計画の妥当性の検証を行い、必要に応じて担保の提供を求めるのが常道。

返済計画の検証にあたって、政策投資銀が東電に対してどのような条件を突き付けるのか。
私としては、我が国の電力供給体制のグランド・デザインを見直すきっかけになるようなレベルまで踏み込んで欲しいと、政策投資銀に期待しています。

今日の報道では、放射能への不安から、フィリピンやインドネシアの看護師志望者の来日辞退が急増しているそうです。
原発事故によって、日本の信用はガタ落ちです。

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さて、今夜は、福島県出身の野球部員と一緒に、焼肉屋さんに行きます。

彼らの笑顔が、いずれ福島の復興につながると信じて、大盤振る舞いする覚悟で東伏見にまいります。
(^^)/▽☆▽\(^^)
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応援部_女子リーダー部員

2011-09-17 01:23:13 | 大学野球
来週は、銀行営業日が3日しかありません。
そんな事情もあって、今週は我ながら濃密な仕事ぶりであったと思います。
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そんな疲れを癒すのは、やはり野球談議です。

早大野球部OBであり、早稲田で助監督、他大学で監督もお務めになったことのあるKさん(山口鴻城)と、源兵衛でご一緒させていただきました。

学生野球の王道は如何にあるべきか。
Kさんは、素人の私に対しても、平易かつ理詰めに、お話ししてくださいます。
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今夜、最も心に刺さったKさんのお話は、次のようなものです。
>ひとたび故障した投手が復調するには、2年間を要すると考えた方がよい。
>学生野球では、時として身体のできていない一年生投手を春から酷使する監督がいる。
>しかし、そんな監督に限って、その投手が故障してしまった時に、後日「あの投手は、あの程度の選手だった」と話したりする。
>岡村監督は、そのあたりをよく分かっている人物だから、一年生投手を起用するにあたっては、かなり思い悩んでいるはずだ

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Kさんがお帰りになるのと入れ替えに、応援部OBのUさんが源兵衛にやってきました。
片手に週刊ポストを持っています。

下品な記事が少なくない週刊ポストですが、その中で早大応援部の女子リーダー部員である木暮さん(一年生、早大本庄)が取り上げられているというのです。


ブレザー姿で応援指導にあたる木暮さんですが、旗手を務める場合には角帽を被るとか。



時には興味本位で取り上げられたりするかも知れません。
でも、決して揺るがずに、女性らしい応援部リーダー像を追求していってもらいたいです。




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小郷知子さん

2011-09-15 23:58:36 | 都立青山高校
昨日、イングランド戦の記事を書いたことをきっかけに、今日は、青山高校のことをあれこれ思い出したりしていました。

先の同窓会総会には、NHKで活躍中のアナウンサー、小郷知子さん(青山高校-早大文学部)が参加。
大変な人気でした。


写真のとおり素敵な女性ですから、誰しも握手でもしてもらいたいなあと思うわけですが、いざとなると男性は照れてしまって、とんとだらしがありません。

女性陣が小郷さんと握手したり、写真を撮ったりする光景を、遠巻きにして眺めるばかりでした…。
(;^_^A
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青山高校は、旧制中学時代は、もちろん男子校でしたが、新制になってからは約3割が女子生徒。

先輩たちも、私たちも元気で活発でした。

都立の伝統校の中には、スパルタ教育のところもあったようですが、私たちは、みんなが「自由の青高」を誇りにして愛していました。

青高の女子は、そんな伸びやかな環境で過ごすせいか、屈託のない活発な人が伝統的に多いように思います。
そんな校風を反映してか、小郷さんの他にも、滝川クリステルさん(青山学院)、八塩圭子さん(上智大学)、松尾紀子さん(慶應義塾)など、テレビで活躍するOGが多いことは以前にも話題にしました。

稲門祭などの司会で、小郷さんにお手伝いしていただくことができたら、きっと盛り上がると思うのですが…
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「野球とニューヨーク」

2011-09-14 21:44:44 | 大学野球
例年ならば、長期休暇を取って、大好きなニューヨークで野球とジャズを堪能している時期です。

しかし今年は、身近なスタッフが転職・転勤したために、ちょっと見通しが立ちません。
(><)

そんなフラストレーションを発散しようと、一冊の本を買ってきました。

「野球とニューヨーク」(中央公論社、佐山和夫、1500円)

メジャーリーグとニューヨークの関係、野球とヤジの関係など、野球好きにはたまらない話題が満載です。

野球に関する雑学に興味のある方には、お薦めの一冊です。

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1971年9月28日の午後7時、イングランド代表と日本代表が戦う、歴史に残る試合がありました。

スコアは3対6
大西鐵之祐さんが率いるジャパンが、ラグビー先進国・イングランドを土俵際まて追い詰めた試合です。

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当時の秩父宮ラグビー場の収容人員は1万7千人。
そこに、3万人のラグビーファンが集まったというのですから、ただ事ではありません。
きちんと座席に収まるような人数ではありませんでした。


この写真でも分かるように、溢れたファンはグラウンドの芝生にも座りました。

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以前にも話題にしたことがありますが、私も芝生に座った1人です。

このイングランド戦の翌日から、都立青山高校の文化祭である「外苑祭」が行われることになっていました。
したがって試合当日の夕方、多くの青高生たちが準備作業に汗を流していまして、高校一年生であった私も、クラス主催の「お化け屋敷」と、軽音楽サークルのライブ部屋の設営に、掛け持ちで汗を流していました。

そこに、クラスメイトでラグビー部員のSくん(通称チャビン)がやってきました。
「今からイングランド戦に行こう。歴史に残る試合だ。行くしかないよ。」と。

私が「チケットもないし、今日はお金もないよ」と言ったのですが、Sくんは言います。
「何とかなるから、とにかく秩父宮に行こう」

秩父宮と神宮球場への距離が日本一近い、都立青山高校。
いざ行くと決めたならば、校門を出て数秒で秩父宮に到着します。
(^^)v

私たちは、今は亡き東京ボーリングセンターの脇を抜けて、金網を乗り越えて、チケット無しでラグビー場に入りました。
そして超満員の観客席を通り抜けて、神宮球場サイドのゴールラインの横あたりの芝生の上に座りました。
夜間照明に浮かび上がった両軍の選手たちの姿が、とても美しく感じられました。
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そんなノリで見たのが、日本ラグビー史に残る名勝負。
今となっては、声をかけてくれた「チャビン」に感謝するばかりです。
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週ベ今週号

2011-09-13 21:01:09 | 大学野球
週刊ベースボール今週号に、小島啓民さん(諫早高校-早大)が率いる、ワールドカップ日本代表に関する記事がありました。

大学生は秋季リーグ戦に、プロ野球はクライマックス・シリーズに、それぞれ日程が重なるという苦しい事情もあって、社会人野球の選手を中心に編成された、今回のジャパン。
それでも、日本を代表するにふさわしい、素晴らしい選手たちがズラリと揃いました。

東京六大学OBからは、小林崇人くん(比叡山-早大-三菱自動車岡崎)、池辺啓二くん(智弁和歌山-慶大-ENEOS)、多幡雄一くん(星陵-立大-ホンダ)の3人が選ばれています。

ワールドカップは、10月1日からパナマで開催されます。

日本野球の底力を、パナマで存分に発揮していただきたいと思います。

ガンバレ日本!
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日本ハムの斎藤佑樹くん(早実-早大)が、楽天の田中投手と対決した試合の記事もありました。



四年間、別の世界で生きてきたのですから、先輩格の田中投手が優位であるのは自明の理。

ここは先輩格の田中投手に花を持たせるのが、大人の分別というものです。
(;^_^A

現役選手として、これからの10年間、
そして現役を引退した後の、野球人としての10年間+α
幅広い人気と才能を併せ持つ2人には、そんな長いスパンで切磋琢磨して、球界全体を盛り上げていってもらいたいものです。

プロとアマの垣根を自然体で取り払うことができるのは、この2人なのかも知れません。

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オリックスでプレーする由田くんの、カラー4ページにわたるロング・インタビューが、今週のイチオシ記事です。

早稲田の野村徹監督、オリックスの新井・打撃コーチ(PL学園-法政大学)との出会いを、熱く語っています。

大学四年生の秋、由田くんは就職活動を一切しないでドラフト指名を待っていました。
万が一、指名されなかった時には、留年してマスコミ業界への就職を目指すとも話していました。

ドラフトで指名された由田くんと私が最後に話したのは、卒業間近の東伏見グラウンド。
キャンプ入りを控えた、彼の自主トレ風景を、関西のテレビ局が取材に来ていました。
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由田くんも30歳になろうとしています。
ぜひ、プレイヤーとして、一花咲かせてもらいたいです。
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お詫び

2011-09-13 08:30:02 | 大学野球
先日、ほろ酔い状態で迷惑メール対策の設定を強くしたところ、ブログにコメントが寄せられた旨の通知メールまで遮断されてしまっておりました。

コメントをお寄せいただいていた皆様、大変申し訳ありませんでした。

遡ってアップいたしました。

もちろん、メール受信設定は修正いたしましたので、今後は大丈夫です。
m(__)m
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早明三回戦に敗れ、勝ち点を落とす

2011-09-12 21:02:34 | 大学野球
早明三回戦は、頼みの先発・有原くんが初回に崩れて、その点差を最後まで取り返すことができずに、早稲田の敗戦…。

明治に対して、勝ち点を落としました。
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春季リーグ戦でBクラス・5位に終わった早稲田。
迎えた秋季リーグ戦では、最低でもAクラスを確保して、「早稲田は健在なり」と意気を示したいところです。

ご存知の通り、春季リーグ戦での順位は、次の通りでした。

Aクラス
1位:慶応、勝ち点5
2位:立教、勝ち点4
3位:法政、勝ち点3

Bクラス
4位:明治、勝ち点2
5位:早稲田、勝ち点1
6位:東大、勝ち点0

春における成績を前提にすると、明治と法政から勝ち点を奪ってAクラスを確保した上で、慶応と立教の足元をすくう機会をうかがうというのが、今季における早稲田の立ち位置です。
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そう考えると、明治からの勝ち点を落としたことは、無茶苦茶に痛いわけですが、リーグ戦は始まったばかり。
岡村監督も、選手諸君も、ここは深呼吸して、仕切り直ししてください。
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冷静に3試合を振り返ると、積極的に評価することのできる材料が、敗戦の中からも見出だすことができます。

投手陣では、二年生の丸山くんが、全早慶戦とオープン戦で示した力を、リーグ戦でも見事に発揮しています。

打撃陣でも、安打製造機・渡辺くんの復調、進境著しい高橋直くんのシャープな打撃が目をひきました。

春のリーグ戦が終わった後の猛練習の成果は、実戦の中で着実に実りつつあると私は感じます。
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秋の戦いは始まったばかり。
私は、全くメゲていませんよ。

岡村さん、
そして土生主将以下の四年生部員の皆さん、

練習どおりにやれば、必ず勝てます。

応援部と一般学生の皆さん、そしてネット裏の熱血ファンがついているんですから、負けるものですか。

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猛練習の成果を信じて、ガンバレ早稲田!

猛暑の中での練習を見守っていた私たちがついていますよ!!
(^^)v
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早稲田が逃げきり、1 勝1敗に

2011-09-11 16:01:19 | 大学野球
明治先勝で迎えた早明二回戦は、シーソーゲームとなりました。
しかし、明治の守備の乱れにも助けられて、早稲田が辛くも逃げ切って1勝1敗のタイとしました。

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早稲田の先発は、私の予想が外れて、四年生の左腕・大野くん。

オープン戦から立ち上がりの制球に不安を抱えていた大野くんですが、果たして今日も初回から四死球を連発。
実に苦しいイニングが続きました。

どうなることかと思わずにはいられない不安定な立ち上がりでしたが、絶体絶命のピンチを何度も招きながらも、大野くんは適時打を許さずに踏ん張りました。
結果的に5回を投げて2失点(自責点1)。
先発投手としての役目を果たしました。

二番手投手は、一年生左腕の高梨くん。
六回裏、3対2という状況で登板した彼は、いきなり明治の川辺選手に一発を食らって同点に追いつかれてしまいました。
しかし、ストライク先行の攻めの投球で後続を断ち、得意のバッティングでも勝ち越し点につながる殊勲打を放ちました。

今日は高梨くんが勝ち投手。
今日の1勝は、高梨くんにとって記念すべき、リーグ戦初勝利です。

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打撃陣では四年生が頑張りました。
土生主将が、4打数2安打・2打点
市丸副将が、3打数2安打・1打点
渡辺くんが、3打数1安打・1打点

中には、ラッキーなポテン・ヒットもありましたが、四年生が結果を出せばチームは勢いづくものです。
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内野守備に関しては、早稲田も明治も、決して誉められない内容でした。

三塁・杉山くんの一塁への悪送球、
杉山くんに代わった松本くんのバント処理のミス

明治にも、悪送球やお手玉が続きました。

早稲田も、明治も、こういう緩いプレーをしていたらAクラスは望めません。
明日の三回戦は、両校ともに締まった野球を期待します。

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明日の先発投手ですが、明治は一回戦で先発した野村くんで決まりでしょう。

早稲田は、古傷を抱える有原くんに無理のきかないところが辛いです。
しかし、明治打線の振りが鋭いこと、そして早稲田が次週に空き週となることを考えれば、やはり有原くんを持ってくるのではないでしょうか。

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ところで、8月に東北地方で行われた応援部の夏合宿に、野球部の岡村監督が松岡主務(青森県出身)を連れて陣中見舞いに行かれたそうです。

応援部の方によれば、野球部監督が応援部の夏合宿を陣中見舞いに訪れるということは過去に例がないそうです。
そんな野球部の気持ちが嬉しいと、葛西部長、小御門監督以下、応援部員たちが大感激したそうです。

野球部同士が戦いを繰り広げるグラウンドを挟んで、両校の学生応援団も戦う。
それが六大学野球です。

野球部と応援部の心が一つになったこの秋の早稲田。
彼らに、栄光と感激の勝利を!!
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