外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田、連勝で勝ち点1

2011-09-25 15:50:47 | 大学野球
早稲田が、1対2の劣勢で迎えた土壇場の9回裏に、2点を入れて劇的な逆転サヨナラ勝ち!
連勝で今季一つ目の勝ち点を獲得しました。

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二塁ベース上で、2つのドラマがありました。

一つめは、1対1で迎えた8回表の立教攻撃中、1死一二塁での出来事です。

相手の打球は、遊撃ゴロ。
6-4-3の併殺を狙って、二塁から一塁への送球動作に入った早稲田の二塁手・渡辺くん。
そこに一塁から滑り込んできた立教ランナーがスライディングで渡辺くんの足元を払って、渡辺くんは転倒。
彼の投げたボールが大きくそれて、早稲田ベンチ方向を転々とする間に、立教の二塁ランナーが三塁を回って本塁に生還して、立教に2点目が入りました。

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ルールに疎い私は、内野手の足元をスライディングで払うプレーについて、連盟の先輩理事の経験もお持ちの野球部OBに確認してみました。
すると、学生野球では「禁止」と申し合わせがあるとのこと。

しかし、長時間にわたる岡村監督の懸命な抗議も叶わず、立教の得点が認められました。

もちろん、最後は主審の判断に従うのが野球ですから仕方がありません。
とはいえども、早稲田ファンとしては、非常に後味の悪い点の取られ方でした。
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二つ目のドラマは、1対2で迎えた9回裏の早稲田の攻撃中、二死満塁の場面に起きました。

早稲田の佐々木くんの打球は、立教の二塁手・岡崎主将の前へのゴロ。
岡崎くんから、二塁上で待つ遊撃手へボールがトスされたら、その瞬間にゲームセットです。

「万事休す」と誰もが観念した瞬間、何と、岡崎くんがボール処理を誤って、球はセンター方向にコロコロ。
その間に、早稲田は三塁走者だけでなく、二塁走者までが本塁に生還し、信じられないような逆転サヨナラ勝利となりました。

矢継ぎ早に俊足ランナーを代走で投入した岡村監督の采配も奏功しました。

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2試合連続で先発投手が完投し、それを内野陣が堅守で支えるという試合運びは見事でした。

明治戦では、投手と野手が足の引っ張り合いをした印象が早稲田にありましたが、やればできるじゃないですか。
(*^_^*)

次週は、東大戦。
今日のような締まった野球をやれば、自ずと結果はついてくるはずです。

ガンバレ早稲田!
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ネット裏で、OBの北崎くん(宮本賢くんの同期生。福岡工大城東-早大-JFE東日本)と会いました。
彼は五年間の現役生活を終えて、これからマネージャーを務めるそうです。

マネージャーは大変な役目ですが、北崎くんならば、持ち前の明るさで、きっと立派にこなしてくれるものと思います。

ご苦労さまでした。
そして、これからもガンバレ、北崎くん。
Comments (3)
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