外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見(12/23)

2011-12-23 19:39:25 | 大学野球
強い北風が吹きすさぶ、寒~い東伏見。

部員たちも、「うぉっ、寒い」と言いながら、グラウンドに登場してきます。

しかし、こんなコンディションにもかかわらず、OBの徳武さん(73歳)が、練習開始前からバットを片手にグラウンドの中央に立っていらっしゃいました。

ありがたいことです。
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学生トレーナーのリードに従ってウォーミングアップに30分以上を費やしてから、全体練習が始まりました。

投手陣は、外野フェンス沿いの走り込みと室内練習。

野手組は、内野2班、外野1班に分かれて、ノックを受けました。

(内野・本塁班)
ノッカー:荒谷コーチ
2地引、土屋、梶矢
3高橋直樹、河村、森
4足立、中村
5山地、
6吉澤、武藤、茂木

(外野班)
ノッカー:冨永コーチ
7白沢、中野弘
8佐々木、三倉
9若杉、江塚

(内野・左翼班)
ノッカー:中野コーチ
2玉真、吉原
3(いなかったような?)
4西竹、深澤
5酒松、瀧島
6中山

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身体が寒さで固くなるのか、あるいは、気持ちの集中が切れかかるのか、時折、捕球体勢が遅れがちになるケースがありました。
すると、荒谷コーチが全員を集めてダッシュ数本を指示。
ダッシュで身体を暖め、気合いも入れ直してから、ノックが再開されます。

荒谷コーチは、メリハリの付け方が上手いと思います。

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続いて打撃練習。
打撃練習は、昼食休憩を挟んで午後まで行われました。

主力組では、江塚くんの強いインパクト音、三倉くんの鋭いスイングが印象に残りました。
白沢くん、足立くんも力強さを増しています。

新人の茂木くんの打撃は、力強さは現役部員たちに及びませんが、高校三年生のこの時期にしては木製バットが良く振れていると感心いたしました。
彼のお兄さんは立教でプレーしていましたから、大学野球への事前準備について、アドバイスを受けているのかも知れません。

打撃練習と並行して、三塁ベンチ前では、OBの八木さんが数名の内野手たちに対して、ノックされていました。
八木さんのノックした緩いゴロを、八木さんのアドバイス通り処理することの積み重ねの先に、神宮球場につながる道があります。

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主力組が室内に移動した後は、下級生主体による打ち込みが行われました。
この組では、西竹くんのシャープなスイング、磯網くんの巧みなミートが、私は気に入りました。

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部員たちは、27日まで練習し、28日に大掃除して年内の日程を終えます。
新年の練習開始は1月7日です。

ネット裏には、学生コーチだった野崎くんが現れました。
彼は、年末年始は東京で過ごして、来春から郷里の京都でビジネスマンとなります。
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12/24_日経朝刊

2011-12-22 21:22:46 | 大学野球
明日から、三連休という方も多いと思います。

このブログを訪れてくださっている方であれば、明後日12月24日の日経新聞朝刊にご注目。
それも、朝刊の本紙ではなく、別冊の第二部です。

きっと楽しい記事が載っているはず。

キーワードは「スイーツ」です。
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東伏見からメジャーへ( その2)

2011-12-21 21:51:26 | 大学野球
青木宣親くん(早大-ヤクルト)の移籍先が、ミルウォーキー・ブリュワーズに決りました。

昔、ビールのCMに「ミュンヘン、サッボロ、ミルウォーキー」というフレーズがあったように、ミルウォーキーはビールの街。

何と言っても、ミラー・ビールの本社がありますし、ブリュワーズというチーム名も、「造り酒屋」あるいは「杜氏」というような意味です。
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今年の夏、もし休暇が取れていたならば、私はシカゴに旅行するつもりでした。

シカゴを拠点にして、シカゴ・ミルウォーキー・デトロイトという3都市でメジャー観戦を楽しむという、昨年に続いて野球三昧の計画を練っていたんです。
(T_T)

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ミルウォーキーは、シカゴから普通電車で1時間半ぐらいで到着する距離にあります。

日本から青木くんを応援に行く場合には、シカゴに軸足を置くことをお薦めします。
野球に加えて、シカゴ・ブルースも楽しむことができます。
あの映画「ブルース・ブラザーズ」の撮影された街がシカゴなんですから。

もちろん、映画のように、謎の女性がロケット・ランチャーで宿泊先を攻撃するようなことはないはずです。
(;^_^A
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ところで、昨日、ネットでニュースをチェックしていたら、読売オンラインに、北朝鮮の内部では住民が「陰で正恩をガキ」と呼んでいるという記事を見つけました。

私も、北朝鮮に対しては、やりきれない思いや憤りを感じている者の1人です。
しかし、国家の元首に対する陰口をストレートに記事にしてしまう読売新聞の感覚に、私は違和感を覚えました。

「日本では、我が国の元首について、こんな報道がされている」と北朝鮮の国内で伝えられたならば、国民は、いかに困窮していたとしても、日本人に対して憤り・怒りを感じることでしょう。
そして、このような報道は、相手側にすぐに伝わってしまうものですし、権力者たちに都合良く利用されてしまうに違いありません。

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東日本大震災の直後における海外メディアの報道を思い出してください。

被災地では、食べ物に困った避難民の中には、無人となった他人の住宅から食料などを盗むという行為が現実にありましたし、海外メディアも、その事実を把握してはいました。

しかし、海外メディアは、そんなアラ探しのような記事ではなく、大多数の日本人が極限状態においても理性的な行動をとり、少ない食料を皆で分けて困難に立ち向かっていることを賞賛し、その記事を世界に配信しました。

彼らの記事から、「ガンバレ、日本の皆さん」という思いを、私は感じ取ることができました。

今回の読売新聞の報道から、そんな思いを感じることができるでしょうか。
もし北朝鮮の国民が記事を読んだならば、日本に対する激しい怒りや憎しみを抱き、かたくなな気持ちになるに違いありません。

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北朝鮮が国際社会に正常な形で参加することを期待するならば、日本も理をもって臨みましょう。

他国民の拉致、武力による近隣諸国に対する武力による脅し、あるいは覚醒剤や武器輸出による外貨獲得など、国家としての北朝鮮は確かに無茶苦茶でした。

そんな国家に対して、要求すべきことは要求する。
時には毅然として経済制裁を実施する。
外交は、そうあるべきです。

しかし、圧政に苦しむ国民の一部の嘆きをストレートに報道したならば、日本が北朝鮮国民の苦しむ様を嘲笑しているかのように受けとめられて、彼ら個人の尊厳を傷つける恐れがあります。
そんな無神経な報道姿勢は、厳に慎まなければいけません。
事実ならば、何をどのように報道しても良いというわけではないのです。

読売新聞には、北朝鮮の国民に温かいメッセージが伝わるような、懐の深い報道を期待したいと思います。
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年内の予定

2011-12-20 22:41:12 | 大学野球
源兵衛は、年内は30日まで営業されるとのこと。

しかし私の方は、銀行休業日である31日も仕事ということになりそうです。

そんな状況ではありますが、少しずつトンネルの出口も見えてきそうな気配。

頑張ります。
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混乱と混迷

2011-12-19 20:58:43 | 社会全般
今日、北朝鮮の金正日総書記が亡くなったというニュースが世界中を駆け巡りました。

強力な統治体制を敷いていたワンマン指導者が、その権力を継承する前に亡くなった場合、何が起きてもおかしくない状況となるのは、国家でも企業も同じなのではないかと私は考えています。

特に、北朝鮮の場合は、株主による牽制を受けない非上場企業と似たところがありますから。

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非上場企業のワンマン経営者の周囲には、その権力を拠り所にしている取り巻きが必ずいます。

リーダー死亡によって拠り所を失った勢力が、どんな動きをするのか。
取引先や債権者は、不測の事態も想定して備えなければなりません。

こんなケースもあります。
ワンマン経営者の御曹司が当然に経営権を継承する。
そうと思いきや、これまで羊のように従順であった番頭格の役員が豹変して、御曹司を駆逐してしまう。
そんなケースを、銀行マンとして何度も目撃してきました。
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一方、ワンマン経営者の目の黒いうちは、部下の10人のうち10人がおかしいと思っていても改廃することのできない事案を抱えている企業もあります。

例えば、経営者の郷里に設けた工場が、赤字の垂れ流し。
その事実を役員の誰もが認識しているにも関わらず、その経営者が健在であるうちは、「この工場を閉鎖しましょう」と誰も言い出せない。

ワンマン経営者の死去によって、地元とのしがらみがなくなり、長年の経営上の懸案が解決の方向へと一気に動き出す。
そんなことも珍しくありません。
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今回の一件。
政治の視点だけでは、判断を誤るように思います。
それは、現在の北朝鮮は中国の紙幣が流通する、実質的に中国の経済圏といってよい現実があるからです。
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北朝鮮という国家は、紆余曲折はあっても、最終的には韓国と統一されるはずだ。
私たち日本人の多くは、そのように考えています。

しかし、現実の経済活動の視点に立つと、中国に飲み込まれてもおかしくないのです。

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とにもかくにも、ユーロ危機に加えて、新たな不安要因を抱えることになった金融市場は、膠着状態の感が更に強くなっています。

膠着状態が強まる > ボラティリティが低くなる > オプション価格が低くなる > 銀行の収益機会が減少する

すなわち、金融機関にとっても、更に辛い局面に突入したということです。
(T_T)

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今日の東伏見(12/18)

2011-12-18 19:20:43 | 大学野球
今日は、午前中だけ見学させていただきました。

数週間前から、東伏見には吉永くん(投手。日大三高)、茂木くん(内野手。桐蔭学園)の姿があります。

自宅から通うことのできる推薦入試合格者たちは、そのアドバンテージを活用すべきです。
また、それが一般入試に備えている高校のクラスメイトたちの邪魔をしないことにもなりますから。
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また今日は、松商学園の部員が4名、大学野球の練習を体験にやってきました。
ちなみに、松商学園の監督さんは今年から足立さん(松商学園-早大-プリンスホテル)。
名門復活のために母校から招聘された足立さんが、色々と知恵を絞っていらっしゃる、その一環だと思います。
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練習の方は、とても寒い朝だったので、十分なウォーミングアップを行なった後に、投内連携とシートノックで始まりました。

シートノックは、概ね次のメンバーでした。

1宋、小山田、有原、高梨、鈴木、吉永
2地引、土屋、梶矢
3高橋直樹、河村、森厚
4足立、中村
5山地
6吉澤、武藤、茂木
7白澤、中野弘
8佐々木、三倉
9若杉、江塚

紅白戦は、シートノックとは微妙に異なる選手が出場しました。

(一塁側)
1森大(浦和学院)-中島(太田高校)-大野瑠(早大学院)-安達(早大本庄)
2梶矢(呉昭和)
3高橋直樹(水戸一高)
4中村(天理)
5山地(丸亀)
6吉澤(日大三高)
7白沢(神村学院)
8三倉(鳴門工業)
9江塚(掛川西)
DH地引(木更津総合)

(三塁側)
1有原(広陵)-宋(住吉)-鈴木(早実)-小山田(古河三高)
2土屋(早実)
3河村(徳山)
4足立(明善)
5茂木(桐蔭学園)※途中から武藤とポジションチェンジ
6武藤(金沢泉丘)
7中野弘(早実)
8三倉(鳴門工業。今日の三倉くんは1試合、守りっぱなしでした)
9渡辺克(鶴丸)
DH佐々木(早実)

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投手では、まず有原くんの体つきが見違えるように締まってきたことが目にとまりました。
投球は「まだ調整中ですから」と本人が言うものの、かなり球が来ていました。
良い練習ができている証拠でしょう。

また、小山田くんの速球、安達くんのキレのある速球と変化球のコンビネーションも良かったと思います。
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打者では、白澤くんの巧みな打撃、中村くんと吉澤くんの積極的な打撃が目を惹きました。

特に、吉澤くんが内角高めの速球を上からコンパクトに叩いて左翼線に運んだのには驚きました。
徳武さんの熱血指導による打撃改造は道半ばだと思いますが、今日のように結果が出ると、本人のヤル気も違ってきますし、何よりも迷いがなくなります。

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午前中の練習が終わった後、私は丸の内のオフィスに移動して5時間ばかり仕事を捌きました。

そして、今は再び東伏見に戻っています。
実は、これから数名の部員の皆さんとの食事です。

彼らにたっぶり栄養を摂ってもらって、来年のロケット・スタートに少しでも役立てればと思います。
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東伏見からメジャーへ

2011-12-17 22:00:53 | 大学野球
今日は、午前三時近くに帰宅して、ずっとゴロ寝のまま、夜になってしまいました。

実は、就寝前に、今年は忘年会に縁がないとフェイスブックでボヤキました。
そのために、夢の中では、宴会に次ぐ宴会…。

こういう夢をみるような状況は、情けないというしかありません。
(><)

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早稲田4連覇メンバーから、和田くんと青木くんがメジャーに挑戦することになりました。


和田くんの入団が決まったオリオールズの本拠地はボルティモア。
Regionalと呼ばれる普通列車で、ニューヨークからフィラデルフィアを通って2時間半ぐらい。
ワシントンからならば40分ぐらいの距離にあります。

したがって、確かに日本からは遠いのですが、エイヤッとアメリカ東海岸まで行ってしまえば、後は何とかなります。

もしオリオールズを応援に行くならば、ワシントンかニューヨークを拠点にして、フィラデルフィアなど複数都市のメジャー球団を観戦するプランを組むのが私のお薦めです。

もっとも、休暇が取れずに苦しむ現在の私が言うのもおかしな話ですが…
(;_;)
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一方、青木くんの移籍先は、まだ明らかになっていないようです。
どこに決まるにせよ、そこは青木くんの力に期待してくれている球団なのですから、ぜひ張り切って海を渡ってもらいたいと思います。
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私は、和田くんと青木くんの2人の挑戦に、とても気持ちを昂ぶらせています。

2人は、普通の日本人の体格。
そして、地方の県立高校から、メディアに騒がれることもなく早稲田にやってきた選手です。

そんな2人が、東伏見で鍛練を重ねて頭角を現し、東京六大学野球で大活躍。
そして日本のプロ野球でも活躍して、ついにメジャー挑戦という地点まで到達しました。

彼らが東伏見で鍛練していた頃の姿を思い浮かべると、感無量というしかありません。

早稲田からは、既に小宮山投手がメジャーに進んだ実績があります。
彼も、二浪して早稲田にやってきた、無名の選手でした。
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甲子園で全打席敬遠された「ゴジラ」松井、あるいは夏の決勝戦でノーヒットノーランを達成した「平成の怪物」松坂が、鳴り物入りでプロ野球に入った後にメジャーに進むのは、ある意味、もっともな話。
彼らは、高校時代からスケール感がずば抜けていて、クルマならば大排気量のレーシングカーの雰囲気を漂わせていましたから。

それに対して、早稲田OBの小宮山、和田、青木の各選手によるメジャー挑戦は、一味違います。
クルマでいえば、市販車のエンジンやサスペンションを改良に改良を重ねた結果、レーシングカーに匹敵する性能を実現したとでも言えるでしょうか。
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12月。
多くの高校球児が、東京六大学でプレーするぞとの夢を胸に抱いて、捻り鉢巻きで受験勉強をしている時期。
出身高校が強豪校であってもなくても、大学野球で未来を切り開くチャンスは平等です。
そして、大学の野球グラウンドには、プロ野球にもメジャーリーグにもつながる道があります。

受験生の皆さん、頑張ってください。
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辛うじて終電にセーフ

2011-12-17 01:26:08 | ビジネス
休日出勤しようと思っていた明日の土曜日、なんとカーペット清掃のために終日入室禁止との突然の社内連絡。

こうなったら、今日のうちに出来るところまでやろうということになり、ギリギリ終電に間に合う時刻まで懸案処理に没頭しました。

それなりに仕事もはかどり、駆け足で終電に飛び乗ってヤレヤレ。
グリーン車に座りましたが、定刻から数分遅れで東京駅を発車する頃には、既に満席でした。
(;^_^A
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今日読んだ雑誌に、とても興味深いコラム記事を見つけました。
日銀OBの方が、外国為替の観点からTPPに検討を加えていらっしゃったのです。
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日本は、競争力のない産業を保護してグローバルな競争から隔離する一方、競争力をつけた自動車や電機が世界に飛び出していくという仕組みを通して、外貨を稼いできた。

このような仕組みでは、競争力がなく非効率な国内産業の存在が為替相場の形成に反映されない。
このため、日本経済全体の実力よりも円相場は高く評価されてしまう。

この結果として生じた円高によって、自動車産業などが国際競争力を失い、製造業の空洞化が国内で問題となっている。
これらは、日本の産業政策によって生じたもの、すなわち私たち日本人が、自ら選択してきた政策の結果だ。

TPPとは、これまで国内で保護してきた産業を競争に晒すこと。

非効率な産業が競争に晒されることによって、為替相場は、実力に見合った水準へと動いていくはずだ。

世界有数の経済大国となった日本に、もはや「いいとこ取り」は許されない。

このような円相場の是正という視点も、TPPの検討には必要だ。
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国内で保護されてきた産業も、自動車や電機の海外からの稼ぎ、そして国内工場からも、直接・間接に、多大な恩恵を受けてきました。

その自動車や電機は、今や青息吐息。
いよいよ、国内産業が自力で立ち上がるときです。
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時刻は午前1時半になろうとしています。
地元のラーメン屋さんで一杯飲んでから帰宅して、目覚まし時計を止めて爆睡します。
(-_-)zz
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忠臣蔵

2011-12-15 21:55:34 | 社会全般
都心のホテルから午前五時過ぎにオフィスに入り、海外からのビジターに終日対応する。
嵐のような1日が終わりました。
(><)

この週末も土日のどちらかは出勤する予定という状況なので、街に溢れるクリスマス・ムードを少しも身近に感じることができません…。
これではいけません。

こんな時には、野球部の皆さんの元気な声を東伏見で聞くのが、私にとって一番の疲労回復剤となります。
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さて、今年ほど、企業ガバナンスの在り方が話題となった年も珍しいのではないかと思います。

東京電力、九州電力、オリンパス、大王製紙、読売新聞社…

どれも、いわゆる名門企業と呼ばれているところばかり。

年末になると、「忠臣蔵」、すなわち赤穂浪士の討ち入りが映画やテレビで取り上げられて、日本人の魂を揺さぶります。

しかし、忠臣蔵を現代社会に置き換えてみると、美談と言って良いのかどうか、分からなくなります。
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本社の相談役から「田舎者」とおちょくられたことに逆上した地方の支店長が、東京本社の中で相談役を殴り倒してしまった
その支店長は責任をとらされてクビになったが、その部下たちが逆恨みして、その相談役の自宅を襲って、集団で暴行して半殺しにしてしまった

こんな具合に置き換えると、全く共感が湧いてきません。
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しかし、名門意識が強い組織ほど、名門としての組織の面目を保とういう意識が強く、時として、公けの秩序をねじ曲げてでも、自分たちのメンツを守ろうとする

そんなメンタリティーは、実は私たち日本人の心の奥に常に潜んでいるのかも知れません
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休暇との格闘

2011-12-14 21:31:07 | ビジネス
野球部の年末年始のお休みは約10日間。
部員たちは、ご家族、そして出身校の監督さんや後輩たちと束の間の休日を楽しみます。

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私はどうかと言えば、2011年に取得が義務づけられている二週間休暇を消化することができず、七転八倒の状態にあります。

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銀行では、主として不正防止の観点から、原則として二週間連続の休暇を一年に一度取得することが、国際的に取り決められています。
言い換えると、スタッフに長期休暇を取得させない銀行は、不正防止に真剣に取り組んでいないと見なされるわけです。

なお、長期休暇の慣習に乏しい日本の事情に鑑み、邦銀は1週間休暇でも差し支えないというのが金融庁の監督方針となっています。

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私の勤務する銀行には、実に125ヵ国の国籍を有するスタッフが働いています。
東京支店に限っても、スタッフの国籍は10ヵ国を超えると思います。

したがって、長期休暇の慣習のない日本の風土云々という話は全く説得力を持ちません。
二週間休暇を取ることができないスタッフが発生すると、「何をやっているのか」と、本人も上司も、あちらこちらから叱られてしまいます。
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元来、休暇を取ることが人一倍好きな私。
やりたいこと、行きたいところは幾らでもあります。

そんな私が、様々な特殊要因があるとはいえ、休暇を取れないことで叱られてしまうのは、全く不本意というしかありません。

外資の世界に飛び込んでから、初めての経験です。

ちなみに、2011年度に取得できなかった二週間休暇は、2012年の出来るだけ早い時期に取得し、2012年度にも、二週間休暇を必ず取得すること、というのが人事本部からの指示です。
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このように「休め」「休め」「なぜ休暇を取らないのか」と叱られている一方で、海外からのエグゼクティブを明日の早朝に迎えにいくために、今夜は都心のホテルに宿泊いたします。

この矛盾…

でも、その矛盾を、カンラカンラと笑い飛ばしながら現実に対処していく
そんな逞しさ、良い意味での大雑把な感覚が、外資に生きるビジネスパーソンには必要です。
(;_;)

さあ、ガンバルゾ!
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