半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『スイート・マイホーム』を観ました。

2024-10-11 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は、愛する妻(蓮佛美沙子)と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという。
理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく。
差出人不明の脅迫メール、地下に魅せられる娘、赤ん坊の瞳に映り込んだ「何か」に戦慄する妻、監視の目に怯えて暮らす実家の兄、周囲で起きる関係者たちの変死事件。そして蘇る、賢二の隠された記憶。その「家」 には何があるのか、それとも何者かの思惑なのか。
最後に一家が辿り着いた驚愕の真相とは?
(公式サイトより)

 「小説現代長編新人賞を受賞し、話題となった神津凛子による禁断のベストセラー小説が遂に映画化」との事です。全く知りませんでした
不動産屋さんと内見を重ねる清沢一家・・・でも、やはり自分達の意見を取り入れた家を建てる選択をする・・・この点だけは、ウチも少し似たような決断でしたね
でも、この不動産屋さんが最初からなんだか変。
甘利さんは不気味な会話をもちかけるし、本田も一見爽やかで優しそうな人だけど、ちょっとひっかかるんだよねぇ・・・
その本田の献身的な協力もあって、「理想の」マイホームを手に入れる事ができました。
でもねぇ、この家もどーも・・・
地下室にある巨大な冷暖房機を稼働させ、通風孔経由で各部屋に送風するという仕組み、それをコントロールするタブレットが設置されているのは凄い納得感あるし、セキュリティ面も強固っぽいのは分かりましたが、地下室が半地下みたいな感じでしゃがまないと入れない場所だし、そこには電灯もないし、機器操作するものもない・・・
「基本、人が入る必要がないところ」という謳い文句なのかも知れないけど、それにしても違和感はあります
このマイホームに何かがいる、何かを感じるようになっちゃってきたし、変な行動とってた甘利はなんだか殺されているし
・・・というところで、結局、俺が違和感感じた人が犯人だろうなぁ・・・と思ってたら、珍しく当たりました。
だって、彼女がこの部屋をデザインしたようなモンですもんね。
犯人がすぐに分かってしまった点は肩透かしを食らいましたが、この犯人が何でこんな事を・・・という点は、(犯人が分かるシーンの演出も込みで)不気味で怖かったですね
ラストでは、奥様まで・・・あぁ・・・悪夢は終わらない・・・
ちゅうことで、賢二の不倫ネタは、正直あまり要らなかったかなぁ・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『浅草キッド』を観ました。

2024-10-06 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 幻の浅草芸人と呼ばれた深見千三郎の下で修業を始めたタケシ。
やがて苦境に立たされる師匠と対照的に、タケシは人気を博してゆく。
芸人ビートたけしの誕生秘話。
(Netflix番組紹介より)

もうねぇ、この作品、ずーーーーーーっと観たかったんです
ずっとずっと尊敬しているたけしさんの芸人としての誕生物語ですから。幼少時代を描いたドラマ「たけしくん、ハイ」も大好きでしたし。
たけしさんを崇拝している劇団ひとりさんが監督をやったというのも興味深かったし、公開当時、どーして劇場公開してくれないのか・・・と思ってました。(Netflix独占作品だから、仕方ないですが・・・)
OPで、今のたけしさんのアップがあるんですが、ここからして、似すぎているのがビックリ
スタジオの裏で、タップを踏んでウォームアップして、ステージに向かうってシーンからして、めちゃ格好良かった
フランス座で必死に働きながら、深見さんに懇願して弟子になる・・・コントに魅せられていたという点は、知りませんでした。(あ、すみません。本を読んでないという大失態)
この深見さんの「芸人」という考え方、そして生き様が話の中心でしたよね。
タケシに対しては、常に厳しく接しているけど、大切に目を向けている・・・こうでなくちゃいけない・・・という姿を必ず見せている。
裏でのつらさ、そして厳しさを知っている奥様も、芸人・深見が大好きだから支えている・・・本当に素敵なご夫婦でした
漫才、そしてTVの台頭により、自分の考え方を強く持つようになったタケシが、ついに深見に別れを告げる・・・
その場では激高しながらも、タケシの才能を信じ、そしてタケシの意志を尊重し、応援している深見。
やっと売れて、深見に再会・・・そして別れていくシーンは、どの場面も、どのセリフも「粋」でした
うれしかったんだろうなぁ・・・深見さん・・・それ故にその後の・・・は本当に悲しかった
「鯨を食って、鯨をみがく」「笑われるじゃない、笑わせるんだ」「芸人だバカヤロウ、文句あるか」
・・・たけしさん、そして、深見さん、大好きです
ちゅうことで、カラオケで「浅草キッド」を歌いたいけど、必ず号泣しちゃうだろうなぁ・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー』を観ました。

2024-10-05 18:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ビバリーヒルズに帰ってきた、デトロイト市警のアクセル・フォーリー刑事(E.マーフィ)。
陰謀を暴くためなら何でもアリなこの男が、ビリー、タガート、サージら旧友とともに動き出す。
(Netflix番組紹介より)

 俺らの時代としては、「大ヒットのハリウッド映画」である、この「ビバリーヒルズ・コップ」のシリーズ。
前作「3」が、1994年公開ですか・・・、続編の噂は何度か耳にしたものの、実現するとは思って無かったです
正直、「3」はイマイチの感想だったこともあるし、軽快なデカでなけれはならないE.マーフィももう63歳ですから、期待はせずに鑑賞しなければ・・・と観始めました。
しかし!! 見事に裏切ってくれました!!
まず、OPの曲で見事に掴んでくれましたね
「1」のOP曲であった、「Heat Is On」で始まり、その直後に「2」のOP曲であった「Shakedown」・・・このメドレーはずる過ぎます
OPで、シリーズのテイストを残すという演出は、「トップガン・マーヴェリック」も同様だったかと・・・我々の心を鷲掴みしてくれます
主演のE.マーフィ、スリムとは言えない体になっちゃって、顔も相応に・・・(といっても、まだ若く感じる)なので、どうなることやら心配でしたが、
何と言っても、彼の「マシンガン・トーク」が全くもって健在だったのは、正直ビックリしました
アクションも、頑張ってた
そして、旧友がしっかり出演してくれていたのも、めちゃ嬉しかったですね。
話の展開も、ローズウッドの危機的状況を救いにビバリーヒルズに帰ってきたってものですし・・・
ローズウッドは相変わらずアクセスに感化された破天荒ぶりだし、タガートは真面目に堅実でいながらも、最後は「やってまえ!」精神だし
娘の存在が今回初めて出てきたけど、そんな要素、俺としては不要なくらい、「昔要素」にドッブリ、浸ってしまいました
ありがとう! って感じです
ちゅうことで、タガート役のJ.アシュトンさんはこの作品が遺作になってしまったようで・・・もう続編は無いかなぁ・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『コブラ』を観ました。

2024-10-05 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
狂信的なカルト教団による無差別連続殺人事件が続発するロサンゼルス。
モデル美女イングリッドが彼らの犯行を偶然目撃したことから命を狙われることに。彼女を守るため、はぐれ刑事“コブラ”ことコブレッティが警護を務めることに。
一味の脅威から逃れるため田舎に身を隠す彼らだが、何故かカルト教団に潜伏先が筒抜けで、奴らは襲撃してきた。コブラは、警察とは思えない銃武装と改造車を駆使してたった一人で襲撃者と渡り合う。
(ザ・シネマ番組紹介より)

ハイ 「コブラ」といっても、日本のアニメてばなく、1986年の洋画です
この頃は、「とにかくスタローン主演作なら、何でも観ないと」と思う時代でしたからね。
この作品も、ポスターの全面にスタローンのドアップでしたし
ヤバそうな敵の集団がいて、そこに対抗するはぐれ刑事マリオン・・・といったら怒るから、コブラが孤軍奮闘・・・という単純な構図です
コブラ、サングラスして、革ジャンとジーンズ・・・そりゃあ当時は「かっちょえーーーーー」と思ったもんです。
ただ、ずっと黒い手袋をしてて、そのままピザ食べたり、書類をめくったりって・・・自分から難しくしているの、当時はあまり気にならなかったけど、今は笑いますね
彼がバイクに乗ったり、銃撃戦を繰り広げたりってのを堪能できましたが、前観たときも印象的だったのは、彼の愛車ですかね。
1950年型のマーキュリー・モントレークーペという車だそうですが、あのつやが無いマッドブラッグ塗装がめちゃ渋いし、それでニトロ積んでいるんだから・・・
ヒロインが、ブリジット・ニールセンですからねぇ・・・本当にスタローンと結婚したのはビックリでしたけどね
当時のスタローン映画としては、比較的地味でしたし、ヒットしなかったと記憶してますが、懐かしかったし、やっぱ格好良かった
ちゅうことで、主題歌、Voice Of America's Sonsも思い出しました。この曲も好き・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『告白 コンフェッション』を観ました。

2024-10-04 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 親友と雪山で遭難。
「最期に聞いてくれ・・・」死を覚悟した殺人の『告白』。
だが、直後に山小屋が出現。2人は助かってしまった・・・。
この上なく気まずい一夜を過ごすうち、一線を越えた親友同士の攻防は、
16年前のある事実を浮かび上がらせ、衝撃の朝を迎えることに・・・。
(公式サイトより)
 遭難の前に一人の女性(奈緒)がこっちを見てて・・・なんだか意味深でした
自らの死を覚悟して、親友である啓介に、自らの過去の「殺人」を告白しちゃう。
・・・この心境って何だったんですかね 親友の恋人を殺めたので、懺悔したかったから
でも、それに対する啓介の反応がイマイチ・・・激高している暇あったら、何とか助からないと・・・と必死だったんでしょう。
山小屋を見つけて、しっかり暖もとれて、落ち着いちゃった二人。
となると、改めて、あの「告白」を真剣に考えてしまう啓介です。相手は殺人犯であり、その事実を知ってしまっている立場・・・自分の命の危険を感じちゃって、親友の一挙手一投足を見ていないと、怖くて仕方ないですよね
親友のジヨンも最初は不気味で、だんだんと狂気染みてきて・・・
2F建ての山小屋という、閉鎖された空間での、しずかな「追いかけっこ」、こちらも目を離せません
啓介が助かるのか否か・・・ここだけが焦点の作品かと思ったら、ラストに捻ってきましたね。
なるほど、だからジヨンの「告白」に対して、啓介の反応が薄かったのか・・・
ジヨンに対して必死に抵抗していたのは、ただただ殺人鬼から逃げるという一心ではなく、自分の「真実」を守り通すため
いやぁ、どっちも「狂気」でした。遭難する前から・・・こわっ
ちゅうことで、福本伸行&かわぐちかいじが原作というのを知り、漫画を見たくなった・・・で、55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら』を観ました。

2024-10-01 21:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。
ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とぶつかり家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。
そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、
日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。
だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった−−− 。
(松竹公式サイトより)

 昨年結構話題になったし、ヒットした作品ですよね
劇場で予告編を散々観ましたよ。福山さんの歌も耳に残りましたもん
観る前から、だいたいの物語は理解していましたし、実際、そんな展開であったのも確かです。
「どうやってタイムスリップしたか」・・・ここは突っ込んじゃいけなかったみたいです。唐突でした。現代に戻るところは更に強引でしたよね。
現代であんなにツンケンしていた百合なれど、1945年にタイムスリップした際に、いとも簡単にココの生活に馴染んでて、かつ柔和になっていたのは、かなり違和感がありました
彰と出会い、彰のこれからの運命を知り、悲しみに暮れちゃいます
タイムスリップものの特徴として、「自分の行動で未来を変える」というネタがありますが、こんな大きな時代の動きを変えるってのは、さすがに無理がありますもんね。
百合の事をしっかり大切に思いつつも、自分の運命に対して、前向きに進んでいく・・・そんな彰、そして仲間たちの姿を見ていると、作品そっちのけで「戦争と日本国」というものを考えちゃいます
強引に戻った現代、学校で見つけた彰の手紙・・・切ないなぁ
ちゅうことで、あんなに予告編で聴いた福山さんの歌 しっかり歌詞を意識しないとね・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『遊星からの物体X』を観ました。

2024-09-29 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 雪に閉ざされた冬の南極観測基地。殺した人間や動物を体内に取り込んで細胞レベルからコピーし、本物と成り代わってしまう謎のエイリアンが犬を介して基地内へ秘かに侵入。一人また一人と隊員を殺しては同化し、さらにそこから分裂と増殖を繰り返していく。気心の知れた同僚が気付かぬうちに本人ソックリの怪物と入れ替わってしまう恐怖。誰が本物で誰が偽者なのか…?
(ザ・シネマ作品紹介より)

 1982年の作品です。
SFとか、ホラーとかにハマっていた頃に聞いた、この「遊星から物体X」というタイトル。そりゃあ、興味MAXになりますよね
最初のUFOの地球接近シーンだけ、妙に映像がクリアに見えたんですが、気のせいですかね
で、南極観測基地という舞台が良いですね。人類が掌握している場所ではない、周囲と連絡がとれない閉鎖された空間ですから
そこで見つけた、変な物体。持ち帰って研究しちゃおうとするのは、やっぱり「定番」ですね
次に、この「物体X」が良いですね。
他の生き物の組織体を取り込んで、ほぼ(75%)その生き物になり切っちゃう
それに飽き足らず、更に別の生き物を取り込んでいく・・・当時のコンビューター画面で観せるその様は、分かりやすいけど、静かに怖さを伝えてます
そして、その物体の姿・・・
昨今のCGやVFX技術であれば、もっともっと何かできそうな感じではあるものの、当時の特殊メイクが「良い」んです。
犬の形、人の顔の形を残しつつ、ぐわーーーってなる姿・・・銃やナイフではなく、バーナーで燃やしたくなるクリーチャーです
C.ラッセル、最近すっかり見なくなりましたねぇ・・・
あと、音楽がE.モリコーネというのもビックリ 確かに、静かなシーンでも、終始流れてましたね。
ちゅうことで、物体判別にナイフを使いまわししていたけど、使いまわしていたら感染するじゃん・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『身代金』を観ました。

2024-09-28 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 一代で財を成した航空会社オーナー、トム(M.ギブソン)。彼は妻と9歳の息子と幸せに暮らしていた。だがある日、息子が何者かに誘拐されてしまう。トムは要求通り身代金200万ドルを用意し、自ら犯人グループに渡して事件解決を図ろうとするが、妻の主張でFBIに通報することに。しかし、FBIが犯人を取り逃がしたことからトムは一大決心、「犯人を捕らえた者には身代金を賞金として与える」とテレビで発表し、犯人に戦いを挑む…。
(スターチャンネル番組紹介より)

 1996年の作品です。当時鑑賞してますが、ブログ開設前でしたので、改めてチェックしてみました
開始してすぐに「怪しい奴」が複数人確認できます。
誰が見ても怪しい雰囲気で、あの会場では明らかに違和感がある・・・なんで警備の人、気づかないんだろうか
「ほれ、見たことか」って感じで誘拐されちゃう息子・・・
溺愛しているトムとケイト、警察飛び越してFBIを呼び寄せるし、自ら身代金を簡単に調達できているし、我が家とは大違いです
以前観たときは、FBI側の不手際が多くて、見かねたトムが独自の行動に・・・という記憶がありましたが、今見直すと、FBIに不手際はあまり無いですよね
夫婦がFBIに頼り切れない理由は、単純に、「FBIの方法だと、7割しか助からない」という事みたいですね
大事な息子の命ですから、確率で語られても・・・という事なんでしょうけど、100%ってのはあり得ない展開ですもんね。
トムがいよいよ独自作戦をとるシーン、M.ギブソンの「いっちゃってる顔」は秀逸ですね
身代金ではなく、懸賞金として世間に「犯人をつかまえろ」と放つトム。
強烈なカウンターパンチ 
犯人達には、崇高な志とかは無く、ただただお金目当てだったので、そのお金がとれないどころか、命を狙われる立場になっちゃう・・・
焦りまくって、仲間割れして、グループ崩壊・・・あっけなかったですね。
唯一、主犯格の男のみ、(自らが警官だったので)機転を利かせて打開したものの・・・あの声は、確実に息子のトラウマになってますからね
犯人とトムの終盤の駆け引きも、結構ギリギリの選択してて・・・あれがトムの性格なんでしょうね
M.ギブソンもそうですが、R.ルッソ、G.シニーズと、俺が好きな役者さん。そして、R.ハワード監督・・・楽しませてくれた作品でした
ちゅうことで、ラスト、トムは1発撃ったよね・・・で、70点
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『あんのこと』を観ました。

2024-09-21 08:12:40 | えいがかんしょうの部屋
 21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。
大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。
(公式サイトより)

 2020年に実際に起こった事件の映画化だそうです
暗い部屋の中、覚醒剤を打ってる・・・、フラフラになりながら、「お金を払え」と訴える杏。
「すさんでいるなぁ・・・」などと思ってましたが、すぐに、彼女がそうしなければならない「理由」が分かります。
なんだ、あの母親! 最悪じゃん!!
でも、幾つかの「出合い」で、闇だらけだった彼女の人生に光が差し込んできました
一つ目は、多々羅との出会い。
彼があんなに献身的に彼女をサポートした理由は分かりません。
後々、多々羅の真実が分かってしまいますが、杏には手を出してなかったし、ずっと面倒見てくれましたよね
二つ目は、あの「子供」との出会い。
正直、子供の母親には怒りしか覚えませんし、最初こそ混乱だらけだった杏だけど、彼女は、「母親」としてしっかり育てていました
その他にも、桐野さんが仕事を紹介したり、介護施設の所長さんもかくまってくれたり・・・
ただ、光が差したと思ったら、その光が潰されるという現実の繰り返しでした。
生き甲斐を感じていた介護施設での働きも、学校も、コロナ禍という事で締め出されてしまい・・・
更に、あの母親の変わらない行動・・・
見ている俺も、母親に対しては、激しい憎悪を覚えました
ちょっとずつ頑張って得た、小さな光を、(多々羅が力説していた)「積み重ね」していたのに、散々邪魔をされて・・・
どのシーンでも、「頑張って、堪えて」と心から願ったけど・・・
その「積み重ね」を自ら崩してしまった彼女、その自分にも絶望しちゃったのかなぁ・・・
哀しすぎます
現実の事件のほうは、全く知りませんでしたが、今から確認して、この話を焼き付けたく思います
ちゅうことで、河合優実さんの演じる闇と光の表情が印象的でした・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『カラオケ行こ!』を観ました。

2024-09-20 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 中学の合唱部で部長をする聡実は変声期に悩んでいるが、突然、ヤクザの狂児からカラオケに誘われ、歌のレッスンをするよう頼まれる。狂児は自分の組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける、恐怖の罰ゲームを回避するため、歌が上手になりたかった。狂児はX JAPANの「紅」を歌いたいが、聡実は狂児の声質に合っていない選曲だと助言。次第に2人は、中学生とヤクザという異なる立場を乗り越え、交流を深めるが……。
(wowow作品紹介より)

 和山やまさんの同名コミックの実写化だそうです
聡実と狂児の出会い、唐突過ぎます
なんで狂児は、彼を選んだのか ただ単純に聡実が学校の連中との行動に一歩遅れただけだから
カラオケルーム内でのレッスン(と言えるのか)は楽しかったですね。
狂児・・・というより、綾野剛さんの歌声がいっぱい聴けたのが収穫かも
色々な曲を歌ってて、でも結局、「紅」に戻って絶叫 
その後、組の連中にも指導するシーン、これが更に笑えましたね
狂児のが偉いからなのか、組の連中も、(血気はさかんですが)しっかり指導に従うのが可愛かったです
そんな中、聡実は、難しい時期ですから、色々と思うこともあったり、イラついていたり・・・
軽い衝突があり、狂児を突き放した後、あの(カラオケ店の前で起こった)事件のシーン。
 そんな展開になる物語なの 今まで散々陽気だったのに
・・・と思ったら、やっぱり期待通りでした
感動も涙も、ありそうで無かった・・・でも単純に楽しめる作品でした
ちゅうことで、聡実の父親の「傘」のセンスが一番楽しいかも・・・で、50点
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