あの大ガミラス帝星の総統、デスラーが生きていた!!
かつて大ガミラス帝星を支配したアベルト・デスラーは、いまはズォーダーの元にその身を寄せていた。
その願いはヤマトとの再戦。デスラーの策略にはまり、ヤマトは苦戦を強いられる。
だがデスラーの真の目的はそれだけではなかった。全てを失った男の再起が、始まろうとしていた……。
一方、艦内で起こったスパイ疑惑や、ガトランティスの母星たる白色彗星との遭遇戦を乗り越え、
ヤマトは遂にテレザートへと到達する。
そこには、ゴーランド率いる守備艦隊と、ザバイバルの陸戦師団がヤマトを待ち受けていた。
すべてはテレサに会い、メッセージの真の意味を確かめるために。
だがそれには、ヤマトが自らにかけた波動砲という呪縛を断ち切る必要があった──。
(
公式サイトより)

2018年に入った2202、第四章は「天命編」というサブタイトルでした

今回一番思ったのは、ヤマトとそのクルー達ではなく、対峙する2つの勢力の「本音」が見え隠れした・・・というものでした。
一つは、今回の一番の話題になっていたデスラーの復活です

いつもの低音から始まる「デスラーのテーマ

」に始まり、デスラー戦法を(以前よりスケールでかく)仕掛ける彼・・・
もちろん、ヤマトへの「復讐」というのが目的

・・・と思ったけど、ちょっと違う「計画」を立てているようです。
彼も(ズォーダーも言ってましたが)一人の星(国)を背負っていた総統・・・単純な「仕返し」ではない「重み」を描いているようです

もう一つは、オリジナル(さらば)では、一片のかけらもない「悪」に徹していたスォーダー

彼・・・というか、彼から率いるガトランティス帝国は、もっともっと深い「闇」たるものがあるようですね。
第三章で、やたら古代に対して「愛」を問いただしていましたが、その理由たる「一片」が垣間見れました

・・・が、まだまだ謎が多いし、この帝国の「全容」が見えない・・・興味津々です

さて、ヤマトに話を映します。
前回、いや、2202開始からずーーーーーっと引っかかっている「波動砲の使用」。
古代だけではなく、2199から見ている我々も引っかかってますし、簡単に判断できないモノですよね

そんな悩みも吹っ飛ぶほどの圧倒的な敵艦隊・・・使用するしかないのは目に見えてましたが、その使用において、「古代一人の苦悩」に済ませなかったヤマトクルーに、とっても救われたように思います

戦いについても、今回は人型機動兵器みたいな「ネタ」もありましたし、かなりバリエーションも多かったと思います。
(わざわざ2199の際の「反射衛星砲」を出したのもファンサービス

)
…以上、いろいろな話題を「広げた」感のある今章ですが、楽しい反面、ちょっとオリジナルから「広げすぎている」感じも持ちました。
あくまで「進む道」はブレずに続けてほしいものです


ちゅうことで、ささきいさおさん復活、これだけでOPは3倍盛り上がる

・・・で75点

※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません