半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

昨日に引き続き玄関周り・・・

2024-03-31 21:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 今日もいい天気だね。桜、一気に咲くかしら
この週末は、カミさんはずっとお仕事ということで、いつものお買い物は行けず・・・
ただし、俺は朝から、一人でお買い物にお出かけ。
まずは、業者がよく行く、工具などを売っているところに・・・外壁に貼るパテみたいなものを物色した。
その後、ホームセンターに行って、実家からリクエストのあった、お庭用の「土」を購入した。
購入したものとは違うんだけど、レジ近くでこんなものを見つけた。

「cup noo土le」(土だけ)だって 笑ってしまった
その後、100円ショップにもよって、いくつか物色した。
自宅に帰って、昨日に引き続き、玄関周りを・・・
まずは、以前取り付けていたドアチャイムの場所、(新しいドアチイムは場所を変えたので)壁に穴が空いた状態で、配線がムキだしだったので、ここに買ってきた外壁用のパテで穴埋めした。
もう一つ、昨年カミさんが設置した玄関の電子錠。
暗証番号を入れる機械を玄関外に設置していたんだけど、入力時、外から丸見えだったので、ココを何とかしたいとずっと考えてた。
100円ショップで、目隠しに使えそうなものを買ってきていたので、先にキーを外そうと思って、(設置されていた)両面テープを力任せにはがそうと思ったら・・・
なんと、両面テープに加えて、ビスみたいなものでひっかけていたらしくて、それに気づかず、ビスを破壊しちゃった
このままでは再設置が出来ないってコトで、強力接着剤とかで直してみたものの、ウマくいかなかった
目隠しどころか、電子錠が・・・という状況、カミさんに謝って、買いなおしてもらおうかな・・・
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83回目の献血+玄関チャイム設置

2024-03-30 21:30:00 | 日々をたらたら(日記)
 3/29(金)
 今日は朝6:30から仕事開始です。自宅で。
途中、じいちゃんの通院をサポートしつつ、15:30に業務終了
もう一つ、ウチの用事を済ませた後、予約していた成分献血をしに行った。
今回は83回目。問題なく終了。
これで、一旦、2wおきの成分献血期間は終了し、次は子供達と、4末に全血だ
 3/30(土)
 リビングに戻ってきたのが1:00過ぎ、映画を1本観てからジョギングに出かけた
朝食後、また一人で病院へ
月イチの喘息検診、本来なら来週なんだけど、来週は予定ギッシリなんで、1w前倒し。
暖かくなってきたからか、血圧が少しだけ良い方向に・・・引き続き注視
戻ってきた後も、もう一仕事。
我が家の玄関チャイムが、ある時期から故障しちゃってて・・・
・・・というか、多分なんだけど、実家のほうで電気の配線をいじった時に、断線したような気が・・・
もともとのチャイムも、かなり古びていたのも確かなんで、このタイミングで新しいものにすることにした。
カミさんがチョイスして、配線を使わない、電池+無線タイプのものを購入した。
で、今日、俺が玄関に設置。

設置自体は簡単だったので、ものの10分で完了。
ただ、前のものが設置していたところが、穴、そして配線がムキだしなので、そこは明日、何とかしないとね・・・
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『遠いところ』を観ました。

2024-03-30 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
沖縄県・コザ。
17歳のアオイは、夫のマサヤと幼い息子の健吾(ケンゴ)と3人で暮らし。
おばあに健吾を預け、生活のため友達の海音(ミオ)と朝までキャバクラで働くアオイだったが、 建築現場で働いていた夫のマサヤは不満を漏らし仕事を辞め、アオイの収入だけの生活は益々苦しくなっていく。
マサヤは新たな仕事を探そうともせず、いつしかアオイへ暴力を振るうようになっていた。
そんな中、キャバクラにガサ入れが入り、アオイは店で働けなくなる。
悪いことは重なり、マサヤが僅かな貯金を持ち出し、姿を消してしまう。仕方なく義母の由紀恵(ユキエ)の家で暮らし始め、昼間の仕事を探すアオイだったがうまくいかず、さらにマサヤが暴力事件を起こし逮捕されたと連絡が入り、多額の被害者への示談金が必要になる。切羽詰まったアオイは、キャバクラの店長からある仕事の誘いを受ける―
若くして母となった少女が、連鎖する貧困や暴力に抗おうともがく日々の中で たどり着いた未来とは。
(公式サイトより)

 すぐにキャバクラで働いていて、子供がいて、旦那もいる・・・というアオイの状況は分かりました。
生活も楽じゃないというのも、すぐに分かります。
ただ、その原因が「旦那マサヤがクズ」・・・これに尽きます
仕事はしないで、金はつかう、その金は、アオイの稼いだ金・・・アオイに正されても、逆ギレして、容赦なく暴力をふるう・・・
彼を正当化するようなネタもなし、同情するような過去も特になし(もしかしたら、育て方に何かあったのかも・・・ですが)。
ずっとソコに腹立ってましたが、次第に、彼に見切りをつけないアオイにも腹立ってきました
先々の事なんか見る余裕はない、目の前の生活、そして何と言っても、自分の子供を守る・・・これだけのために、アオイがどんどんと危険な状態になっているのが、やるせないです。
公式サイトを読んでいると、沖縄という場所のコトが書いていました。
「一人あたりの県民所得が最下位」「子供の相対的貧困率が28.9%」「非正規労働者が1位」・・・など。
そっか、この作品は、そんな沖縄の現状を表そうとしていたんですね。
どおりで、ラストまで観終わっても、ハッピーエンドになるような事が無くても、せめて、何か光が見えるものと期待しましたが、全くなかったし、解決もできてないですもんね。
・・・そう考えると、めちゃ重たい作品です
ちゅうことで、それにしても、旦那さえ切れば、もっと道はあったと思います・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『SISU 不死身の男』を観ました。

2024-03-29 21:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1944年 第二次世界大戦末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。凍てつく荒野を旅する老兵アアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)は、愛犬ウッコを連れ、掘り当てた金塊を運ぶ途中でブルーノ・ヘルドルフ中尉(アクセル・ヘニー)率いるナチスの戦車隊に遭遇、金塊も命も狙われるハメに。アアタミが手にしているのは<ツルハシ1本>と<折れない心SISU>だけ。それでも戦場に落ちている武器と知恵をフル活用し、ナチス戦車隊相手に、機銃掃射を浴びても、地雷原に追い込まれても、縛り首にあっても、挙句の果てに戦闘機にツルハシ1本で食らいついても、絶対に死なない!それどころか、機関銃を撃ちまくる敵には埋めてあった地雷をぶん投げ、一撃で爆殺。戦場にたまたま落ちていた武器と知恵で次々とナチス軍を討ち破る。
彼こそはかつてソビエトとの冬戦争に参加し、家族を殺された報復として、たったひとりで300人ものソビエト兵を殺した<伝説の兵士>だった。
アアタミはいかにして戦い、そして生き抜くのか――。そしてアアタミの目的地とはー?
(公式サイトより)

 昨年の劇場公開時、ちょっと気になっていました
冒頭、SISUの意味がどーんと出ましたね
フィンランドに古くから伝わる言葉で、「厳しい状況で発揮されるしなやかな精神性、困難に立ち向かう勇敢さ、忍耐」という特別な精神力を表している。
最初に目にする老人の絵に、このSISUの意味・・・なんだか期待が膨らんでしまいました
日々、金をとって、愛犬とそれを売りに行く・・・そんな人なんだというのはすぐに分かりました。
で、道中に出くわしてしまった、ナチの連中・・・
最初は、老人に対しての「からかい」程度でしたよね。まあ、銃を持っての「からかい」は、冗談で済まないですけど・・・
ケラケラと笑いながらからかい続ける連中に、ちょっとずつ目の色が変わっていくアアタミ・・・そして、ついに「ブチッ」
そこから、たった一人で、ナチの連中を蹴散らしていきます
これが凄い、そしてエグい
サバイバルナイフで頭をぶっ刺し、地雷を踏ませて吹き飛ばし・・・強烈です
敵は、人間一人相手に、戦車を使ったり、強力な重火器を使ったりするんだけど、敵兵を盾にしたり、煙を立ち上げたりして、ジリジリ逃げまくる。
当然、無理があって、至る箇所に傷を負うんだけど、ボロボロになりながらも、自ら応急処置をして、立ち上がる・・・
まさに、冒頭にある、「SISU」を貫いています。
どんどんと死んでいく敵兵に対して、少しずつ身なりが綺麗になっていく様も、面白い
(顔はボロボロだけど)
シリーズ化希望しちゃおうかな
ちゅうことで、各章形式にしている点、サバイバル横スクロールアクションって感じ・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『空気殺人 ~TOXIC~』を観ました。

2024-03-29 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 安全なはずの『加湿器殺菌剤』は、私の子供と妻をゆっくりと殺している。
テフン(キム・サンギョン)は大学病院で救急救命室の医師をしている。ある日、息子・ミヌ(キム・ハオン)が意識を失い、病院に運び込まれる。最近体調がすぐれなかったミヌだったが、病院に運ばれたときには呼吸ができない状態になっていた。
診察の結果、肺が硬くなる“急性間質性肺炎”と判明する。息子に何もできないという絶望の最中、突然妻・ギルジュ(ソ・ヨンヒ)が同じ肺の病気で亡くなってしまう。
耐え難い現実に直面したテフンと義妹のヨンジュ(イ・ソンビン)は、ギルジュが突然病気になった事を不審に思い、調査を始める。
調査を始めてほどなくして、衝撃的な事実が明らかになる。原因は、日常的に使用している加湿器用の殺菌剤にあったのであった。
世界的な企業であるオーツー社は、自社製品に有害な化学物質が含まれていることを隠して、過去17年間販売してきたのだ。
オーツー社は「殺菌剤を加湿器に入れれば風邪に効く」と宣伝し、政府も日常的に使用できる安全性を認可していた為、商品はヒットしたが、殺菌剤を使用した多くの人々の命が危険にさらされることに。
テフンと多くの被害者たちは、真実を明らかにするためにオーツー社に立ち向かう。
(公式サイトより)

 今回は珍しく、冒頭の解説を観て鑑賞を決めていました。興味深い「実話」でしたから
まずは、この「実話」の発端となる事件発生までの流れ・・・そりゃあ、当事者(被害者)は、ワケ分からないですよね。なんで体調が急激に崩れるのか・・・
テフンが職業柄で気づいたから幸いだったけど、一般人であれば、こんな(被害者の)共通点なんて、分からないだろうに・・・
そして、オーツー社に訴えますが、オーツー社が・・・
もうね、演出なのか、実際そうだったのかは分かりかねますが、典型的な「悪の組織」ってのが色濃かったですね。
社長が、やり手の弁護士と、数人だけの密談をする。その会議室も、やたら薄暗くて・・・出てくるセリフも、企業を守ることしか考えていない・・・
内部で調査をしないどころか、被害者たちを批判する始末・・・
加えて、国の対応も酷かったですね
「その事案は、保健福祉部に」「いや、薬品だから、食品医薬品安全部へ」「いや、環境に関することだから、環境部だ」・・・などと、完全なタライ回し。
彼らに殺菌剤をバラまいたテフンの気持ちは理解できます
多数の被害者、そして粘り強い弁護士たちの協力で、何とか「それなりの」賠償を得ることができたものの、
最後の「95万人使用していて、23万人が・・・」という事実を知ると、完全に決着がつけられたとも思えない印象でした
ちゅうことで、悪い奴らから、「そうだ、みんなで食事しよう」という提案が衝撃過ぎ・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2024年第3戦 オーストラリアGP

2024-03-25 20:00:00 | えふわんの部屋
 アルバートパークは、週末、45万人も入ったみたいですね
天気も良かったし、うらやましいなぁ・・と同時に、鈴鹿、チケット売れ行きが心配です
フリー走行までは、上位陣はかなり僅差に見えましたが、予選を見たら・・・「あらら」
フェルスタッペン選手は、余力を持って走っているように見えちゃいますね。相変わらず同僚とのタイム差も顕著だし。
ただ、決勝は、1周目からブレーキトラブルなんて・・・レッドブルらしくないですね
ただ、これで俄然、トップ争いは面白くなりました。
唯一、彼に最近買っているサインツ選手、体調は万全ではないようですが、強かった
最初のフェルスタッペン選手をアウトからオーバーテイクしたのは、痺れましたね
来年どこに行くんでしょうかね・・・
アウディ レッドブルという噂も出ましたけど、もともとトロロッソ時代にフェルスタッペン選手とピリピリ状態でしたから、それは無いんじゃないかなぁ。
まあ、フェルスタッペン選手がレッドブルに残留していれば・・・の話ですが
2位以下のルクレール選手、マクラーレン勢も、少し戦略が分かれたので、見応えがありました。
メルセデス勢は・・・ハミルトン選手は全く元気が無かったし、ラッセル選手は凄い追い上げだったんですけどね・・・
あんな形で、コース中央で、斜めになっちゃって・・・自身でコースが見えないので、後続の車も確認できず、めちゃ怖い状況でした。
(本人が「レッドフラッグ」と連呼しているのは、切実だったのに、VSCなんて・・・)
この一件でアロンソ選手が「危険な走行」によるペナルティくらいましたが、そんなに悪質には感じませんでしたけど・・・
そして、角田選手です。
リカルド選手の地元で、しっかり予選で上回るタイムを記録し、5強を崩し、予選8位は素晴らしいです。
(アストンマーチン勢が予選をまとめ切れなかったのが幸いしたのは確かですが、まとめた人のほうを評価しないとね)
決勝は正直、ペース的には厳しいのでは・・・と思ってましたが、他車のリタイアなどもあって、しっかり生き残りました
最終的に7位になったのは、ボーナスですね。
ダブル入賞したハースに対しても、ラッキーだったかなぁ・・・と
あとは・・・
キックザウバーは、毎レース、ピットイントラブルが・・・どーしちゃったんでしょうかね。
それ以上に、昨年末からバタついているアルピーヌ、光が見えませんね・・・。
かれらが復調する前に、次はもう鈴鹿です。頑張れ角田選手
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『め組の大吾 救国のオレンジ(全23話)』を観ました。

2024-03-25 05:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 いつか「日本」を救う運命の三人。その魂の成長物語・・・。
卓越した才能とただならぬ覚悟を燃やす十朱 大吾。
自身の壁にぶつかり奮闘する斧田 駿。
数少ない女性の特別救助隊員を目指す中村 雪。
特別救助隊(通称:オレンジ)を目指す三人の消防官が出会う時、救国の物語が動き出す。
彼らが立ち向かう相手は、「国難」・・・日本の危機!!
(公式サイトより)

 「月刊少年マガジン」にて連載中の曽田正人さんの同名漫画のアニメ化だそうです。
タイトルを聞いて、何も連想できなかったんですが、オレンジって、救助隊なんですね。。。なるほど
タイトルにもある大吾も含めて、斧田、中村と、その他の若き面々が、厳しい訓練を重ねるのが序盤でしたね。
訓練そのものの意味なんかも解説してくれるので、とっても分かりやすかったし、ここでしっかり各キャラを記憶できました
訓練も終わり、それぞれがいよいよ「部署」に移りました。
そこからは、毎回、事故や、火事、災害などの発生に対する、救助隊の緊迫した活動が続きました。
ここでも、「どんな事が起こっているのか」「何に注意しなければならないのか」というポイントがさりげなく会話とかで教えてくれるので、困難な状況が理解できますし、そこでの活動シーンは、ホントに緊張します
彼らの活動の大変さ以上に、「熱意」を感じました 
最終回は、涙腺やばかった
終盤までそんな緊迫したエピソードが続きますが、並行して、別の組織の動きの話が出てきて、この作品はもっともっと大きいものであることが分かりましたが、ここで終了
うわぁ、続きが観たいです
ちゅうことで、OPの曲も恰好良く、元気が出ます・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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さあ、気分盛り上げていかないと・・・

2024-03-24 21:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 天気イマイチです
朝は2:00過ぎにリビングに戻り、映画鑑賞1本して、あとはのんびりしていた。
カミさんがお休みということで、午前中はお買い物に出かけた。
帰りがけにマックを購入した。
午後は、F1オーストラリアGPの決勝をLIVE観戦した。
時差が少ないから、日曜日の昼下がりでF1が観れる・・・嬉しいねぇ。さすがにビールは夜までお預けだけど。
これで次は日本GPなんだよね。(4/7決勝)
例年、秋開催だから、8月下旬くらいから、ワクワクしてくるんだけど、今年は今のところ、F1も始まったばかりだし、全然気持ちが上がってない
来週くらいから準備を始めないといけないけど・・・
が残っているといいな。
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『ロストケア』を観ました。

2024-03-24 17:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。
真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?
被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。
(公式サイトより)

 この作品、昨年の公開時に劇場で観たかったのですが、近くでいいタイミングでやってなくて、断念してました
当然、その時に、この作品の物語を認識していましたので・・・
この作品、実話とまではいかないようですが、似たような事件はありましたよね・・・
冒頭の解説に書いてある通りなんです・・・もちろん、とっても「重たい」話です
斯波が起こした事件の背景たるもの・・・日本における「介護の現状」というものがのしかかってきますね。
行政では届かない部分であり、自分しか対応できないという現状、生活資金しかり、社会との適合しかり・・・
この苦しみが自身の経験で分かっている斯波なんで、ケアサービスという職業での彼は、相手に対して、本当に親身になってあげています。
・・・と同時に、その苦しみから解放させてあげる術も経験している・・・
なので、検事の大友の追求に関しても、決して動揺もしないし、彼の発する言葉に全くのブレが無い・・・それだけの経験をしているし、それだけの信念と覚悟をもって行動をしています。
対する大友、彼女も自分の職務として毅然としていますが、斯波が起こした事件の遺族の人たちの話を聞いたり、自らも祖母を世話している(といっていいかは微妙)立場でもあり、自分の中で何度も考えているのが、よーく分かります。
この2人の会話シーンは、こっちも真剣に耳を傾けてしまいましたもん。
松山ケンイチさん、長澤まさみさんの演技というのも、真剣になっちゃうだけの力がありました
結論が出ている「終わりました」という流れの作品ではありません。真剣に考えるだけの意味のある作品でした。
ちゅうことで、カミさんも、こういった職種なので、考えるモノがあったようです・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ザ・ホエール』を観ました。

2024-03-24 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 恋人アランを亡くしたショックから、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は、大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。歩行器なしでは移動もままならないチャーリーは頑なに入院を拒み、アランの妹で唯一の親友でもある看護師リズ(ホン・チャウ)に頼っている。そんなある日、病状の悪化で自らの余命が幾ばくもないことを悟ったチャーリーは、離婚して以来長らく音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱え、心が荒みきっていた……。
(公式サイトより)

 かなり久々ですよね。B.フレイザーさん、この作品で復活・・・とっても話題になりました
チャーリーは、ただの大食漢ではないです。「過食症」ですよね。
そんな自分を変えようとはしていないですね。まあ、彼のあんなお仕事であれば、特段、不都合は無いのかな
自分が危ない状況と分かった彼、疎遠の娘・エリーと会いたいということで、久々の再会を果たすのですが、このエリー、かなりキテますね
人に毒しか吐かないし、節目節目に勝手に相手をスマホで撮影しちゃうし・・・何言っても聞かなくて、正直、とっても腹立ちました
そんな娘に、「財産全額渡すから」とか言って、つながりを持とうとしているチャーリー・・・
ここに感情移入するかと言われると、全然しない・・・と感じましたね
仕事は何とか一人でやってますが、その他はほぼほぼ何もできてないし、リズとかにも迷惑かけてばっかりじゃないですか。
余命が・・・という状況に置かれている点が重要なポイントなんですが、彼が求めていた「娘との絆」というのは、(自分の貯蓄を崩してでもょ)しっかり治療をして、一日でも長く一緒に居よう…という選択肢にならなかったのかなぁ
最終的にエリーも(父親を)愛しているという気持ちが、ぶわっと出てきたので良かったですが、ずっと気にかけてくれていたリズがなぁ・・・
自分が望みたいものに全てを捧げる・・・この選択が少し気になった作品でした。
ちゅうことで、血圧238-134って・・・想像できません・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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