半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パーソン・オブ・インタレスト(シーズン5・全13話)』を観ました。

2016-11-15 08:00:00 | どらまの部屋
 マシンのデータのダウンロードに成功したフィンチ。リースと共に圧縮保存したデータを入れたブリーフケースを運び、サマリタンの追跡を交わしつつ隠れ家を目指す。もしもデータの破損が大きく復元できなければ、マシンの復活はない。それは人類がサマリタンの監視と支配を受け入れることを意味していた。
AXN番組紹介より)

 J.J.エイブラムス製作のドラマ。「犯罪予知ユニット」とも呼ばれていましたね。ついにファイナルシーズンです
前シーズンで、(脅威となった)「サマリタン」に押されまくっていたマシンですが、何とかフィンチ達の手によって壊滅までには至らず、少ない資源で復活の時を刻んでいきます
その中で、一旦バラバラとなってしまったリース達も、サマリタンの監視を避けつつも、反抗を続けます。
仲間の一人・ショウがサマリタン側に捕まってしまい、物凄い洗脳地獄を味わっている状況・・・この話は厳しかったですね。
ドラマ観ているこっちも、どこからが現実なのか、分からなくなりました。
(もともとこのドラマ、過去と未来をいったりきたりするので・・・
「敵対する」という(一見アリガチな)状況になりつつありましたが、ギリのところで戻ってきました。
彼女を取り戻すのに、一番積極的であったルート・・・彼女は同時に、マシン復活にも尽力してました。
・・・が、終盤、彼女に悲劇が訪れてしまうなんて・・・哀しかったですね
その後のマシンが、ルートの声で話しかけるようになったのは、ニクイ演出でした
そして、サマリタンとの最終決戦・・・マシン(ルートの声)に助けられながら、傷つきながら人類を守ろうとする彼ら・・・たった4人での壮絶な戦いでした。
終盤は、こういった「システム監視」たるものと、一方で、「人間の成長」たるものとの語りがあって、考えさせられましたね。
シーズン5で終わってしまったこのドラマですが、実際にあってもおかしくない世界でもあって、興味深く見続けられました。
願わくば、リースもどこかで・・・
ちゅうことで、ルート(マシン)がまた人間を見守ってくれるでしょう・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ザ・ウォーク』を観ました。

2016-11-15 04:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター。
その高さ411m 地上110階の道なき空間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある一人の男が挑んだ。その男とはフィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)
公式サイトより)

 ロバート・ゼメキス監督(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など)の作品なんて、久々じゃないですか
彼がVFXを駆使した「集大成」と公式サイトに書いてました
先にソコを述べておきますと、確かにVFXは凄いと思います。願わくば、劇場で大画面で観るか、3Dで観れば、もっともっと楽しめる映像だと思います
何せ、WTCの最上階の「綱渡り」ですから・・・高所恐怖症の人は、DVDのパッケージ写真すら、見るの嫌なんじゃないでしょうか
で、この作品は、「実話」である点も一つのポイントです
「実話」というのは、もちろん、フィリップのこの「綱渡り」という行動(巷では事件)であります。そこに色をつけるように、この作品では、フィリップ自らが自分の「行い」とか「夢」を語っているのは面白かったです
・・・が、仮に、この「語り」という色を全てとって、「実話」である「事件」のみを映したものであったら、この作品は、「映画」とは言えるレベルにない、ドキュメント・ショートフィルムと化してしまうでしょうね。
よほどフィリップという人に興味が無い限りは、正直、面白味は全くない作品にさえなると思いました
ちゅうことで、何でこの人を撮ろうと思ったんでしょうか・・・で40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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