半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『グラン・プリ』を観ました。

2012-02-05 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 華やかなれど、過酷なF1の世界を描いた作品です
1966年公開ということで、46年前の作品であり、当時のアカデミー音響効果賞、音響賞、編集賞を受賞しています
長くF1ファンですが、この作品は見てなかったので、チェックした次第です
物語を先にやっつけますね
F1ドライバーは確かに華やかです。数々のパーティー、そして女性・・・特に女性に関しては、この映画は結構「あるある」的な描き方をしているのでは・・という予想です
ただ、レースに懸ける彼らの姿は美しいですし、友人の大事故や死亡を目の当たりにするスポーツをしている彼らの宿命というのも、うったえて来るものがあります。
フェラーリを駆るサルティ(イヴ・モンタン)が散る最終戦、生きのびて、そして勝ったアロンが表彰台で歓喜のシャンパンを開けた後、後ろを振り返ると、サルティのフェラーリが炎上した黒煙が空に上がっている・・・なんともはや・・・

で、物語そっちのけで、興味津々だったのは、やはりグランプリシーンです
挙げると止まらないですが・・・
最初のモナコ、俺が1999年に行ったときとはコースレイアウトはかなり違うし、トンネルも短い、ハーバーサイドも海との間をガードレールじゃなくてワラ そんな違いはあれど、カジノコーナーとか、俺が食事した場所とかはしっかり映ってて、カミさんとマジマジ見ちゃいました。
当時の葉巻型のF1マシンなれど、映し方とか音がやたら凝ってて、すんごく迫力あります
スパ・フランコルシャンも、昔の超ロングコースを始めてみました。農村の中を突っ走るという感じでしたね。でも、しっかりオー・ルージュはあって感動
最終戦のモンツァも、前々から気になっていた昔のコースも見ることが出来ました。超高速オーバルコースは圧巻ですね。あそこを走るF1マシンのサスペンションの動きも尋常じゃないくらい動いてて・・・あんな所でサストラブルとか発生したら、確実に命が無くなりますね
三船敏郎さんが演じる日本のチームは、やはりホンダを描いているんですよね・・・チャンピオン獲って良かった
本当のドライバーもちょいと出てましたね。グラハム・ヒルは、役者よりイイ男だと前から思ってました
今のF1マシン、そしてコースマーシャルの動きと比べると、物凄く時代を感じます
現代のF1は、コースも、マシンも、安全を強く意識したものになってはいますが、やはりその中で闘うのは生身のドライバーという点は、変わりませんね。
観て良かった作品であり、必ずコレクションにするでしょう
ちゅうことで、ますますF1が好きになりましたで90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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