バカ犬

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宗教対報道の自由

2006-02-04 | Weblog
1月28日の「アメリカとイスラエル」のエントリィで、

>もうこの地球は、宗教と人種で住み分けるしかないのではないかと感じてしまう。
と書いたが、これが本当にエスカレートすると起きてしまいそうな事件がおきている。

それは、ヨーロッパのジャーナリストの信ずる「報道の自由」という基本的権利と、
イスラム社会が忌避してきた、「ムハンマドの偶像化」の葛藤だ。

我々、ほとんど無宗教に近い日本では想像できないことだが、
民族と、宗教の入り混じった衝突の徴候が起きている。

もともとは、デンマークの新聞の漫画が発端であるけれど、
インドネシアを含めたイスラム諸国に反発は、強い。
反キリスト教の踏み絵のような物までできてきて、民衆レベルでの反発も強いようだ。

日本は、少し平和ボケの気味だから、直接的な関連は無い様に見られているが、
本当は国際協調路線にのって外交を進めてきた日本にとっては、大きな課題となった。

またしても、アメリカに組して51番目の州のような行動を取るのか、それとも
これをチャンスと捕らえて、平和共存の方向にイニシアティブを取れるのか、要注目だと考える。