バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

ホワイトカラー・エグゼンプション制度の受け取り方

2007-01-07 | Weblog
前回、ホワイトカラー・エグゼンプション制度の年収による一律の適用は、結果として残業代がサラリーマンの収入からすっぽり抜け落ち、その結果

こんなことでは、「将来を明るく見ながら、安心して働いて、結婚して、子供を作って、少子化を防ぐ」なんてことは全く成り立たない状況が生まれる

と書いた。

安倍さんは、記者会見で、ホワイトカラー・エグゼンプションを労働時間の短縮と受け止め、「少子化にもいい効果が期待できるのではないか」と述べたという。

この受け取り方の差はどからくるのだろうか。

多くのサラリーマンの現状の勤務実態を、全くご存知ないかのようにおもえる。サービス残業なんて当たり前になっているのに、サラリーマンの勤務時間が短くなると本当に思っているのだろうか。

大きなギャップを感じた。