福田さんが、昨夜突然辞任を発表したのには驚いた。
そして、とても悲しくなった。
ああ、今の日本には、本当に問題を解決する力がなくなってきているんだなぁと実感したからだ。
安倍さんの時もびっくりしたが、今回はもっと唐突だった。2代にわたって首相が国の運営を投げ出すって…。
前回、8月24日に、「日本の政治は夏休み、そしてメディアも」のタイトルで、
>北京のオリンピック開催、お盆休み、しいて言えば高校野球とかが重なって、日本の政治は約一ヶ月以上休暇。何も動きがない。(中略)
>世界的経済の停滞状況、燃料高騰、資源の高騰、異常気象などの外的要因のほかに、日本国内では、格差の拡大、社会福祉制度の崩壊など、大きな問題が山積している。(中略)
>さあ、目をさまして現状をみよう!
と書いた。少なくとも、新しい内閣を作って、新しい方針を明らかにしたのだから、今は実行の時期と思って、「目を覚まそう」といったわけだが、総理大臣が自分の職を投げ出してしまうとは情けない。
そこには、日本全体に、問題解決の能力が不足していることが如実に現れていると読み取れる。
自民党の政治家だろうが、民主党の政治家でろうが、政治家(むしろ、政治屋といいたい)には、国を治めていく力がないようだ。何しろビジョンがない。新しい日本を定義する力がないのだ。さらには、国民のいろんな力を、そのビジョンの実現に向けて収斂させていくというリーダーシップが完全に欠けている。
そうかといって、官僚にそうした力があるとも思えない。彼らは,官僚による、官僚の為の行政という名の権利を好きなように使っている。国の将来を考えるような気配は見えない。
では、民間はとなると、期待は出来るのだが、うまくのそのエネルギーを取りまとめていくプロデューサーの役割を果たせる力とか、グループ力とかが有るとは思えない。
やはり、ここは政治の力が重要だ。
場当たり的な政治をやって、中長期的なビジョンのない国は、ただ漂うばかりになる。
いわんや、国内をうまく治められない国が、国際的なイニシアティブを取れるとは、とても思えない。
国際関係の中でこそ成り立っている日本の国の存在を認識すれば、世界に向かってのビジョンの透明性は重要だ。
山積した問題の解決のための、方法論を個々に説いても始まらない。そんなことで時間を消費しているうちに、日本は、どんどん凋落の方向に漂っていくのではないかと危惧する。
今やるべきことは、各政党でも、グループでも、個人でも、メディアでも、誰でも、自分の考える中長期的な日本のビジョンを作ることだ。勿論、それは、山積する問題の解決の方向性を示すものである必要がある。
それを明らかにして、解散・総選挙を早急にやって欲しい。
そうして、国民の意思を再確認して再出発するのが必要だと思う。
自民党からは、次は人気度から麻生さんだとの声が上がる。
そんなレベルで、動いたら、「二度あることは三度ある」ことになると思う。
本当に、ここは頑張り時だと思う。
そして、とても悲しくなった。
ああ、今の日本には、本当に問題を解決する力がなくなってきているんだなぁと実感したからだ。
安倍さんの時もびっくりしたが、今回はもっと唐突だった。2代にわたって首相が国の運営を投げ出すって…。
前回、8月24日に、「日本の政治は夏休み、そしてメディアも」のタイトルで、
>北京のオリンピック開催、お盆休み、しいて言えば高校野球とかが重なって、日本の政治は約一ヶ月以上休暇。何も動きがない。(中略)
>世界的経済の停滞状況、燃料高騰、資源の高騰、異常気象などの外的要因のほかに、日本国内では、格差の拡大、社会福祉制度の崩壊など、大きな問題が山積している。(中略)
>さあ、目をさまして現状をみよう!
と書いた。少なくとも、新しい内閣を作って、新しい方針を明らかにしたのだから、今は実行の時期と思って、「目を覚まそう」といったわけだが、総理大臣が自分の職を投げ出してしまうとは情けない。
そこには、日本全体に、問題解決の能力が不足していることが如実に現れていると読み取れる。
自民党の政治家だろうが、民主党の政治家でろうが、政治家(むしろ、政治屋といいたい)には、国を治めていく力がないようだ。何しろビジョンがない。新しい日本を定義する力がないのだ。さらには、国民のいろんな力を、そのビジョンの実現に向けて収斂させていくというリーダーシップが完全に欠けている。
そうかといって、官僚にそうした力があるとも思えない。彼らは,官僚による、官僚の為の行政という名の権利を好きなように使っている。国の将来を考えるような気配は見えない。
では、民間はとなると、期待は出来るのだが、うまくのそのエネルギーを取りまとめていくプロデューサーの役割を果たせる力とか、グループ力とかが有るとは思えない。
やはり、ここは政治の力が重要だ。
場当たり的な政治をやって、中長期的なビジョンのない国は、ただ漂うばかりになる。
いわんや、国内をうまく治められない国が、国際的なイニシアティブを取れるとは、とても思えない。
国際関係の中でこそ成り立っている日本の国の存在を認識すれば、世界に向かってのビジョンの透明性は重要だ。
山積した問題の解決のための、方法論を個々に説いても始まらない。そんなことで時間を消費しているうちに、日本は、どんどん凋落の方向に漂っていくのではないかと危惧する。
今やるべきことは、各政党でも、グループでも、個人でも、メディアでも、誰でも、自分の考える中長期的な日本のビジョンを作ることだ。勿論、それは、山積する問題の解決の方向性を示すものである必要がある。
それを明らかにして、解散・総選挙を早急にやって欲しい。
そうして、国民の意思を再確認して再出発するのが必要だと思う。
自民党からは、次は人気度から麻生さんだとの声が上がる。
そんなレベルで、動いたら、「二度あることは三度ある」ことになると思う。
本当に、ここは頑張り時だと思う。