バカ犬

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内閣支持率の急落

2009-12-22 | Weblog
前々から、鳩山さんの政治におけるリーダーシップのなさ、不決定、見えない意向などを述べてきたが、ここに来て、ついに世論調査の内閣支持率が50%を切った。

国民の半分以上が、鳩山さんの政治行動に不信を示したわけだ。頼りにならないと…。

しかし、ここからが問題だ。

鳩山さん自身は、そうした国民の評価をチャント理解しているとは思われない。現実の彼の行動、言動、意思決定は、何を基本としてなされているのかまったく見えない。そこに国民の不信が宿る。

そう、鳩山さんは自分自身がまったく見えていないのではないかと思う。リアルな自分をチャント認識すべきだろう。

彼は、内閣総理大臣としての役割は、オーケストラのコンダクターだとたとえている。これは、彼のオーケストラの識者の解釈が浅いから出てくる無責任な言葉としか思えない。

オーケストラの各パートが、全力を出し切る為の訓練、入れ込み、チームワークが重要なことは当たり前だ。それはかく大臣や副大臣ががんばって姿でもある。

しかし肝心なのは、指揮者はこの課題曲をどう理解し、どんな音楽を造ろうかとの意図が明確でなければ、各パートを指導し、オーケストラ全体での1つの創造という演奏にはならない。
実は、鳩山さんは仲良しクラブの面倒見やさんで、各パートが全力を出し切れば、いい音楽が自然と作られると考えているんではないかと思われる。馬鹿を言っちゃいけない。

時には、強烈な反対をも説得して、自分の信ずることをやらねば、リーダーは務まらない。
非常に脆弱な、乳母日傘でやってきた本当の自分の価値が試されていると認識してほしい。

それにしても、彼を心底、サポートできる人材が民主党にはいないのか?
これが、次の疑問だ。もしそうなら、本当に国民は誰に国の政治をあずければいいのか、途方にくれる。

これが、私に映る今の鳩山政権の状態だ。