バカ犬

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黙ってしまった菅さん

2010-07-25 | Weblog

参院選以降、菅さんと民主党の中核にいる人たちが、すっかり黙り込んでしまった。

これでは、菅さんを、民主党を応援しようと投票された選挙民はどうにもこうにも動きが取れない。

なぜ、黙り込んでいるのか?
もう夏休みに入ったからか?
政治に夏休みってあるのか?

得票数で言えば、ちゃんと民主党は国民の期待を得ている実態を直視してもらわないと込まる。

国内政治の議論もあるが、相対的に日本の国際的地位が揺らいでいるように見える。

GDP、第二位を中国に持っていかれるようなことはどうでも良い。

問題は、日本の今後の成長戦略が全く見えないことだ。
菅さんは、内閣を取りまくブレーンは、何をしているのか?
東証の株価の低迷は、他の先進国に比して、低落率が顕著だ。

こんなところに、日本の株価に対する売りこしの実態が見える。
日本の株式には、今や何の魅力もないと世界全体的には見ているようだ。

そうかといって、産業構造が政略的に検討され、再構築されようとしているとも見えない。
すくなくとも、輸出産業に依存した日本経済の体質は今後、このままでは決して成長するとは思えない。

また内需拡大なんて、馬鹿なことを言っているようだが、どこにもそんな需要がない。

政府の戦略室とかが、本当の意味で外のブレーン、官僚などを使って、将来日本が動くべき成長領域を選定して、その選択肢を国民に明らかにすべきだろう。

一説によると、日本には1300兆円を超える個人資産が、単に「箪笥預金」と同じ感じで保有されているようだ。

この金にどう流動性を与えるかだけでも、世界へ与えるインパクト、日本経済へのインパクトは大きい。
新しい日本を築き直すには充分な資産だと思う。

郵政民営化の推進は重要だ。
なぜなら、この非流動的資産として溜め込まれているのが、大部分、国債だからだ。
金があっても、その使い道に困っているのが、マクロで見た日本の歪みなのだと思う。

こんな金持ち国が、不況にあえいでいる馬鹿さ加減を何とかして欲しいものだ。


P.S.
このコラムは、民主党の「国民の声」を聞く窓口にも送付してあります。