バカ犬

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安倍政権に対するアメリカの本音

2013-03-10 | Weblog

「オバマ政権にとって信頼しきれない対象があるとすれば、それは安倍首相その人かもしれない。」という記事を見つけた。米国エコノミスト紙の「安倍晋三は頼れる同志か、それとも心配の種か?」の記事だ。

安倍さんは、とにかく今ははしゃぎ過ぎの感は否めない。

勿論、その加担者はメディアであり、表面的な物の見方しかできない、どちらかというと多数派の日本人の性格にもあるだろう。

株価が上がった、円安が起きた、輸出産業が元気で、黒字を出している、等々。
しかし、本質的にはアベノミクスの効果が現れたのだろうか?
円安、株高の本当の理由は、アメリカ政府の景気刺激策で、アメリカの消費動向、NYS株価の動向が日本に影響しているにすぎない。バーナンキさんに感謝するべきだろう。

冷徹に、現状を認識する必要がある。

しかもアメリカの本音は、安倍さんの右翼的発言に、日中間の不協和音が拡大されるのではないかとの危惧がある。

日本は、尖閣の安全について、アメリカのコミットを得ようと努力しているようだけれど、日米安保の対象…と公式論を確認するだけで、アメリカのスタンスは日本の認識とは、大きく隔たっているように見える。

例えば、中国の艦船が日本の漁船を尖閣の水域で拿捕したとして、日本の海上自衛隊が中国船とトラブルになっても、アメリカは何もやってくれないということを覚悟しておく必要がある。

アメリカは、ちっぽけな事で、大国、中国と対峙するとは更々考えてはいないのだ。日中でうまく処理してください!というのが、アメリカのスタンスだと思う。安倍さんはその辺を読み誤ってはならない。


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