Bloomberg Viewというアメリカの独立系の通信社の記事が興味を引いたので、紹介してみよう。(この通信社は、The Washington Post 紙と提携している)
“日本は、非民主的で、人権から遠ざかっている政府といえるだろう”から始まるコラムだ。
“the move toward illiberal government and away from human rights. Unfortunately, Japan is catching the bug”.
BloombergView Feb. 15, 2015
http://www.bloombergview.com/articles/2015-02-20/japan-s-constitutional-change-is-move-toward-autocracy
Is Japan Asia's Next Autocracy? アジアの次の独裁国家は日本か?
Noa Smithさん ニューヨーク州立大学 准教授のコメント
引用(一部です)
自民党の憲法改定案では、国は「公益及び公の秩序に違背する場合」には、言論の自由、表現の自由を規制することができる。
「国民の義務」は、あきらかに反自由主義と独裁制を目指している。
・国民は責任と義務は自由と権利の代償であるということを自覚せねばならない
・国民は公益および公の秩序に従わねばならない
・国民は緊急事態においては国家あるいはその下部機構の命令に従わねばならない
我々が危険だと思うのは、日本国民が彼ら自身の自由をみずから進んで手放すように欺かれている(trick)ように見えることである。
引用終わり
平和ボケの日本を案じている。
本当に日本人は、自民党のたくらみ、安倍さんのたくらみに気がついているだろうか?
日本のメディアはなぜ、こうした自民党の改憲の動きに反応が鈍いのだろうか?
ご一読をお勧めします。