バカ犬

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 ユネスコを恫喝する日本外交

2015-10-16 | Weblog

 
一言で言うと、日本政府の対応は、全く情けない。

金で、ユネスコの遺産登録を買えるという主張の裏側をさらけ出してしているにすぎない。国際的にみれば、日本の評価はガタ落ちするだろう。日本が戦後、ユネスコなど国際機関と積み上げていた、高い評価は吹っ飛んでしまった。外交的センスが、ゼロ。

社説(朝日デジタル)引用 10月14日 2015

ユネスコ(国連教育科学文化機関)に対する批判の声がかまびすしい。自民党の二階総務会長は日本の拠出を見直すよう主張し、菅官房長官も「分担金や拠出金の支払い停止を含めた見直しを検討する」と述べた。
 きっかけは、ユネスコの「世界記憶遺産」への「南京大虐殺の記録」の登録だ。申請した中国が資料を政治的に利用する懸念はある。それがユネスコへの反発に結びついた。
 菅官房長官らの発言通りにことが進むとは限らない。強硬発言で国内の不満に応えようとする意図なのかもしれない。真意はともかく、責任ある政治家の取るべき言動ではない。
 日本政府による脅しとユネスコも国際社会も受け止めるのではないか。日本外交にとって有益だろうか。

引用終わり

国際社会の常識を知らない、野蛮な主張だと考える。

さらに、安倍さんが中国の楊潔国務院に遺憾を表明した。まったく、恥さらしな自己欺瞞の日本を宣伝した。自覚があるのだろうか?

P.S.今日、10月18日、ANN(朝日ネットワーク)で、国民の8割は、もし日本がユネスコへの拠出金を止めても、「日本の評価は国際社会で下がらないだろう」と
考えているとの結果が出た。

何を国民は考えているのだろうか? 

戦前の日本の国際連盟脱退に対してと同じ判断をしていると思えてくる。さびしいことだ。
そこまで、民度が下がっているのか…。