バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

政治の質

2016-12-11 | Weblog



最近の世界レベルでの政治の質を見ると、結構、恐ろしい方向に向かっているように見える。

例えば、
・Briexit: イギリスが、EUを脱退するという方向が、国民投票で決まった
・フィリピンでは独裁的な大統領が、やんやの喝さいを受けている
・アメリカでは、民衆の不満を煽って、トランプ氏が大統領に
・オーストリアでは、僅差で負けたが、不安を煽ってEU脱退派が半分になった
・イタリアでは、政治改革に主唱提案を否決 EU脱退の方向に
・フランスも中道左派は敗北 極右のルペン氏が勢力を伸ばしている
・ドイツのメルケルさんも苦戦中
・韓国も朴大統領を弾劾案が可決 どこに行こうとしているか誰も知らない

これらをポピュリズムと呼ぶことが出来る。

ポピュリズム(英: populism)とは、一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想、または政治姿勢のことである[1][2][3][4]。日本語では大衆主義や人民主義[5]などと訳されるほか、政治指導者、政治活動家、革命家が大衆の一面的な欲望に迎合して大衆を操作する方法を指し、大衆迎合主義[6][7]とも訳される。「Wikipedia」

政治指導者が大衆の一面的な欲望に迎合し,大衆を操作することによって権力を維持する方法。大衆迎合主義。「三省堂大辞林」

さらには、ノーラン・チャートでは、リベラルの対極に位置する「全体主義」とも、ポピュリズムは定義されている。



<ノーラン・チャート>
By SilverStar Creative Commons2.5

では、日本ではどうか。国民は政治に無関心。
それに乗じて、右の日本会議などは、巨大与党を利用して、着実に全体主義に歩みを進めているように見える。やはりポピュリズムか?