今日のニュースを読んでいて、こんな記事にでくわした。
タイトル:
「文化の日」が「明治の日」に? 安倍首相と日本会議が推し進める大日本帝国憲法と明治の価値観の復権運動
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20171103/Litera_3560.html
Exciteニュース 2017.11.3
これまでも、昭和天皇が亡くなって、4月29日の「天皇誕生日」は、「みどりの日」となった。さらに、自民党政権の下で、「昭和の日」となったのはみなさんご存じだろう。
今度の話は、11月3日の「文化の日」を「明治の日」にしようと、自民党の一部が動いているという。来年、明治150年の機会にとか理屈をつけている。
しかし、よく考えてほしい。本当に「文化の日」が「明治の日」になっていいのだろうか。
このグループの考え方の裏には、現行の民主主義の憲法を、天皇が主権の明治憲法に変えようという思惑があるようだ。つまり、国民主権の国を戦前の日本国に変えようということだ。
国民の見えないところで、力を得て、修正主義、全体主義に戻ろうとしているようにしか見えない。
日本のメディアは、ジャーナリズムのあるべき基本を忘れ果て、安倍政権よりに「忖度」しているようにしか見えない。
国民は「つんぼ桟敷」に置かれようとしているのか。
ちなみに、WIKIMEDIAを検索してみると、「メディア」の責任を次のように定義している。
「マスメディア」 Wikiedia
部分引用
特に政治において、マスメディアは大きな役割を持っている。政治におけるマスメディアの役割としては、政治的な事実を報道・解説することによって、一般市民に政治的判断の基準を提供することがあげられる。近代以後の大規模化した社会において政治情報の広範な伝達にはマスメディアの存在は必須であり、マスメディアなくして現代の民主主義政治は存立しえない。近代における民主主義の発達は、とくに新聞をはじめとするマスメディアの発達によって可能となった。こうした政治的機能の巨大さから、マスメディアは立法・司法・行政と並ぶ「第四の権力」と評されることも多い。
引用終わり