安倍内閣の支持率が上向いているようだ。回答者は何を判断の材料としているのか、全くわからない。安部さんが誇らしげに言っている点について見ていこう。
1。アベノミクスの第一弾では、円安に助けられて、輸出企業の売り上げが伸びた。企業の内部留保はたまってきているが、リフレ派の経済学者の言う利益のトリクルダウンは起きてはいない。企業は、金をため込んでいる。余った金は庶民の懐には届かず、株をやっている人に利益を与えているに過ぎない。
内部留保(‘11年:282兆円 → ’17年:446兆円)
2.有効求人倍率を安倍さんは誇っているが、層別して見ると実態がわかる。確かに全体では、1.04(2018・4)だが、下記の通りの数字のまやかしだ。
X < 24歳:1.42
25 < 34歳:0.90
35 < 44歳:1.15
44 < 54歳:0.84
55 < X :0.61
24歳以下の若い人の倍率に引っ張られ、団塊の世代の穴埋めの35~44で1.15になっているにすぎない。
転職期の人や、中高年には仕事はないのだ。
3.外交の安倍と誇っているが、本当は、金(皆さんの税金)をばらまいて、いい顔をしているだけだ。
ざっと言って見ると、(単位:億円)
ミヤンマー:5000
中東、アフリカ:2000
シリア : 3000
アセアン:2兆円
インド::: 2000
バングラデシュ:6000
ウクライナ : 1500
発展途上国:1兆2400
アフリカ:3兆円
最近の噴飯物は、ロシアの北方4島の経済協力で3000憶円。しかし、プーチンさんにぶったくられたことが露見した。先に平和条約の締結を無条件でと提案をされてしまった。4島返還なんてありえない。
安部さん有頂天しても、なにもいいことはない。