菅総理大臣がバイデン大統領と一緒に行った会談後の記者会見で、菅さんが国際社会に対してバカな姿を晒らしてしまったと思う。
毎日新聞の4月18日朝刊を参照すると、
菅氏は初訪米の舞台でも、いきなり「アドリブ力の低さ」という弱点を露呈してしまった。
3番目に質問したロイター通信の記者は、「首相にもお聞きしたい」として「公衆衛生の専門家も疑問視する中で、東京オリンピック・パラリンピックを開催する無責任さ」をただした。しかし、首相は答えるそぶりも見せず、日本メディアの記者を指名した。
記事は終わり
いわゆる日本的に言えば、「スルーした」ことになって、質問に応えることから逃げてしまった。
日本国内においては、国会の質問と答弁、もしくは記者会見の質問と答弁が、全て事前に準備され、お互いが内容を知ってるのは当たり前という社会になっている。が、国際的に見れば、これは記者会見でも、 Q & A でもなんでもない。単なる儀式をやっているに過ぎない。
日本では、そのままで通るだろう。なぜなら、それだけジャーナリストが騒ぎ立てないし、国民も、こうした Q & A の形式に矛盾を感じないという民主主義の成熟レベルだからだ。
日本における政治家とジャーナリストの関係は、国際的に見れば大きく遅れていると思う。 世界の常識で言えば、ジャーナリストの使命として、権力に対する”ウォッチドッグ”の役割が持たされているのに、日本ではそうではなくなっている。そうしたジャーナリズムの基本すら認識されていない。
国会では、質問内容は、事前に答えるサイドに文書で伝えられ、関係官庁の役人は、その答えを徹夜して準備して、答弁するサイドに文書で提出されている。 質問する人も答える人も、まさにその原稿を読んでいるにすぎない。 それで日本では問題なく終わってしまう。 が、それは民主主義でも何でもない。
きっとこのロイターの記者は、唖然としたに違いない。 そして日本という国、国民のレベル、もしくは民主主義の成熟度はこんなものなのかと、日本に対して悪い、あきれた印象を持ったに違いない。
もう、こうした馬鹿な話はよそうよ!
毎日新聞の4月18日朝刊を参照すると、
菅氏は初訪米の舞台でも、いきなり「アドリブ力の低さ」という弱点を露呈してしまった。
3番目に質問したロイター通信の記者は、「首相にもお聞きしたい」として「公衆衛生の専門家も疑問視する中で、東京オリンピック・パラリンピックを開催する無責任さ」をただした。しかし、首相は答えるそぶりも見せず、日本メディアの記者を指名した。
記事は終わり
いわゆる日本的に言えば、「スルーした」ことになって、質問に応えることから逃げてしまった。
日本国内においては、国会の質問と答弁、もしくは記者会見の質問と答弁が、全て事前に準備され、お互いが内容を知ってるのは当たり前という社会になっている。が、国際的に見れば、これは記者会見でも、 Q & A でもなんでもない。単なる儀式をやっているに過ぎない。
日本では、そのままで通るだろう。なぜなら、それだけジャーナリストが騒ぎ立てないし、国民も、こうした Q & A の形式に矛盾を感じないという民主主義の成熟レベルだからだ。
日本における政治家とジャーナリストの関係は、国際的に見れば大きく遅れていると思う。 世界の常識で言えば、ジャーナリストの使命として、権力に対する”ウォッチドッグ”の役割が持たされているのに、日本ではそうではなくなっている。そうしたジャーナリズムの基本すら認識されていない。
国会では、質問内容は、事前に答えるサイドに文書で伝えられ、関係官庁の役人は、その答えを徹夜して準備して、答弁するサイドに文書で提出されている。 質問する人も答える人も、まさにその原稿を読んでいるにすぎない。 それで日本では問題なく終わってしまう。 が、それは民主主義でも何でもない。
きっとこのロイターの記者は、唖然としたに違いない。 そして日本という国、国民のレベル、もしくは民主主義の成熟度はこんなものなのかと、日本に対して悪い、あきれた印象を持ったに違いない。
もう、こうした馬鹿な話はよそうよ!