Baliさん備忘録

メンテやカスタム、ツーリングなどの備忘録です。

KX250 オイル交換

2022-05-15 19:45:16 | KX250SEメンテ
いい加減オイル交換しなければと思い点検窓を覗いたところオイルが見えない。
車体をかなり傾けてようやく見えるレベル。
うーん、減っちゃってたの?

中途半端に冴速が残ってるので1L買い足して今回もこれにする。

2分ほど暖気してからオイルを抜く。
オイル処理箱 227g
オイルを吸わせた後の箱 600g※
(ワッシャー買いに行ったりで、1時間半位かけて抜いた)
373g抜けたことになる。
【いくらなんでも少ない気がする。オイル吸わせた後の箱の重量、風袋引き後だったかも。
前回フィルター交換もしているとは言え632g(744cc)入れているし。これだと今まで250cc位少なかったことになる。恐ろしや。】

締め付け過ぎないように気をつけていたのになぜかフィラーキャップが固い。コインドライバーをプライヤーで掴んで回す。

1缶目 353g→空缶 140g
ということで投入量213g。

2缶目 990g
これが800gになるまで入れる。
これで403g入ったことになる。

が、レベルゲージに届かない。
最終的に600gになるまで入れた。



ということは213+390=603g。
エンジンオイルの比重を0.85位と考えると710cc位入れたことになる。


【冴速の密度は0.853g/cc(15℃)だそうで、値を修整しました】

【後日さらに29g足したので、計632g≒744cc位となる。
結局点検窓を見て足しているので、計量作戦は入れ過ぎないための目安にしかならないということになる。】

ドレンワッシャー、純正は実測で
8.5×16.8×1.0(2回使用して潰れたもの)

手元のは8×18×1.5。

今回はこれを使うが次回は純正を買おう。
【純正は8.5×16×1でした。1個198円。結局amazonでDRCのを購入した。】

サービスマニュアル上のオイル量:
オイルのみ交換 750mL
フィルター交換時 800mL

ドレンボルト 10Nm



KX250SE グリップ交換

2022-05-04 21:04:00 | KX250SEメンテ
軽い気持ちでグリップラバーを交換。
新たに購入したグリップは、グリップエンドカッターで穴を開けておく。

さて、スロットルケーブルのホルダーを外す。







クラッチ側、ハンドガードのバーエンドが固着して取れず。
インシュロックをカマして引っぱったり、ポンチで叩いたりとかしてなんとか外せた。


白錆を除去しておく。

ハンドルバーからグリップを外す、のだがどうあがいても取れる気配がない。
仕方ないのでカッターでこそぎ取る。
ケバブ屋のように。

fatbarは左グリップ部分がギザギザになっていてグリップがズレないようになっているのだがこの際構っていられない、気にせずカッターの刃を当てる。

完全にこそぎ落とすことは無理なので、ソコソコのところでやめて新しいグリップを押し込む。パークリを潤滑剤代わりにしてまぁなんとか。ワイヤリングすればいいかと思い接着剤は使わなかった。

次、スロットル側。
素直にスロットルチューブを買いに行く。

ZETAの適合表を見るとKX-250X 2021はZE45-8101なのだが、今のと見比べるとどう見てもZE45-8123が同じ形をしている。
仕方ない、両方買う。




帰宅してしばし見比べ、8123を採用とする。

スロットル側は接着剤を使う。

仮組み。チューブを短く切る必要はなさそうだ。


クラッチ側はグリップラバーを切らなかったがスロットル側は少し短くした。取り付けた結果からすると切らなくても良かったかも知れない。微妙だけど。





KX250SE リヤサスグリスアップ

2022-05-03 22:22:00 | KX250SEメンテ
【誤って削除したため、書き直して再掲20230523】

リヤサス周りのグリスアップを行う。

グリスは東京モーターサイクルショーの時に購入したエーゼットのCKG-002を使う。


家のスタンドはグラグラして不安定なので、高トルクで締まっている箇所はスタンドに載せる前に緩めておく。
(ロッカーアームピボットナット、タイロッドナット、アクスルシャフトナット、スイングアームピボットナット)




リヤブレーキホースクランプも緩めておく(ギリギリまで緩めるとなんとかホースを外せる

スタンドに載せてリヤホイールを外す。

外したついでにグリースシールリップにグリスをベタ塗りしてカラーとキャップを嵌めて、ポロリ落下防止のため養生テープで留めておく。

スイングアームからRキャリパーを後方に引き抜いて外す。

後でRブレーキを脱着するので、ピストンの飛び出し防止のためにパッドに板をカマしておく。
吊っておく。
(後でRサスを外すのにマフラーも外す必要があるので写真のようにマフラーに吊ってはいけない)

チェーンガードを外す。ボルト紛失防止のため、締結場所に嵌めて養生テープで留めておく。


次、ロッカーアームを外す。
まずスイングアームがゴツンと落ちないように吊っておく。

ロッカーアームピボットナット、タイロッドナット、Rサス取り付けナットを外す。ボルトを抜く際、ロッカーアームを落とさないよう気をつける。


次にタイロッド。

左ステップを外す。
割りピンを切ってステップピボットシャフトを抜き取る。割ピンを取り去るときにワッシャーを落として無くさないよう気をつける。
タイロッドボルトを引き抜く。チェーンガイドローラは外さなくてもイケる。

ここでロッカーアーム、タイロッドをグリスアップする。
カラー表面のちょっとサビている部分は#1000のペーパーで軽く均す。

ニードルベアリングにパーツクリーナーをかけてはいけない。
グリスを上から塗布するのみ。
スリーブも綺麗だ。
薄くグリス塗布する。

グリースシールの汚れを落とす。
ゴムを傷つけないようにこそぎ落とす。

シール周辺もグリスを塗布してスリーブ、カラーを元通りに組んでおく。はみ出たグリスは拭き取る。

スイングアーム。
まずブレーキペダルを外す。
リターンスプリングを外しペダルボルトを外す。
内側にワッシャーあり。
ペダルボルトをグリスアップしておく。

で、シャフトナットとワッシャーを外してスイングアームを引き抜く。ベアリングが痛むのでスイングアームを持ち上げ叩き抜かないようにする。とは言え中々抜けないのでちょっと叩いた。スイングアームは水洗いしておく。



カラー、スリーブを洗浄、グリースシールも綺麗にしてそれぞれグリス塗布、ニードルベアリングにもグリス塗布して組み付けておく。




ショックアブソーバー。

マフラーを外してアブソーバー取り付けボルトを外せば下方向に抜ける。

水洗いしてスリーブ、ベアリングにグリス塗布。

ひと通りグリスアップできたので組み直す。

マフラーは前のボルトを締めてから後ろを締める。クランプはその後。

ちなみに左ステップ取り付けは、下に適当な太さの棒を差し込んでおいて上からピボットシャフトを差し込んでいけばバネの反力に苦労させられることもない。


やはり組んでいる時にRブレーキの踏み応えを確認してしまう。パッドの間に板をカマしておくのはマストだ。

ロッカーアームピボットナット、タイロッドナットは組み付け時要エンジンオイル塗布。
また、これらとショックアブソーバー取り付けナットは本来は交換部品。


スイングアームピボットシャフトナット:100
リヤショックナット:上40 下35
リヤアクスルナット:110
チェーンアジャスターナット:15
タイロッド取付ナット:60
ロッカーアームピボットナット:60
ステップブラケット:上35 下17
リヤブレーキマスタシリンダボルト:10
リヤブレーキペダルボルト:25

KX250X ステムベアリング グリスアップ

2022-04-17 20:00:00 | KX250SEメンテ
いい加減やらねば、ということで着手。

フロントフェンダー、ゼッケンプレートを外し、ブレーキキャリパーもフォークから外す。
ブレーキホースをガイドから外しておく。

一通りのボルトを少し緩めてからスタンドに載せる。







フロントホイールアクスルのクランプボルトを緩め、アクスルボルトを外してアクスルを抜く。固いので14mmのロングソケットをかまして叩き出す。


ハンドルを外して吊っておく。


フォーククランプボルトを緩めフォークを引き抜く。

ステムヘッドナット、ステアリングステムナットを外してトップブリッジを外す。

上のベアリングはキレイだ。



一方下は・・・




下のベアリングもスポッと取れるのかと思ったがそうではなかった。
とにかくペーパーでグリスを拭き取りパークリを噴いて綺麗にする。


この黒いの、ちょっとカジリ付いていたのかな・・・。

とにかくグリスアップして組み直す。






グリス、何がイイんでしょうかねぇ。

ハンドルバークランプボルト:25Nm
ステアリングステムヘッドナット:100
ステアリングステムナット:5
Fフォーククランプボルト:上下とも23
 上から緩める。下から締める。
Fブレーキキャリパー取り付けボルト:25
Fアクスルナット:80
アクスルクランプボルト:23
 左(ブレーキのある側)を規定のトルクで締め付けた後、Fブレーキを使わず4、5回フォークを上下に動かしアクスルをなじませてから右のボルトを締める。










KX250SE リヤタイヤ交換(IX-09W)

2021-11-28 17:31:00 | KX250SEメンテ
これ以上寒くなるとゴムが硬くなってさらに大変になる、という事で本日交換。

夏にamazonで買っておいたIRC iX-09W。しばらく日に当てて暖めてから開始。

硬い、このタイヤ。
嵌めるの大変だった。

なんとか終了。

締め付けトルク
アジャスターロックナット:15Nm
リヤアクスルナット:110Nm

チェーンの長さ:20リンクで317.5~318.2mm 使用限度323mm
チェーンのたるみ:スリッパ後端の下端から持ち上げたチェーンの中心までが48~54mm

KX250SE オイル交換

2021-10-23 18:16:00 | KX250SEメンテ
冴速(10W-40)を入れる。

オイル処理箱 226g
オイル1L缶 985g
オイルフィルター 27g

問題は暖気。少しでも騒音を減らすため、ホムセンで購入したパイプをマフラーに突っ込む。




アンダーガードを外し、控えめに暖気してオイルを抜く。


オイルフィルターも交換する。




Oリングは新品に交換。



キャップボルトのトルクは10Nm

ドレンワッシャーは8mmだった。
用意していたのは10mm、仕方ない、再使用する。ドレンのトルクは10Nm。

オイルを抜いた後の箱とフィルターの重量は852g。

差し引きすると599gとなるが、若干こぼした分もあるので605g入れる。
缶の重量を量りながら入れていく。

丁度入った。一分半ほどエンジンを回した後、しばらく待つ。
点検窓からオイルが見えないので、プラスアルファで27g入れた(計632g入れたことになる)。

アンダーガードを取り付けて完了。

追記:翌日水平状態で確認したところバッチリの量だった。

KX250 ブレーキエア抜き

2021-08-29 12:41:47 | KX250SEメンテ
より硬いタッチを目指し、ネットで見つけた方法を試す。

①シリコンホースをキャリパーのブリーダーからマスターのリザーバータンクまで這わす(長さ120~130cm位)。ホースが動かないよう、マスキングテープで適当に車体に固定する。

②通常のエア抜き操作でフルードを、キャリパー⇒シリコンホース経由でリザーバータンクへ⇒ブレーキホース経由でキャリパーへ、と循環させる。
(ブレーキ握る→ブリーダー緩める→ブリーダー締める→ブレーキ握り直す)

※リザーバータンク側でエアを吸わないよう、様子を見ながらホースの容量分(30cc位だろうか)フルードを足していく。

③気が済むまで循環させる。





この方法はフルードが無駄にならないのが良い。


KX250 ブレーキフルード交換

2021-08-05 21:35:00 | KX250SEメンテ
先日CRF250R氏より「フロントブレーキのタッチ、柔いんじゃね」と指摘され、CRFと握り比べると確かにはっきり柔らかい。
どこかで転倒したときにでもエアを噛んだようだ。

ということでエア抜きを兼ねてフロントのフルード交換を行う。

KXを購入したピュアテックに電話して今入ってるフルードの種類を聞いたところ「普通のDOT4」とのことなので、2りんかんで純正を購入。

ブリーダーのボルトに10mmのメガネをカマしてシリンジのシリコンチューブを装着。
マスター側の蓋を開け、ちょっとフロントブレーキをピンピン弾くようにかけてみる。エアが出てくる様子はない。

少しシリンジのポンプを引きつつブリーダーを開ける。5~7cc位フルードを引いたら一旦閉じてマスター側にフルードを補給する。
何度か繰り返し綺麗なフルードが出てきたところで終了。



ブレーキタッチを確認。若干固くなったが、マダマダな気がする。

どこかにエア溜まりができているのか。マスターやキャリパーをコツコツ叩いた上で一晩吊るしてみる。

キャリパーもFフォークから外して上下のピストン位置が地面と垂直になるようにしておく。

翌日マスターの蓋を開けてFブレーキをニギニギしてみるがエアが出てくる気配はない。

もう一回フルード交換する。

・・・うーん、やりたくなかったけどマスター側のバンジョーボルトを少し緩めてみる。ここに溜まっていたらプシュッと抜けるらしいが、やはりエアは出てこない。

最後にブレーキをかけっぱにして二晩放置。

・・・こんなもんかな・・・。
今度他の人の車両と比べてみよう。
今回の作業でエアが抜けきれていないようなら、次回はブリーダーからのフルード注入を試してみよう。