BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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LAST RENNART DAY'S PARTY

2005-10-08 13:29:00 | のほほん日記
今日は私のレナートで過ごす最後の日になった。
私は再来週には別の学校に転校する。
言っておくが、別にレナートに不満があって転校するのではない。不満があるとすれば少し値段が高いぐらいだ。なにより私がすばらしいと思うのは、この学校のアクティビティだ。
毎日のように、writingやidiomのワークショップやバー・レストラン・ギャラリーめぐり、スポーツ・コンサートなど実に多様な種類のアクティビティを開催してて、私はこれが非常に気に入ってた。
なるほどこの学校の生徒でなかったら行かなかったようなJAZZバーやナイトクラブ、パフォーマンスを見せていただいたと思う。
私は非常にこの学校のアクティビティの先生に感謝してる。
一度も受けたことがないクラスの先生も、何度かアクティビティに参加すると仲良くなる。
さらに他のクラスの生徒にめぐり合えるし、ほんとに一石二鳥。
授業もなかなか良かったと思う。たまーにいやな先生もいるがそれってどこの世界にもあることでしょ。
ま、結局転校を決めたのはお金の問題。こちらにきて5ヶ月たったので、そろそろお金を節約する段階に来たかなぁと。次に行く学校はレナートに比べ半額に近い値段の学校だ。
たぶん学校のレベルは落ちるかもしれない。
しかしレナート学んだだけあって私の英語はかなりまともになった。だから次の学校が悪くても大丈夫かなぁと思うのですが。そりゃ初めにレベル低い学校に行ったら、基本ができないでしょ。初めが肝心。ということである。

さて、今日は私の最後の登校日ということでクラスメイトが私の送迎会を催してくれた。ああ、なんていい人達なんだ。私は涙が出るほどうれしかったよ。
実は私はこの最後のクラスが非常に気に入ってた。だから彼らと離れるのはほんとに辛い。この1ヶ月レベル6で彼らと一緒に勉強できてすごーく楽しかった。
レナートはとってもフレシキブルな学校で、毎週入学できるし、在校生はレベルチェンジができる。そんなわけなので、ほぼ毎週クラスメイトが替わるのだ。そんな状態の中、気の合う友達を作るのは難しい。
しかし私の最後にいたShannonのクラスはとても評判のいい生徒の間でも大人気のクラスであったので、一度このクラスに移るとなかなか生徒はチェンジしない。そういうわけで私はこのクラスの居たこの一ヶ月、かなりクラスメイトと仲良くなった。
今日はそのクラスメイトたちを紹介しようではないか。(長くなるのでメンバーの一部です)

JOY(韓国・テグ)・・・彼とは前のクラスでも一緒だっただけに一番長い付き合いだ。
スポーツ好きの彼に誘われ、一緒にUSAオープンやメッツの試合にも行ったし、彼のバースデーパーティにも招かれたし、非常に思い出深い。初対面のときの彼はかなりすました男であった。なるほど彼は顔は悪くないし、背も高い。。。初対面の人は彼をかっこよいと思うことだろう。しかし慣れてくると初めのかっこつけてた姿はどこへやら、かなりおっちょこちょいで、面白い人間だ。時々訳の分からないジェスチャーや行動をして周囲を混乱?困惑させる。しかしそれは消して不快なものではなく、たいていは笑いを誘うものでり、彼はりっぱな「ボケ」タイプの人間であるといえる。彼は自分が寡黙で恥ずかしがりやだと言うが、私に言わせりゃかなり話好きで誰に対しても好奇心旺盛な人だと思う。しかも彼のキャラがほんとに面白いのだな、、、これが。いつの冗談ばかり言うので、たまに彼がまじめなことを言ってもそれを理解できないことがある。すみません。

CHIKA(日本・広島)
彼女とは前のレベルで1週間一緒になり、今回も1ヶ月一緒だった。
彼女は声楽を専攻してただけに趣味が歌うこと。現在ジュリアードで週一でオペラを学び、11月に公演も控えてるそうだ。
そんな彼女は日本でバーを経営してた正真正銘の「ママ」である。
私から言わせればなんでママが店をたたんでまで英語を習いにくる?と思うのだが、これがまたあの世界は英語が必要なのだな。私は彼女から実にいろんなことを教えてもらった。私と同い年で3年半も店をきりもりしてた彼女のキャリアを私は尊敬するよ。
私が思った以上に広島は国際都市らしく、たくさんの外国人が仕事で訪れるそうだ。しかしほとんどの飲み屋が外国人お断り・・・という悲しい事実があるらしく、彼女はこれを克服しようとアメリカに乗り込んだとのこと。うーん、えらいよ、そして店を一度たたんでまで決心するなんてなんて勇気があるのだ。再来年には新しい店をオープンしたいそうだ。今度はカフェバーでホステスの居るようなバーではなく、お酒もあり、紅茶やコーヒーもある店だそうだ。しかも彼女は実は「ゴシックエレガント」なのである!皆さんご存知だろうか、ゴシックファッションというのを。ロココ調を基本としたもので、ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)が有名ですね(BY下妻物語)!「ゴシックエレガント」というのはそれのもっと大人っぽいもので基本は黒の世界。想像していただけるかな?
そんな彼女の次に目指す店はもちろんロココ調。素敵なシャンデリアにソファ・・・ああ私もぜひ遊びに行きたいねぇ。
最後に彼女の好きな言葉が「デカダンス」知ってます?この言葉。。。彼女にい言わせれば美しくもあり汚くもあり悲しくもあるような言葉だそうです。

ジンヘ(韓国・ソウル)・・・彼女はお嬢様ファッションに身を包んでらっしゃいます。母親が宝石デザイナーであるという彼女のおうちはたぶんリッチ。。。だからそんなに金のことを気にしないみたい。だからといって無駄使いするわけでもないし。彼女を初め見たときは気取ったコリアンの女の子たちと同じかなぁと思ったのだが、動物園に行こうと誘ってくれたり、いつもJOYと彼女と私で昼ごはんを食べにいったり、すごく気さくでいい子なのだ。しかも冗談もけっこう言うしね!
笑えるのが彼女の趣味が寝ることだということ。自己紹介で言ってました!!家でも十分寝てるのに授業中でもたまに寝てる。先生もあきれてる日もあるのだが、そのギャップがたまらなく私にはおかしい。私とも結構話が合ったのでおしゃべりもすごーく楽しかった。

パーティはイーストビレッジの日本料理でやった。楽しかったよ、もちろん。JOYのジョークに私は涙が出るほど笑ってしまった。いや、マジで笑い死ぬかと思った。あまり私が受けてるのでみんも逆に不思議がってた。しかし、我ながら英語って生きてるなぁと思います。授業だと割りとあまり積極的に発言できないのだけど、学校の外に出たら別だな。こうしておしゃべりやジョークを話してるときって止まらないのだよ、英語が。自分で自分を驚いてるさ。すげー、言葉がスラスラ出てくるよ自分。ジョーク飛ばしてるよってね。やはり話して何ぼですね、英語は、言葉ですから当たり前か。
はー、たぶんみんなが恋しくなるだろうなー、来週は。。。次の学校でも素敵な人達にたくさんめぐり合えますように。