アーミッシュ村一日訪問ツアーに行ってきました。
アーミッシュという言葉は星野道夫さんの小説で始めて知って以来、一度見てみたかった人々であります。
ハリケーンの余波で土曜日のNYは大雨!
どうなることやらと思いつつ待ち合わせの場所に行くと、生徒が何人かまってました。
このツアーは語学学校向けに主催してるもので、レナートのほかにエンバシーの学生さんが主でした。
8時に主催のツアー会社のバンが止まりました。
雨で大丈夫?という人もいたのですがツアーはそのまま催行。
添乗員のおばちゃん「ジュディ」と生徒10人でアーミッシュの人がたくさん住んでるペンシルベニア州ランカスターへと出発しました。
高速道路で片道2時間半の道のり。大雨なため景色は全然楽しめず、寝てばかりでしたね。。。
出発して2時間高速を降りるとそこはペンシルベニア。。。
北海道のようなのんびりした牧草地や畑が広がってます。ところどこと川が氾濫してて道が行き止まりになったりしててすごいことになってます。
ガイドさんが晴れてれば馬車で移動してるアーミッシュが見れるはず。。。といってると、
いたー!
目の前に小さな馬車が見えました。
軽トラックよりも小さいサイズの黒い馬車にこれまたきれいな黒い馬が走ってます。
ここでアーミッシュについて説明☆
アーミシュとはキリスト教プロテスタントの一部メノー派(メノセウス)の一派。スイスで生まれたものですが、迫害を受けアメリカへ移住して根を下ろしたのですね。
特徴は厳しい戒律があり、電気を一切使わない生活をする。もちろん自動車もコンピューターもテレビもラジオもありません。
基本的に農業やキルト作りなどの衣料で生活してる集団。
アメリカではオハイオ州で最大のコミュニティがあり、ペンシルベニアは第二番目の規模。アメリカ国民であるが彼らは税金を払わなくてもいい。その代わり保険も医療控除も受けられません。
さて、初めに行ったのがこのアーミッシュの人達の足である馬車に体験乗りができるという牧場。元アーミッシュの人が観光向けにやってるもの。
アーミッシュは基本的には閉鎖的な集団だったのだが、21世紀の今現在一部の地域では一般の観光客などにも観光向けに自分たちの生活を一般公開してるところがある。しかし基本的には彼らの家を除くのは難しい。写真ももちろん撮影は禁止されてる。
馬車は5人乗りで非常に狭かった。窓がガラスではなくビニールなため脇から雨が吐いてきて濡れるわ、馬臭いわで快適な乗り物とは言いがたいが、それでも楽しかった。
御者のおじさんはアーミッシュスタイルでお髭も立派(アーミッシュは髭を一生そらない)である。馬に鞭打って重い馬車を操ってた。しかし、馬も雨を嫌うのか連続でへとへとだと見て度々だれていた。それを見たらなんだかかわいそうになった。ああ、ごめんよー。
馬車はのどかな田舎道をのんびり走る。豆畑やパンプキン畑、、、うーんいいねぇ。
これで雨さえ降ってなきゃすごくきれいなのだろう。
次にお昼ごはんを食べに行った。レストランやクラフトショップがたくさん集まったところで、あまりの大雨で逃げるようにレストランへ行った。ツナサンドイッチとスープのランチ。
次はアーミッシュの博物館へ。基本的にアーミッシュのお宅をのぞく事ができない代わりそれを忠実に再現した場所がある。そこで私達はこれまた元アーミッシュだったガイドさんと知り合う。
その方はアーミッシュの伝統的スタイル案内してくれた。元・・・というのはアーミッシュの人はいつでも選択ができるのだ。アーミッシュとして生きるか、それを捨てて一般の人々の社会に入るか、しかし一度一般社会に出ると二度とアーミッシュには戻れない、、、これまた厳しい掟があるのだ。
服装も基本的に黒や紺など暗い色が中心。派手な色は禁止されてるし、女性の服はボタンでさえ禁止されてる。
うーん、おしゃれの楽しみがないのね。
博物館では台所や居間や別途ルームなど様々なアーミッシュの家の中を展示している。
なんと冷蔵庫があった。あれ?電気は使えないのじゃないの?って思ったらなんとガスの冷蔵庫だそうだ。
そう、彼らは電気の代わりにガスを使う。
家の中の明かりもガス灯である。電気と違って明かりも質素な感じがする。エアコンがないので夏は大変そうだ。
そのあと村を回りながら色々ガイドさんが説明をしてくれた。残念なことに窓ガラスが雨で曇ってて全然見えなかった。ああ、やっぱり雨だとだめねー。
私達はアーミッシュの女性が作るキルトのお店に連れて行ってもらった。このキルトはすばらしかった。すごく色々な模様があるし、美しい。ほしくなったけどやっぱり安くないし日本に持ち帰るのが困難なのでやめました。ブランケットが38ドルだったなぁ。。。
最後は夕食。アーミッシュの人達が旅行者に夕食を提供してる家兼レストランに行ってきた。そこは見た目は普通の家で実際アーミッシュの人が住んでるのだがそこの半地下が大きな食堂になってて、夕食をまかなってる。
3人のアーミッシュの人がいて、私たちに夕食を給仕してくれた。これがまたほんとにおいしかった。クリーム状にしたポテトやグリーンピース、チキンにポークのハンバーグ、パンもふかふかで自家製のピーナッツバターがまたうまいのなんのって。。。
とにかく量がいっぱいで次から次へと来るのでお腹がいっぱいになったが、最後にデザートまであった。パイにチョコレートケーキにジェロにアイスクリーム。みんな手作りでおいしい。コーヒーもあって至れり尽くせり。かなり大満足な味だった。手作りのあったかい味がした。
今回は一日土砂降りのような大雨(これをャッツ&ドッグスという)だったけど、まぁまぁ楽しめたと思う。ああ、天気がよければすばらしいペンシルベニアの田園風景を楽しめただろうに。ハリケーンめ。
しかし他の学校の生徒と交流できてけっこう楽しかった。
アーミッシュという言葉は星野道夫さんの小説で始めて知って以来、一度見てみたかった人々であります。
ハリケーンの余波で土曜日のNYは大雨!
どうなることやらと思いつつ待ち合わせの場所に行くと、生徒が何人かまってました。
このツアーは語学学校向けに主催してるもので、レナートのほかにエンバシーの学生さんが主でした。
8時に主催のツアー会社のバンが止まりました。
雨で大丈夫?という人もいたのですがツアーはそのまま催行。
添乗員のおばちゃん「ジュディ」と生徒10人でアーミッシュの人がたくさん住んでるペンシルベニア州ランカスターへと出発しました。
高速道路で片道2時間半の道のり。大雨なため景色は全然楽しめず、寝てばかりでしたね。。。
出発して2時間高速を降りるとそこはペンシルベニア。。。
北海道のようなのんびりした牧草地や畑が広がってます。ところどこと川が氾濫してて道が行き止まりになったりしててすごいことになってます。
ガイドさんが晴れてれば馬車で移動してるアーミッシュが見れるはず。。。といってると、
いたー!
目の前に小さな馬車が見えました。
軽トラックよりも小さいサイズの黒い馬車にこれまたきれいな黒い馬が走ってます。
ここでアーミッシュについて説明☆
アーミシュとはキリスト教プロテスタントの一部メノー派(メノセウス)の一派。スイスで生まれたものですが、迫害を受けアメリカへ移住して根を下ろしたのですね。
特徴は厳しい戒律があり、電気を一切使わない生活をする。もちろん自動車もコンピューターもテレビもラジオもありません。
基本的に農業やキルト作りなどの衣料で生活してる集団。
アメリカではオハイオ州で最大のコミュニティがあり、ペンシルベニアは第二番目の規模。アメリカ国民であるが彼らは税金を払わなくてもいい。その代わり保険も医療控除も受けられません。
さて、初めに行ったのがこのアーミッシュの人達の足である馬車に体験乗りができるという牧場。元アーミッシュの人が観光向けにやってるもの。
アーミッシュは基本的には閉鎖的な集団だったのだが、21世紀の今現在一部の地域では一般の観光客などにも観光向けに自分たちの生活を一般公開してるところがある。しかし基本的には彼らの家を除くのは難しい。写真ももちろん撮影は禁止されてる。
馬車は5人乗りで非常に狭かった。窓がガラスではなくビニールなため脇から雨が吐いてきて濡れるわ、馬臭いわで快適な乗り物とは言いがたいが、それでも楽しかった。
御者のおじさんはアーミッシュスタイルでお髭も立派(アーミッシュは髭を一生そらない)である。馬に鞭打って重い馬車を操ってた。しかし、馬も雨を嫌うのか連続でへとへとだと見て度々だれていた。それを見たらなんだかかわいそうになった。ああ、ごめんよー。
馬車はのどかな田舎道をのんびり走る。豆畑やパンプキン畑、、、うーんいいねぇ。
これで雨さえ降ってなきゃすごくきれいなのだろう。
次にお昼ごはんを食べに行った。レストランやクラフトショップがたくさん集まったところで、あまりの大雨で逃げるようにレストランへ行った。ツナサンドイッチとスープのランチ。
次はアーミッシュの博物館へ。基本的にアーミッシュのお宅をのぞく事ができない代わりそれを忠実に再現した場所がある。そこで私達はこれまた元アーミッシュだったガイドさんと知り合う。
その方はアーミッシュの伝統的スタイル案内してくれた。元・・・というのはアーミッシュの人はいつでも選択ができるのだ。アーミッシュとして生きるか、それを捨てて一般の人々の社会に入るか、しかし一度一般社会に出ると二度とアーミッシュには戻れない、、、これまた厳しい掟があるのだ。
服装も基本的に黒や紺など暗い色が中心。派手な色は禁止されてるし、女性の服はボタンでさえ禁止されてる。
うーん、おしゃれの楽しみがないのね。
博物館では台所や居間や別途ルームなど様々なアーミッシュの家の中を展示している。
なんと冷蔵庫があった。あれ?電気は使えないのじゃないの?って思ったらなんとガスの冷蔵庫だそうだ。
そう、彼らは電気の代わりにガスを使う。
家の中の明かりもガス灯である。電気と違って明かりも質素な感じがする。エアコンがないので夏は大変そうだ。
そのあと村を回りながら色々ガイドさんが説明をしてくれた。残念なことに窓ガラスが雨で曇ってて全然見えなかった。ああ、やっぱり雨だとだめねー。
私達はアーミッシュの女性が作るキルトのお店に連れて行ってもらった。このキルトはすばらしかった。すごく色々な模様があるし、美しい。ほしくなったけどやっぱり安くないし日本に持ち帰るのが困難なのでやめました。ブランケットが38ドルだったなぁ。。。
最後は夕食。アーミッシュの人達が旅行者に夕食を提供してる家兼レストランに行ってきた。そこは見た目は普通の家で実際アーミッシュの人が住んでるのだがそこの半地下が大きな食堂になってて、夕食をまかなってる。
3人のアーミッシュの人がいて、私たちに夕食を給仕してくれた。これがまたほんとにおいしかった。クリーム状にしたポテトやグリーンピース、チキンにポークのハンバーグ、パンもふかふかで自家製のピーナッツバターがまたうまいのなんのって。。。
とにかく量がいっぱいで次から次へと来るのでお腹がいっぱいになったが、最後にデザートまであった。パイにチョコレートケーキにジェロにアイスクリーム。みんな手作りでおいしい。コーヒーもあって至れり尽くせり。かなり大満足な味だった。手作りのあったかい味がした。
今回は一日土砂降りのような大雨(これをャッツ&ドッグスという)だったけど、まぁまぁ楽しめたと思う。ああ、天気がよければすばらしいペンシルベニアの田園風景を楽しめただろうに。ハリケーンめ。
しかし他の学校の生徒と交流できてけっこう楽しかった。