土曜日、小学校で壁にペインティングをするボランティアに参加してきた。
当日は雨。
前日ゴーストツアーの後居酒屋に飲みに行きついつい遅くなったので寝不足気味。
集合時間が早かったので睡眠4時間という、私にしてはかなりきつい。
しかしこのボランティアは前からやりたかったので非常に楽しみ。
体にむちを打って集合場所にいくとものすごい人だった。NY大学の学生がいたりとけっこうな数の人だ。
私は日本人のボランティアグループを通してしったのだが、このイベントはかなり有名なイベントでNY中のボランティアが集まるらしく、集合場所のストリートにはこっちのスクールバスである黄色のバスが何台も並んでいた。
受付を済ませ参加費5ドルを払い、Tシャツをもらった。このTシャツなのだが2種類しかなく、LかXLと聞かれた。
そりゃLって答えたさ。しかしはっきりいいってアメリカの服のサイズでLなんかほしくない。
店で服を試着するときもSかXSで迷うのに、Lなどと未知の世界だよ。なんといってもこっちでMサイズの服が日本のXLぐらいになるのですから、Lを着たときには私の膝の上までシャツの裾が来そうな勢いでしたよ。でかい。
そのあとバスに乗り込んだ。同じくボランティアに参加した日本人の子達とおしゃべりする。色んな語学学校の子や専門学校生など学生も多く、向こうの学校の話も聞けて楽しかったりする。
面白いのがEFという少しNY市郊外の郡部の語学学校のこのクラスはベネズエラ人が多いそうだ。彼女の受けたベネズエラ人のカルチャーショックの話を聞いてかなり受けました。
またマンハッタンにある語学学校で私が今まで聞いたこともないような語学学校に行ってる人も居た。何でも中国人が経営するジンコウとかいう学校だと。世の中いろんな学校に行ってる人がいるのねぇ。
目的のペインティングする小学校はブルックリンの端にある学校だ。ミッドタウンからはチャイナタウンを抜けてマンハッタン橋を渡って30分ぐらいの場所にある。私達は普段子供達が乗るような黄色の通学バスで向かった。このバスまさか私に乗る機会があるとは。。。どんなバスかって、映画「フォレストガンプ」あたりに出てきたあの黄色のバス、あれがまさにそのまんまですね。ちなみにうちらのバスにはGoogleの会社の団体やボストン大学OBチームなどと一緒だった。
さて、会場について少し雨が降ってたのでまずは屋内のペインティングを開始した。
そこは講堂のような場所で、あらかじめアーティストの方が下絵でデザインを描いてくれてた。私達はその絵をペンキで塗るのが今回の仕事である。
下絵は子供達が楽器を演奏してたり、運動してたり、他にスニーカーなんかも描かれてる。
スタッフの人の注意で肌を塗るとき、肌と言ってもアメリカは多人種の国なので肌が肌色とは限りません。その辺はアーティストの方に相談しましょうと説明があった。ふーむ、なるほどねぇ。肌の茶色に黒に白にいろいろなんだもねぇ。髪の毛だってそうなのか。なんか妙にここで当たり前と言うことの違いに驚いてしまった。
ペンキの色は様々な色があってペンキ係りのアメリカ人のボランティアの人に自分の好きな色をオーダーできる。
すると彼はその場で色を混ぜたりなんかして作ってくれるのだ。
私が担当するのは「comedy and tragedy」(喜劇と悲劇)の仮面だ。私はcomedyの方を担当した。tragedyを担当した子が顔を濃い紫の色に塗ってた。私は明るい色にしようと黄色で塗ってたのだが、壁がまた似たような色だったためにアーティストの方から直しが入り、濃い茶色にしろとの指示が入った。濃い茶色ってどうなの?と思ったのだが、まぁアーティストには従わなくちゃいけない。言われたままに塗って、これまた指示された通りアウトラインを赤で引くと、あらら、よく見るとすごくかっこいいではないか。
いやぁ、やっぱアーティストだよなぁ。黒青に見えるtragedyと茶色のcomedy は黄色の壁に良く映えるのだ。
午前いっぱいかけて完成した。ものすごく楽しい。壁に絵を描くのは楽しいな。っとどちらかと言えば塗り絵なのだが、なんかペンキって楽しい。水彩画と違い少しどろっとしてて抵抗感があってなんか油絵のようだ。
と終わった人から今度は外のペインティングに入った。
外は小学校の壁にこれまた色んな絵がかかれてた。列車に乗って、車両が算数や科学や文学や色んな教科をモチーフにした列車が描かれてる。さすがに学校だ。別のサイドにはA、B,Cの絵が描かれてる。A=apple B=baloon C=catのようにアルファベットで絵を壁に書いていくのだ。
私はここでLに挑戦。下絵を見ると大きな3重○が描かれてる。。。これってなんだろう。先に塗ってた人が一番外枠を赤で塗ってて私は真ん中の枠をオレンジに、塗ってる途中でいろんな人が「Lって何ナノ?」と聞いてくるのだが、私もこれが何を示すのかわからない。
皿に乗った目玉焼き?いや、目玉焼きはサニーサイドだし、リング(輪)かな?と思ってたのだが、リングはRでは?と言われそうだringだと気がつき、じゃいったいLってなんなの?とますます謎は深まるばかり。
訳のわからんまま終えた後で、最後にその丸の下に細長い棒のような細い長方形の四角の絵を付け足してたのを見て誰かがあれって何?と聞くとアメリカ人が「lollipop!!」と答えたではないか?!
私はそこでああ、あの棒付きキャンディね、、、あ、そういえば見えなくはないな。。。と初めてさっきまで自分の塗ってた絵を眺めたのであった。でも日本人のボランティアさんは誰も初めLをロリポップだとは気がつかなかったんだよね。
そういえばロリポップというのもアメリカ文化だよなぁ、普段私達は言葉にしないし、うーん納得。
私の3つ隣のOがオクトパス=タコだったのだが、このタコまるでたこ焼き屋に出てくるようだよね、と日本人ボランティアさんが行ったのを聞いてこれでたこ焼きと言うのも日本人だけだよねぇと当たり前だけど笑えました。かなり迫力のあるタコでたこ焼きのテキ屋にいそうです、あれって。
雨も強くなり結局3時半ぐらいに終わって私達は学校を引き上げた。もうこの学校には2度とくることはないと思うと、自分達の描いた絵がどこか知らない場所で子供達の目に触れ、それを見た子供達はどんな反応をするのだろうかとちょっと想像してみて考えたりもする。
その後打ち上げもあったのだが、睡眠不足のせいもあっていかなかった。と言うのも理由だが実は打ち上げ会場に行く移動途中で、前のクラスメイトのJOYから電話が来て急遽ジンへの家で映画を見ようと言う企画の電話が来たのだ。その電話に夢中になってたらはぐれてしまい、行くのを諦めたのだ。
夜ジンへの家でJOY達に会った。韓国の辛ラーメンとキンバ(巻きスシ)を食べながら、みんなにボランティアの話をしたのだけど、『volunteer』という単語が伝わらなかった。
これもすべて私の発音が悪いのだが、当たり前にカタカナ読みで「ボランティア」と言っても???と言われるだけで終いに辞書を持ち出されてスペルを教えてくれと言われ教えたら、納得された。
「ボランティアじゃなくて、、、ヴォランティアだよ」って訂正された。ああ、はずいよなぁ。
しかしコリアンは発音がうまい。BoとVoはスペルでは違っても私は正確に発音することができない。難しいよ。向こうに発音されてその違いはわかるのにいざ自分が発音すると言うのはかなり難しい。
当日は雨。
前日ゴーストツアーの後居酒屋に飲みに行きついつい遅くなったので寝不足気味。
集合時間が早かったので睡眠4時間という、私にしてはかなりきつい。
しかしこのボランティアは前からやりたかったので非常に楽しみ。
体にむちを打って集合場所にいくとものすごい人だった。NY大学の学生がいたりとけっこうな数の人だ。
私は日本人のボランティアグループを通してしったのだが、このイベントはかなり有名なイベントでNY中のボランティアが集まるらしく、集合場所のストリートにはこっちのスクールバスである黄色のバスが何台も並んでいた。
受付を済ませ参加費5ドルを払い、Tシャツをもらった。このTシャツなのだが2種類しかなく、LかXLと聞かれた。
そりゃLって答えたさ。しかしはっきりいいってアメリカの服のサイズでLなんかほしくない。
店で服を試着するときもSかXSで迷うのに、Lなどと未知の世界だよ。なんといってもこっちでMサイズの服が日本のXLぐらいになるのですから、Lを着たときには私の膝の上までシャツの裾が来そうな勢いでしたよ。でかい。
そのあとバスに乗り込んだ。同じくボランティアに参加した日本人の子達とおしゃべりする。色んな語学学校の子や専門学校生など学生も多く、向こうの学校の話も聞けて楽しかったりする。
面白いのがEFという少しNY市郊外の郡部の語学学校のこのクラスはベネズエラ人が多いそうだ。彼女の受けたベネズエラ人のカルチャーショックの話を聞いてかなり受けました。
またマンハッタンにある語学学校で私が今まで聞いたこともないような語学学校に行ってる人も居た。何でも中国人が経営するジンコウとかいう学校だと。世の中いろんな学校に行ってる人がいるのねぇ。
目的のペインティングする小学校はブルックリンの端にある学校だ。ミッドタウンからはチャイナタウンを抜けてマンハッタン橋を渡って30分ぐらいの場所にある。私達は普段子供達が乗るような黄色の通学バスで向かった。このバスまさか私に乗る機会があるとは。。。どんなバスかって、映画「フォレストガンプ」あたりに出てきたあの黄色のバス、あれがまさにそのまんまですね。ちなみにうちらのバスにはGoogleの会社の団体やボストン大学OBチームなどと一緒だった。
さて、会場について少し雨が降ってたのでまずは屋内のペインティングを開始した。
そこは講堂のような場所で、あらかじめアーティストの方が下絵でデザインを描いてくれてた。私達はその絵をペンキで塗るのが今回の仕事である。
下絵は子供達が楽器を演奏してたり、運動してたり、他にスニーカーなんかも描かれてる。
スタッフの人の注意で肌を塗るとき、肌と言ってもアメリカは多人種の国なので肌が肌色とは限りません。その辺はアーティストの方に相談しましょうと説明があった。ふーむ、なるほどねぇ。肌の茶色に黒に白にいろいろなんだもねぇ。髪の毛だってそうなのか。なんか妙にここで当たり前と言うことの違いに驚いてしまった。
ペンキの色は様々な色があってペンキ係りのアメリカ人のボランティアの人に自分の好きな色をオーダーできる。
すると彼はその場で色を混ぜたりなんかして作ってくれるのだ。
私が担当するのは「comedy and tragedy」(喜劇と悲劇)の仮面だ。私はcomedyの方を担当した。tragedyを担当した子が顔を濃い紫の色に塗ってた。私は明るい色にしようと黄色で塗ってたのだが、壁がまた似たような色だったためにアーティストの方から直しが入り、濃い茶色にしろとの指示が入った。濃い茶色ってどうなの?と思ったのだが、まぁアーティストには従わなくちゃいけない。言われたままに塗って、これまた指示された通りアウトラインを赤で引くと、あらら、よく見るとすごくかっこいいではないか。
いやぁ、やっぱアーティストだよなぁ。黒青に見えるtragedyと茶色のcomedy は黄色の壁に良く映えるのだ。
午前いっぱいかけて完成した。ものすごく楽しい。壁に絵を描くのは楽しいな。っとどちらかと言えば塗り絵なのだが、なんかペンキって楽しい。水彩画と違い少しどろっとしてて抵抗感があってなんか油絵のようだ。
と終わった人から今度は外のペインティングに入った。
外は小学校の壁にこれまた色んな絵がかかれてた。列車に乗って、車両が算数や科学や文学や色んな教科をモチーフにした列車が描かれてる。さすがに学校だ。別のサイドにはA、B,Cの絵が描かれてる。A=apple B=baloon C=catのようにアルファベットで絵を壁に書いていくのだ。
私はここでLに挑戦。下絵を見ると大きな3重○が描かれてる。。。これってなんだろう。先に塗ってた人が一番外枠を赤で塗ってて私は真ん中の枠をオレンジに、塗ってる途中でいろんな人が「Lって何ナノ?」と聞いてくるのだが、私もこれが何を示すのかわからない。
皿に乗った目玉焼き?いや、目玉焼きはサニーサイドだし、リング(輪)かな?と思ってたのだが、リングはRでは?と言われそうだringだと気がつき、じゃいったいLってなんなの?とますます謎は深まるばかり。
訳のわからんまま終えた後で、最後にその丸の下に細長い棒のような細い長方形の四角の絵を付け足してたのを見て誰かがあれって何?と聞くとアメリカ人が「lollipop!!」と答えたではないか?!
私はそこでああ、あの棒付きキャンディね、、、あ、そういえば見えなくはないな。。。と初めてさっきまで自分の塗ってた絵を眺めたのであった。でも日本人のボランティアさんは誰も初めLをロリポップだとは気がつかなかったんだよね。
そういえばロリポップというのもアメリカ文化だよなぁ、普段私達は言葉にしないし、うーん納得。
私の3つ隣のOがオクトパス=タコだったのだが、このタコまるでたこ焼き屋に出てくるようだよね、と日本人ボランティアさんが行ったのを聞いてこれでたこ焼きと言うのも日本人だけだよねぇと当たり前だけど笑えました。かなり迫力のあるタコでたこ焼きのテキ屋にいそうです、あれって。
雨も強くなり結局3時半ぐらいに終わって私達は学校を引き上げた。もうこの学校には2度とくることはないと思うと、自分達の描いた絵がどこか知らない場所で子供達の目に触れ、それを見た子供達はどんな反応をするのだろうかとちょっと想像してみて考えたりもする。
その後打ち上げもあったのだが、睡眠不足のせいもあっていかなかった。と言うのも理由だが実は打ち上げ会場に行く移動途中で、前のクラスメイトのJOYから電話が来て急遽ジンへの家で映画を見ようと言う企画の電話が来たのだ。その電話に夢中になってたらはぐれてしまい、行くのを諦めたのだ。
夜ジンへの家でJOY達に会った。韓国の辛ラーメンとキンバ(巻きスシ)を食べながら、みんなにボランティアの話をしたのだけど、『volunteer』という単語が伝わらなかった。
これもすべて私の発音が悪いのだが、当たり前にカタカナ読みで「ボランティア」と言っても???と言われるだけで終いに辞書を持ち出されてスペルを教えてくれと言われ教えたら、納得された。
「ボランティアじゃなくて、、、ヴォランティアだよ」って訂正された。ああ、はずいよなぁ。
しかしコリアンは発音がうまい。BoとVoはスペルでは違っても私は正確に発音することができない。難しいよ。向こうに発音されてその違いはわかるのにいざ自分が発音すると言うのはかなり難しい。