花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

白いりんご2015

2015年09月16日 | 研究
2009年、白いリンゴを開発したチーム。
当時はアップルガールズという名称で5人の女生徒が
いろいろなメディアで紹介されたものです。
現在もチームは研究のため数を減らして栽培し続けています。
先日、2015年の白いりんご(左側)が収穫されました。
品種はいつもと同じ「つがる」です!
ご覧の通り、猛暑の爪痕が黄色い肌となって残っています。
チームは2年前、収穫前2ケ月の平均気温が
白いりんご(つがる)の色と関係することをつきとめました。
気温が高ければ高いほど濃い黄色になるのです。
チームは、これをバイオサーモレコーダーと名付けて
東京ビッグサイトで行われた
日本最大級の環境イベント「エコプロダクツ」で展示したことがあります。
今年はまだ分析していませんが、
おそらく7月上旬からの猛暑で気温も高いと思われます。
しかしあいかわらず皮が薄く食べやすい白いりんご。
あっという間に完食となりました。
さて今日から高校生の就職試験が一斉に始まります。
緊張せずに頑張ってもらいたいものです。
コメント

別の時間が流れる町

2015年09月16日 | 学校
先日、ある神社の神主さんが
津軽など東北の日本海のお祭りは「火の祭り」だとおっしゃっていました。
確かにねぶたやねぷた、竿燈など火を灯す祭りが中心で
青森県南ではお目にかかることはありません。
それに対して青森県の太平洋側から盛岡辺りまでは「山車の祭り」。
「人形文化」だとおっしゃっていました。
まさにその通りで、秋の「戸の里」では
八戸市の三社大祭のような山車を 見ることができます。
ところがここ南部町だけは「手踊りの祭り」。
山車はひくのですが、これはあくまでの踊りのステージ。
夜になると町内のあちこちに山車が設置され手踊り大会が始まります。
これが祭りの真骨頂。つまり名川の祭りは「夜祭り」なのです。
夜になると地元の名人芸を見ようとたくさんの人が繰り出します。
数は減ったと思われますが、ステージの上で踊る名農生もまだいます。
どうしてここだけ戸の祭りと違う独特な文化がうまれたのでしょうか。
夜間巡視しながら、いつもこの町だけ何か得体の知れないものによって隔離され、
別の時間が流れているような何ともいえない不思議な感覚におそわれます。
南部手踊り発祥の地とはいうものの、まさにミステリーです!
さてミステリーといえば昨日のあさチャン、ご覧になりましたか?
2年生の素朴で真面目な人柄が伝われば幸いです。
コメント (2)

名川秋祭り

2015年09月16日 | 学校
今年も名農は元気に地元名川の秋祭りに参加しました。
女子は全員で流し踊り、男子は神社の旗持ちや
山車のひき子、農産物配布や樽御輿と大活躍。
幸い初日は雨空でしたが、
最後まで雨にあたることはありませんでした。
暑くも寒くもないのでとても快適で、
参加した名農生はみんな笑顔です。
でも今年の秋祭りはいつもと違い、
なんと最終日もたくさんの名農生が参加しました。
なんでも町に若い人が少なくなり、
山車をひけなくなったというのです!
元気な南部町でもこのような問題がおきています。
コメント