花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

非常事態発生!!

2015年09月30日 | 環境システム科
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」で
栽培しているミツバですが、なんだか葉の色が薄いと思いませんか。
水温、照度などいろいろな原因が考えられますが
最も怪しいと思われたのが鉄やマンガンなどの微量要素欠乏。
葉の色が薄いのにもかかわらず葉脈が濃いという
典型的な症状が出ているからです。
10a当たり5kgも吸収するNPKとは違い
微量要素の吸収量はわずか100gといわれますが
過不足になると生育に大きな影響を与えます。
しかし症状を見ただけでは専門家でも見極めるのが難しいといわれます。
そこで模擬農業法人を運営してる3年生の代表は
かつてイチゴが同様の現象を起こした際に、
微量要素を投入して対応に成功した先生のところに集まり
その具体的な対応策について教わりました。
なんと始まったのは先生のご都合で16時を過ぎた放課後!
それでも3法人の代表者が真剣に学び、
すぐ行動に移したそうですが、果たして葉に緑は蘇るのでしょうか。
ハラハラの毎日が続いています。

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育てているのは自分自身かもしれない!

2015年09月30日 | 研究
先日、チームの2年生が観光プランで文部科学大臣賞を
頂いたという記事が新聞に掲載されました。
これはその時の取材の様子ですが、今回もみんな緊張しています。
初めての発表会、初めての受賞、そして初めての取材対応。
このところすべて初体験ばかりなので疲れているのかもしれません。
カメラの前で笑顔を作るのにもひと苦労です。
名農生のいいところは素直でまじめなところ。
どんなことでも黙々と最後まで取り組みます。
したがって問題を起こす人などまずいません。
しかし言い換えるとおとなしくて引っ込み思案。
自分の意見はあるのでしょうが、なかなか口からでてきません。
そのため自信がないように見えるのでいつも損しています。
でも彼らの先輩方も最初から上手に話せたわけではありません。
何度も何度もこのように人前に立って話す訓練をすることで
しだいに自信がついてくるのです。
植物栽培、植物研究を通して自分磨きに取り組む2年生たち。
植物と違って時間はかかるかもしれませんが、
チームは全力で彼らをサポートします!
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