花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

一発芸プロジェクト!

2015年09月22日 | 研究
チームは珍しく2年連続農業クラブのプロジェクト発表に出場しています。
農業クラブの大会に出場するのは楽しいことですが
大会には分厚い資料や時間をぎりぎりいっぱいに使う
発表パフォーマンスが求められます。
これはいつもチームが取り組んでいる校外での発表会とは違い
とても時間と手間がかかるものです。
したがって3月に県大会出場チームが選出される本校では
6月の発表に向けて春から資料作りや発表練習に取り組むことになります。
しかしこの時期は3年生にとって最後の高校総体。
そちらも一生懸命行わなければなりません。
結局、3年生の課題研究はすべてこの作業に当たることになり
新しい研究などできなくなってしまいます。
こんなことを2年間も続けたものですから
農業クラブの大会が終わってみたら
何にも新しい研究がなくなってしまいました。
チームは1つのテーマを発表するのに最低でも2~3年かけるので
これからしばらくの間、農業クラブの大会はお休みするかもしれません。
とはいっても3年生はこれから卒業論文をまとめたり
最後のプロジェクト発表会を行わなければなりません。
そこで一発芸的なプロジェクトに取り組む3年生があらわれました。
それがこのアップルプロジェクト。
白いりんごとは違いう、いちかばちかの実験です。
もし成功したらみなさんにもご紹介したいと思います。

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種差海岸の天然芝が!

2015年09月22日 | 研究
先日、チームがあさチャンのロケのために訪れた種差海岸。
変なものを見つけてしまいました。
ここは名勝に指定された天然芝ですが
ご覧の通り「まだら模様」となっています。
立て札には「芝の養生中」と書かれています。
おそらく自慢の天然芝がはがれてしまったようです!
規則正しく芝が並んでいることから、
苗を植えたものと思われます。
以前から剥げていたのか、それとも国立公園になって
観光客が多く訪れるようになったため剥げてしまったのかは
わかりませんが、美しい景観を損なうことになり残念です。
昨年、チームが特別天然記念物である埼玉県の田島ケ原にある
サクラソウ自生地を見学した際、案内役のボランティアの方が
自生地が乾燥化していることを教えてくれました。
確かに種差海岸に比べると土壌がぱさぱさで、
ひびがはいっているところもありました。
理由は訪れる観光客用に作った広い駐車場。
舗装したおかげで雨水が途上にしみ込みにくくなったとのことです。
サクラソウは湿った土壌に生息する植物。
人間本意に考えた結果、
自生地の環境が変化してしまったと嘆いていました。
利用しながら保護していく難しさを感じます。
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