花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お米の里

2015年09月19日 | 研究
戸の里とはまったく違う風景が広がっています!
ここは2年生が9月上旬に学会発表のため訪れた新潟県です。
広大な水田をご覧下さい。
訪れた際、ちょうどイネ刈りが行われていました!
新潟といえばコシヒカリ。
日本一の美味しいお米の産地です。
2年生はお世話になった3年生へのお土産を探していましたが
どこを見てもおにぎり、お酒、お餅などお米関連のものばかり。
せっかく見つけた煎餅やあられもあまりにも新潟のメーカーが
全国で販売しているため、青森県でも買えるものが多く困っていました。
さてお米といえば青森県初の特A米「青天の霹靂」の収穫が始まりました。
栽培地域は津軽に限られていますが、
今年が初売りなので、きっと話題になるはずです。
でも私たち、県南の私たちの口に入るのはもう少し先かもしれません。

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戸の里

2015年09月19日 | 研究
チームフローラフォトニクスが提案して話題となった観光プラン
「戸の里を巡るミステリーツアー」。
TVにも紹介されたこともあり、大きな反響を呼んでいます。
青森県庁はもちろん、岩手県、大手旅行業者、地域の旅行業者、
さらに一般の方から賞賛と問い合わせの電話が今も続いています。
面白いことに問い合わせの7割は岩手県から。
県民性の違いなのか岩手県からは
このチャンスを活かそうとする積極的な姿勢を強く感じます。
さてここは岩手県にある日本最大級の夫婦岩である
「馬仙峡」の展望台からの眺めです!
先日のあさチャンの取材で訪れたのですが
とても高い場所で高所恐怖症の方にはちょっと無理かもしれません。
下に広がるのは二戸市の山間の里。
戸の里は60%以上が山林なのです。
あと1ケ月もしたらみごとな紅葉に染まるはずです。
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笑いのつぼ

2015年09月19日 | 研究
チームの2年生は夏休み返上で大阪、仙台
そして新潟と日本全国を飛び回ってきました。
最初は中学校の修学旅行以来という新幹線に大喜びでしたが
この2週間でいやというほど乗りまくったこともあり、
みんなはっきりいって疲れています!
しかしこの発表会でとりあえずロード(長期遠征)は一段落。
やっとホームに帰ることができます。
さて気になるポスター発表会の結果はいかに。
今回は36テーマ中、確か9テーマに賞状が授与されました。
なんとその中の1つがTEAM FLORA PHOTONICS 。
これは想定外の出来事で、みんなびっくりです。
観光プランの文部科学大臣賞に引き続き、
日本植物学会ではSSHを差し置いて学会長特別賞。
一生懸命練習したとはいうものの、ちょっと出来すぎです。
女神フローラが微笑んだというよりも
素朴で真面目で口の重い2年生の悪戦苦闘する姿が
フローラの笑いのつぼに入ったのかもしれません。
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ポスターを抱いた渡り鳥

2015年09月19日 | 研究
いよいよ日本植物学会のポスターセッションが始まりました!
ご覧の通り、会場は人でごった返しています。
この人混みのなかで発表者は一生懸命取り組みを伝えては
研究者たちとディスカッションをしています。
どこの学会でも同じですが、高校生はみんな楽しそうに発表します。
それはなぜでしょう。理由は簡単。
自分が面白くて取り組んでいることをその道の専門家が
ちゃんと真面目に聞いてくれるからです。
気がつくと初出場の2年生もいつのまにかSSHと肩を並べ
元気に自分の言葉で語っています。
まさに「案ずるより産むが易し」です。
さて学会のポスター発表会に出場するようになって7年目ですが
最近、ずいぶん農業高校の姿を見るようになってきました。
数年前はどの学会に参加しても農業高校はチームフローラだけ。
それを考えるとすごい変化です!
さらに驚くことに参加している農業高校はほぼSSH。
したがってテーマもチームが真似できない進学校並みの遺伝子関連。
どうやら世の中は、昔ながらの地域密着型の農業高校と
大学や研究機関と連携したハイレベルな農業高校とに二極化しているようです。
そんな世界にあってチームの立ち位置はとてもユニーク!
テーマは遺伝子を取り上げるほどハイレベルではないけれど
農業の立場に立った斬新な光を活用した技術研究。
二極化する農業高校のちょうど間にいます。
学会に参加するSSHの発表はどこもハイレベルな基礎研究。
果たしてチームのスタイルはどう評価されるのでしょう?
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