花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

光にこめられた思い!

2015年10月06日 | 環境システム科
名農の学校設定科目「起業チャレンジ」で
ある模擬法人が栽培しているレタスです!
このところ低気圧の来襲で日照時間が減少していますが
ご覧の通り、LEDが太陽の代わりをしているので
驚くほど元気に生育しています。
さて彼らが利用しているこの照明装置には
赤、緑、青、つまりRGBの3色のLEDが搭載されています。
RGBはご存知の通り光の3原色で、これらを組み合わせることで
コンピュータのヂィスプレイと同じように
どんな色でも作ることが出来ます!
この照明装置も3原色の原理を利用できるため
3色の強度を制御するいろいろな色を作ることができます。
これとまったく同じものが南極の昭和基地で使われいるくらい
これはとても優れた装置なのです。
さて、この光の色をご覧下さい。
どうやらこの模擬法人では赤の光量を少し増やしているのがわかります。
赤はレタスの葉を柔らかく大きくする光。
彼らがどんな野菜を消費者に提供したいのかが
光を見ればよくわかります。
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白いイチゴ?

2015年10月06日 | 研究
チームはかつて育種に取り組んでいた時期があります。
その際、親に使ったのがこのイチゴです。
どこにもありそうなイチゴですが
このイチゴは他にない特徴がひとつあります。
なんと食べる部分が赤ではなく白なのです!
でも食べるとちゃんとイチゴの味がします。
ただし原種なので食べる部分は爪ほどの大きさしかありません。
以前、白いリンゴを開発した際のきっかけが
当時、とても話題になった白いイチゴの誕生でした。
リンゴが白くなったらイチゴ以上に話題となるはず。
そう考えて取り組んだのですが、その時のイチゴは
このような野生のイチゴではなく、
改良された大きな白いイチゴでした。
白いイチゴが世に出てから何年も経ちますが、
残念ながら見たことはありますが
まだ一度も食べたことがありません。
機会があったら挑戦したいと思います。
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