花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

つなげ!

2015年10月17日 | 学校
ここは名農のグラウンド。
秋も半ばとなり、芝が色を失いつつある中で
ドウダンツツジでしょうか、赤く色づいています。
夏は緑の芝が一面に広がるので
あまり目立つ存在ではありませんでしたが
秋になるとこのように
俄然存在感が増してくるとは面白いものです。
さてこのグラウンドで練習した陸上部が
今日、東通村で開催される高校駅伝県予選に出場します。
応援する私たちの願いは、最後までたすきをつなぐこと、
そして昨年よりも順位を上げること!
名農が駅伝の舞台に戻ってきたのが3年前。
当時1年生だった選手も早いもので3年生になりました。
明治大学のラグビー部が「前へ!」なら
名農陸上部は「つなげ」。
上位を狙うにはまだまだ経験不足ですが
赤く色づくドウダンツツジのように
キラリと輝いて存在感をみせてくれるものと期待しています。
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手間のかからない?バラ

2015年10月17日 | 環境システム科
こちらのバラは2004年に誕生したばかりの品種。
名前はなんと「ノックアウト」という
かなり荒っぽい名前がついています。
なぜノックアウトなのでしょうか?
実はとても病害に強く、無農薬でも栽培できるからです。
そもそもノックアウトは赤い花の品種で
AARS(オールアメリカンローズ・セレクション)賞で
金賞を受賞した優れた品種です。
このように濃いピンクや薄いピンクもあります。
また近年、八重咲きのノックアウトも誕生しています。
バラの割には手間のかからない品種。
ぜひ育ててみてください。
さて今日は今年2度目の岩手県山田町支援活動。
朝早く、バスに揺られて被災地山田町に向かいます。
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四季咲きの遺伝子!

2015年10月17日 | 学校
何ともいえない色合いのバラが咲いています。
これはチャールストンという名前のバラです。
名前からいってアメリカ出身のように思えるのですが
実はフランスのメーカーが作出したものです。
バラといえば初夏に咲くのが一般的ですが
このバラは秋なのに咲いています!
このような性質を四季咲きといいます。
昔、ヨーロッパのバラは一季咲きでした。
ところが中国のノイバラなど
四季咲きのバラがヨーロッパに伝えられ
交配されることでヨーロッパにも四季咲きのバラ
「ラ・フランス」が1867年に誕生しました。
これはきわめて画期的なことで、
ラ・フランス以前のバラをオールドローズ、
ラ・フランスを含めこれ以降に作出されたバラを
モダンローズと呼ぶことになりました。
さてこのチャールストンはどちらでしょう。
作出は1963年、そして四季咲きであることから考えると
あきらかにモダンローズです。
花の色がどんどん変わっていくことでも有名なチャールストン。
古い品種ですが、一株あっても楽しいものです。
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