花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農直売所オープン!

2015年10月25日 | 環境システム科
青い光を浴びているレタスです。
環境システム科の実験室内にある植物栽培室で発見しました!
ずいぶん大きく育っているので、そろそろ出荷できそうです。
しかしこのレタス、はたして誰が栽培しているのでしょうか。
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」では
この場所では栽培していないことから、
おそらく環境システム科の課題研究グループである
「施設野菜班」ではないでしょうか。
彼らは機能性野菜を普及させる取り組みを行っています。
収穫直前のレタスに青い光を照射するとポリフェノールが増えます。
それを知って照射しているとなれば、施設野菜班しかありません。
青森県では短命県返上の取り組みを行っています。
したがって機能性野菜を普及させようという
彼らの取り組みに青森県も興味津々。
バックアップする動きもあり、今後が楽しみです。
さてこのレタス、おそらく名農の直売所で販売されるのではないでしょうか。
これを聞いて驚いた方もいるのではないでしょうか。
今年名農では南部町から八戸に向かう道にある
野菜の直売所の一角をお借りして、名農の直売所をオープンさせました。
毎週木曜日に名農生が店頭に立って販売実習をしています。
口コミで徐々にお客様が増えているようです。
機会があったらぜひ覗いてみてください。

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焼き肉のタレ作り

2015年10月25日 | 学校
紅葉真っ盛りの名久井農業高校にまもなく名農祭がやってきます。
本番まで1週間を切り、いろいろな部門で準備が始まりました!
昨日今日、休み返上で行われているのは「焼き肉のタレ」作り。
上北農産加工の「スタミナ源タレ」より少し粘度が高く
一度食べた方はとても美味しいとリピーターになる人気商品です。
生産するのはなんとPTAのみなさん。
日頃は保護者と先生方という立場ですが
この日ばかりは一緒になってわいわい作るので
保護者のみなさんに人気のイベントです。
おそらく今回もたくさんのみなさんが参加していると思います。
さてタレといえば「スタミナ源タレ」が青森県では定番ですが
この源タレもそもそもお隣の三本木農業高校の生徒と
先生が取り組んだタレ研究から誕生したものです。
今はそんな歴史を知っている方も少なくなったようですが
高齢者の方は源タレのことを「三農のタレ」という方もいるぐらいです。
源タレと名農のタレ、どちらも美味しいのですが決定的な違いは生産量の違い。
すべて手作業で行う名農では2日間休みなしで作ってもできるのはわずかな本数。
そのため地元では「幻のタレ」と呼ばれています。
自前の材料で製造する名農の焼き肉のタレは名農祭で限定販売されますが、
その年によっていつ売り切れになるかわかりません。
万が一売り切れの場合はご容赦ください。
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