乳穂と書いて「にお」とか「にほ」と呼びます。
におとは刈り取ったイネを円錐状に干すことをいいます。
稲穂を内側にして干すので雨が降っても
直接雨が穂に当たらないという利点があります!
イネの干し方は地方によって異なり、
このような形は青森県南部地方に多く見られ
三角乳穂と呼ばれています。
偶然ですが左側ができあがったもの、
右側は現在作ろうとしているもの があります。
出来上がった形を見てみると
なぜか左側だけが円錐状なのがわかります。
これには理由があります。
穂が内側にあるのですから、
乾燥させるには太陽の光を当てなければなりません。
全部円錐にしてしまっては光が入る場所がないのです。
したがって円錐じゃない右側の方角は南。
三角乳穂を見ただけで方角がわかるのです。
これは先人の素晴らしい知恵だといわれていますが
最近はコンバインで刈り取りと同時に脱穀するので
田んぼで干す必要がなくなり、この南部地方でも
乳穂を作れる人が激減しているといいます。
貴重な農業遺産が機械化で消えていく。
なんとも寂しいものです。
におとは刈り取ったイネを円錐状に干すことをいいます。
稲穂を内側にして干すので雨が降っても
直接雨が穂に当たらないという利点があります!
イネの干し方は地方によって異なり、
このような形は青森県南部地方に多く見られ
三角乳穂と呼ばれています。
偶然ですが左側ができあがったもの、
右側は現在作ろうとしているもの があります。
出来上がった形を見てみると
なぜか左側だけが円錐状なのがわかります。
これには理由があります。
穂が内側にあるのですから、
乾燥させるには太陽の光を当てなければなりません。
全部円錐にしてしまっては光が入る場所がないのです。
したがって円錐じゃない右側の方角は南。
三角乳穂を見ただけで方角がわかるのです。
これは先人の素晴らしい知恵だといわれていますが
最近はコンバインで刈り取りと同時に脱穀するので
田んぼで干す必要がなくなり、この南部地方でも
乳穂を作れる人が激減しているといいます。
貴重な農業遺産が機械化で消えていく。
なんとも寂しいものです。