花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

臨戦態勢

2016年02月04日 | 研究
チームの2年生が土肥実験室に集まりました!
外は連日の氷点下!
したがって植物研究などできる環境にありません。
では何をしているのでしょう。
実は手前の2人は2月13日~14日に
東京の国連大学で開催される高校生の環境活動発表会に
出場することになり練習をしているのです。
なぜなら発表時間が10分以内と決まっているので
練習しておかないと迷惑かかかるからです。
では奥の3人は何をしているのでしょう。
こちらは雪のつかないLED信号機の実験について
あれこれ予備実験をしているところです。
突然空から降る雪と戦うためには事前に準備が必要だからです。
たった5人の2年生が2つのグループに分かれて
これから始まるそれぞれの戦いのために準備する。
なかなかやるな!といいたいところですが
明日は農業クラブの上級検定。
まずはそちらをクリアーしましょう。
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最新式オーブン!?

2016年02月04日 | 環境システム科
大きさはちょうど電子レンジやオーブン。
蓋を開けるとご覧のとおり、赤や青の不思議な光。
いったいこれは何でしょう?
ヒントは中に入っているものにあります。
深いお皿のようなものに入っているのは料理ではなく
生きた「カイワレダイコン」です!
この装置は植物栽培用のインキュベーター。
庫内の温度や波長を自在に管理することができる定温器なんです。
この最新装置を使ってカイワレダイコンを栽培しているのは
たびたび紹介しているフローラジュニアの1年生たち。
波長によって機能性がどのように変化するかを調査しています。
チームは結成された6年ほど前からLEDを活用して
植物の機能性向上の試験をしてきました。
自分たちで照明を購入しては自ら設置して実験する。
次の実験ではまた植物に合わせて波長を変えて設置する。
このように当時の研究はとても手間のかかるものでした。
ところが今はこのように簡単に栽培環境を制御できるようになりました。
環境システム科が新設されたのに伴い導入された便利な最新設備。
宝の持ち腐れとはいわせません。
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