お花畑？

これも施設園芸班の小型水耕栽培装置！
なんと花が咲いているではありませんか。
みなさん、これ何の野菜か分かりますか？
葉を見るとわかりますが、これはチンゲンサイです。
黄色くて菜の花みたいですが、チンゲンサイはそもそもアブラナ科。
アブラナ、つまり菜の花と同じ仲間なのです。
アブラナ科の花は花びらが４枚。
このことから別名「十字花科」とも呼ばれます。
春になると「とう」が立って
白や黄色の小花を咲かせるのが普通ですが
どうやら水槽の中の温度や光によって花芽が早くできたようです。
よく卒業式に合わせてサクラを開花させて飾りますが
この水槽装置を利用して菜の花畑を一足早く再現し
卒業生を祝うというのも面白いかもしれません。
さて今日と明日、東京の国連大学で開催される
全国の高校生の環境活動の発表会。
チームの2年生が今までの活動を紹介してきます！

南部太ねぎ

環境システム科には施設園芸班という研究チームがあります！
LEDを駆使して機能性の高い野菜栽培作りを研究しています。
チームとの違いは水耕栽培を基本としているところ、
そして野菜を対象にしぼっているところの２点。
カテゴリーにとらわれず、自由な発想で研究しているチームと違って
より本格的な施設野菜研究の専門家です。
しかしチームと同じように気温が低い今は
栽培できずしばし休止状態が続いています。
彼らが駆使している装置のひとつがこのミニ植物水耕栽培装置。
水槽のようなガラス容器ですが、
ちゃんとLEDもついている優れものです。
施設園芸実験室にたくさん並んでいるのですが、
先日覗いてみたら、なんとねぎが育っていました。
これぞ話題の南部太ねぎです！
草丈も伸びてもう水槽にぎゅうぎゅう詰め。
苗にするのか、このまま食べるのか。
ちょっと気になります。