花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

幻の逸品!!

2016年02月07日 | 学校
誰もが書いたことのあるチョーク。
黒板に欠かせない筆記用具です。
一見同じようなチョークですが
実は製品によってずいぶん書き味が違います!
とても軽いもの、柔らかなもの、硬いものなど
製造する会社によって特徴が違い面白いものです。
ここに3種類のチョークがありますが
実はあるひとつがとても折れやすくて困っています。
筆圧もあるのでしょうが、ポキポキ折れまうのです。
ところで2015年の春、
ある有名なチョーク会社が廃業したのを覚えていますか?
うどんを作る機械で原料を練るなど独自の技術で
コシのあるチョークを作り絶大な信頼を寄せられていました。
その会社が作っていたのがこの黄色のチョークです。
名農にはまだ買い置きがあったようで、今でも使われています。
廃業の理由は後継者がないこと。
この残念な廃業は全国ニュースにもなりました。
ところが現在、韓国の人がこの会社の生産ラインを買い取り
韓国国内で生産を再会しているそうです。
技術流出と嘆く人もいますが、素晴らしいチョークが
後世に引き継がれたことを喜ぶ人も多いといいます。
近い将来、韓国産のチョークが目の前にあらわれるかもしれません。
さて話は変わりますが、昨年、環境系の発表会に参加したところ
折れて短くなったチョークを粉にして学校農園に播いたら
生育が良くなったという発表をしている普通高校がありました。
チョークの主成分は炭酸カルシウム。
農業ではタンカルという名で土壌改良や病気予防に使われている資材。
われわれにとっては当たり前のことですが
農業に慣れ親しんでいない方にとっては新鮮な驚きだったようです。

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明日は春節、お正月!

2016年02月07日 | 学校
最近、2月の月を見ていますか?
おそらくこれよりももっと細い三日月のはずです。
(この写真は資料映像ですが・・・)
さて問題です。
この月は今から大きくなっていくところでしょうか?
それとも欠けていくのでしょうか?
答えは後者。このような形の月は下弦の月といって
ますます細くなっていきます!
そして8日の月曜日にはとうとう姿を消します。
これが新月、つまり月のない夜となります。
この新月、実は旧暦の1月1日、
つまりお正月が来たことを意味しています。
昔の暦は月の満ち欠けで決めていました。
1日が新月、15日が15夜なのです。
その後、また細くなっていき新月になると次の月が始まる。
分かりやすいとは思いませんか。
さて明日はいよいよ旧暦の1月1日、お正月。
中国でいう春節です。
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