花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

LED信号機

2016年02月10日 | 研究
さてこちらは同時刻のLED信号機!
サーモグラフィーで測定してみるとレンズ面は約7℃前後。
放射温度計で測定してみるとほぼ気温と同じ1℃しかありません!
2つの装置に差はありますが、電球式と比べて
10℃以上の温度差があることがわかってきました。
サーモグラフィーの映像ではどこが点灯しているか
まったくわからないほど発熱していないのです。
この調査によりLED信号機の問題を実際に確認することができました。
10℃の差をどのようにして解消するか。
これからさまざまなアイデアを持ち寄ることになります。
ところでこの2種類の信号機、意外と近い場所にありました。
楽々ホール前には国道4号線と町内を結ぶ道路があります。
その道路の町内側はLED、国道側には電灯式信号機がついているのです。
青森県ではLED信号機より電球式の方がまだまだ多いといいます。
みなさんのまわりの信号機はどのタイプですか?
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サーモグラフィー

2016年02月10日 | 研究
チームはいろいろな測定機器を持っています。
しかし植物栽培用の特殊なものが多いため
いつも初めて見るメンバーは驚きます。
ところがサーモグラフィーだけは
みんな名前も使い方も知っています。
空港でウィルス病に罹患して発熱している人を探していたり、
いろいろな実験番組でよく登場するからです。
さてこのサーモグラフィーを使って
従来の電球式信号機を覗いてみます。
するとご覧のとおり、点灯している場所が
熱を出しているのが一目稜線、すぐわかりました。
調査時の気温は1℃でしたが、
点灯時のレンズ面は約17~20℃と高いこと、
面白いことに赤と青では発熱温度が違うことなどがわかりました。
これは放射温度計でも同じデータを示しています。
次はLED信号機を測定してみましょう。
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